試合は練習の一環!?

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練習に耐えて耐えていざ本番となったら「目標達成出来ないかも」と弱気になる人がいます。


練習では設定タイム通りにできるのに、レースになったら出来ないと思う必要はありません。


辛い練習に精一杯取り組んできたのなら、気負いすぎることなく、練習のように走れば結果はついてくるはずです。

この言葉は、「試合は練習のように」ですが、逆を返せば「練習は試合のように」になります。


練習を精一杯取り組んでいなければ、「試合は練習のように」という言葉は通用しません。

「練習は試合のように」を実践するには、自分がどうなりたいかがイメージ出来る必要があります。

優勝を狙うのか、入賞を狙うのか、自己ベストを狙うのか目的によって練習内容も必然と具体的に変わってくるはずです。

ただ一生懸命頑張るだけでは本番で役立ちません。
練習もある程度の緊張感、試合のようなエネルギーで取り組むからこその言葉だと思います。


目標が3000mを10分00秒だったら1500mは5分、1000mは3分20秒、400mは1分20秒、200mは40秒、100mは20秒で走らなければなりません。
インターバルトレーニングであれば、設定を1000m3分15秒、400m1分15~18秒など、3分20秒を楽に走れるように練習していけば3000m10分00秒は達成出来るのではないかと思います。
イメージが具体的になれば、練習の組み立てもしやすくなります。

また、試合当日は「いい所を見せなきゃ」とついつい気負いがちです。


自分に期待しすぎるから、緊張しすぎたり成果が発揮できないんですよね。日本代表になるような選手は別かもしれませんが、自分が思っているより他人は自分を見ていません。


「見られている」という自意識過剰な考えは捨てた方が良いですね。

本番に「自分はこれだけやってきたんだと」自信を持っていられるような取り組みが出来るといいですよね。

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