どこで暮らしていても

5日間の帰省を終え、きのう自宅に戻ってきました。
結論からいうと今日のnoteは家が大好きってことをいいたいだけなのだけど。

実家も好きだしのんびりできるけれど、自宅の玄関を開けた瞬間
言葉にしなくてもこころがただいまっていってた。

そう、私は昔から自分の家が大好きみたい。

こんな古……じゃなくって
迎える令和らしからぬ、とってもクラシックでノスタルジックなアパート(ものは言いよう)だけれど。
開けにくいトイレのドアも、ふたり入ればいっぱいなバスタブも、

そう、ぜんぶ好き。

ほんとうのことをいうと、実家に滞在していた数日、しばらく隠れていた今の暮らしへのモヤモヤがまた出てきてしまった。

何も考えず次に来る電車に乗れる気軽さとか
最寄り駅の「最寄り」という意味がちゃんと機能していることとか

ランチの途中、今日暑いしシュワシュワ飲もうよって食事の途中で思いつきでお酒頼めるのとか
湿りと雑多が混じり合うグルーミーなメトロの雰囲気とかとても懐かしく
車社会の今の生活が悪にみえてきちゃって
またこっちに戻って暮らしたくなったなぁという思いが溢れたのだけど

家に着いてソファに腰を下ろした時、心の底からホッとできた私がいました。

たぶん私、どこにいたって同じこときっとしてるし、同じように時には誰かを羨むし、
同じように寝起きが悪く、同じように珈琲と本が好きだよきっと。

そして今後どこで暮らしたとしても、間違いなく私の帰る部屋を愛することができるはず。

この同じソファで同じ幸せをこんな風に噛みしめることができるんなら
おそらくこれからどこで暮らしていても私は大丈夫なんだろうな、大丈夫であってほしいな

(たくさんの強がりを含めながら)思うのでした。

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