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とりま、大英博物館、というか必ず行く

イギリスに来たら、大英博物館!というくらい,毎回来てしまうところですが、今回ももちろん行きました。

考古学のコレクションとしてはわたしの好みど真ん中な博物館。

ホテルもラッセルスクエアに近いタヴィストックホテル。大英博物館は徒歩7.8分という立地が決め手と言っても過言ではないくらい。

比較的空いている裏口。

正面玄関は行列がすごいので…裏口から。ラッセルスクエア駅側からアクセスするなら,裏側のが近いのでおすすめです。

入場料は相変わらず無料。しかし、荷物チェックがあるのでカバンは開けて見られてもいいようにしておくのが大事。

博物館と美術館は興味ない人にとってはまあ『で?』という感じかもしれませんが、私はワクワクします。記憶力が弱いので、何回みても飽きずに感動してます。

小さい頃からの趣味で、絵や物にその時の思想や文化が表れてることが興味深く感じるのです。

占星術を生業にしてる今は古代メソポタミアやエジプトに萌えまくります。

大きなスカラベ!
スカラベは太陽と日の出に関係した神様の遣い


西洋占星術と日本語では言われていますが基本的に占星術はメソポタミアで夜の月と惑星、エジプトで太陽周期、ギリシャで星座とエレメント概念が合体したヘレニズム文化のもの。

地平線を司るホルスなどはアセンダントの神!ホルス,ホライズン、地平線の英語の語源でもあります。


久々に大英博物館に行ったら配置換えがすごい。

どこになにがあるかは同じなのですが展示されてるものがかなり違う!

毎回館内案内のMapを買わせる作戦かと邪推したくなる笑

5年前に買った2ポンドの地図を持参しましたが、ちょっと配置変わっててあまり役に立たず現在の地図は10ポンドで日本円2000円!となり購入しませんでした…円安め…

ラムスフィンクスかわいい
ライオンヘッドの女神、セクメトたち

記憶が曖昧だからかもしれませんが…いくつかお気に入りがいなくて寂しくなりました。動物系の像が好きなので,ひたすら動物型の神に礼拝行脚。

みんな大好きバステト
こちらもみんな必ず見る、一階のトップアイドル『ロゼッタストーン』
イケメン、ラムセス2世

今回は一緒に行ってた若者が2階に用事があり、2階中心に見ました。いつもギリギリの予定の中大英博物館に行くので2階に上がるのは久々な気がする…

2階もエジプト満載、主にミイラがあります
これ2階に移ったのか?!と思いましたが
モザイク・ラピスラズリの箱
ゴージャスゴートさん、ビラビラ付きもお隣に。

英国に来たからには英国の文化も見ます。

サクソン人が使ってたぽい兜、無骨さがそれっぽい

何故かあんまり写真撮ってなかったです。たぶん、夢中で見てて写真忘れたのだと思います。11時くらいからぶっ通しで見てたので…


大英博物館は、ある程度その成り立ちを知っといた方が楽しいかもしれません。2階は特にヨーロッパの文化圏が多いので、一階にあるみんなのアイドル的なわかりやすい有名どころではないものが多く(有名なミイラはあるけど)、

世界史とかの流れをサラッとおさらいしてきて挑むとなかなか楽しめると思います。

特にローマ史と、ギリシャ文化なんかは知ってると遺物みたときにふむふむしやすいです。

これは日記が世に出版されてしまった方の像

英語での説明文なのでまとも読んでると楽しいですが色々消耗します。人が多くて椅子も取り合いなので、空いてる椅子あったらすかさず休憩したくなる。

休憩オヤツチャージ、レモンバウンド。博物館カフェのテイクアウェイですが美味しいです,これは。
水分補給も大事
水2ポンド(400円)です、水筒忘れずに…

大英博物館に関しては、攻略法はない気がしますが私が気をつけてるのは、

・オープンとともに入る、
・午前中もしくは15時以降。
・裏口から入る
・2階から見る
・みたいものを決めておく

かな。

2階のギリシャ・ヨーロッパのところ、1階のガンダーラ・インド文化は空いてる気がします。

油入れだったと思われる黄金の魚はキプロス文化あたり
インタリオもたくさんあって楽しい。
愉快なデザインですがゴルゴーン(メデューサ)柄の水瓶。ゴルゴーンはギリシャ神話の3魔女の1人。
ガンダーラ美術館、謎に魚ドーン
ストレートネック壺、アステカコーナーの方々
ぽんぽんぺいんシスターズ
(うそです、アステカの説明見忘れました)
John・Dee詣は欠かせない

“Nuu-chah-nulthはカナダの先住民族で、水晶の力が信じられていた。山の上で育ち富と幸運をもたらすお守りとして長老だけが扱うことができ、宝箱に保管されていた(以下略)”

とありますが,それもらってきちゃったんですねえと思いました。

水晶占いをしてる身としては、あちこちで水晶を信仰してるということが興味深いです。


これはほんと個人的に写真に写した一部なので、まだまだたくさんいいものがあるのが大英博物館です。

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