『記憶』の上書き保存

26

『良くない記憶が残る』レース、場所がある選手は少なからずいると思います。

人によって様々だとは思いますが、なんとなく「相性が悪い」大会だったり、「勝てなかった」レース「目標に届かなかった」レースってありませんか?

その大会やレースに再挑戦するというのはとても勇気のいることです。

「またダメだったらどうしよう」

と考えてしまいがちです。

再挑戦して、克服できた時に止まってしまった時間が動き出します。

克服できずにいると、いつまでも頭の隅に良くない記憶が残り、「ダメだった自分」に自信をなくしていきます。
そして、引退したあとにも後悔が残ると思います。

少し勇気を出して一歩踏み出してみたら、案外難しい事じゃなかったなんてこともあると思います。

日常生活でも同じです。
「気難しそうな人に苦手意識を持っていたけれど、話をしてみたら案外気さくな人で、教わることが多かった」とか。

立ち向かうことで自信になり、また次の一歩を歩き出せます。立ち止まることも当然あるでしょう。止まってしまった時間が大切な時もあります。悩み苦しみ、ひと通り落ち込んだら、また自分が時間を動かしましょう。

誰かが自分の「良くない記憶」を上書きしてくれる訳ではありません。自分が自分らしく生きていくために、堂々と歩いて行けるように勇気を持って乗り切っていきたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?