【ひろちゃんコラム #2】どちらが先に薪を焚べるか問題
こんばんは。
ひろちゃん@ドミナント です。
前回の続きの話。
札幌での集まりが合った日、僕は友人たちに
「一輪でいいから、奥さんに花を買って、贈って欲しい」
と伝えた。
その時の友人の一人で、
「嫁とはめっちゃ仲いいわけでもないけど、悪くもない」
と言っていたやつは、
といった。
ああ、わかるよ、わかる。
その気持ち、めっちゃ分かる。
そりゃそうだ。
どの夫婦にも今までの積み重ねがある。
お互いに簡単に気持ちを取り戻せないのも、
子どもがいたりすると二人だけのときと全然違うのも、わかる。
まず、次の短い寓話を読んでみて欲しい。
さて、まず、読んでみてどんなことを感じるだろうか。
気持ちが重くなってしまったかもしれない。
もしかして、お互いにもう寒いんじゃないのかい?
でもまだ間に合うんだよ。
まずはどっちかが火を着ければいいんだ。
で、どっちかが寒いからと火を着けたとて、
きっと次は
「さっき俺が火を着けたんだから、次はお前が薪を足せ」
「あなたが薪を焚べたら、わたしも薪をいれるわ」
とか言っちゃって、また喧嘩が勃発するかもしれない。
自分も寒いのに痩せ我慢して、
相手に温めてもらうことを望むかもしれない。
自分が先に薪を焚べるのは、損した気持ちになるのもわかる。
「俺の方が」「私の方が」
「がんばっているんだから」
「大変なんだから」
「仕事しているんだから」
「子ども/親の世話をしているんだから」
「お金を稼いでいるんだから」
そんな事を言っていると、
二人とも暖かくもない、
とはいえ凍えるほど寒くもないけど、快適でもない、
そんな部屋で貴重な時間を過ごすことになってしまう。
どちらかというと寒い部屋
それでいいのかい?
時間が経つと、お互いの気持ちが変わってくるのも、わかるよ。
とはいえ、どちらかが薪を入れなければ、
お互いに冷え切っていくだけなんだ。
「スタートをどちらが始めるか」も大切だけれど、
もっと大切なことは
「二人で暖かい部屋を作る」と決めること
だと思う。
それは簡単なことじゃないのは重々承知。
だけど、まずは自分から薪を焚べてみよう。
損してみよう。
勇気出してみよう。
リスクを冒してみよう。
失敗してみよう。
相手を喜ばそうとして失敗したなら、
喜ばせようと行動できた自分を褒めてあげたらいいじゃない。
相手のために動けたことは、
とっても素敵なことだと思うよ。
よりよいパートナーシップを望んでいるあなたを応援しています。
by ひろちゃん@ドミナント
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