やれば出来るじゃん
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小出監督は
「Qちゃんは自分を他人と比べないから、
嫉妬もしなければプレッシャーもないんだよ」
と取材で答えたそうです。
他人の凄さを素直に認めること、そして自分自身の目標に一生懸命になること。
自分の目標のために必死に練習をしていれば
他人と比較することはなくなってくると思います。
練習でも試合でもそうですが、他人を気にするあまり
「あの子にはいつも勝てない」
「あの選手は速そうだ」
と考えていると、
自分の位置を決めてしまっているようなものです。
長距離であれば、
「私は第2集団だ」
「この子の後ろで走ろう」
と先頭に着いていたらもしかしたら自己ベストが出たかもしれない、入賞できたかもしれない機会を逃しているかもしれません。
「そんなこと言ったって、無鉄砲なことはしたくない。堅実に行きたいんだ。」
という気持ちも分かります。
でも、潜在能力に気づいていないだけかもしれません。多少無理をしてみると「意外とやれるじゃん」ということがあると思います。
自分でその可能性を捨ててしまっていたらもったいないですよね。
強い選手に
「あの人は才能があっていいなぁ」
と羨むだけではなく、
自分の100%出せるような取り組みをしたいですね。
ちなみに私は、
自分に甘いので100%の力を出すことができていませんでした。
ラスト勝負や競り合いになると一歩引いてしまい
必ずと言っていいほど負けてしまいます。
そこで私は「80%の力で競り合わずに勝てるように練習しよう」と考えていました。
そのためには100%の領域を広げる必要があります。
試合で頑張らなくてもいいように、練習を頑張るという感じです。
(そのせいか、人から見ると力を抜いているように見えたようで
「闘争心が足りない」
「もっといけるだろ」
と言われたりもしていました…)
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