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1997年生まれ 社会人 写真を撮ります INFP エニアグラムタイプ4

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1997年生まれ 社会人 写真を撮ります INFP エニアグラムタイプ4

最近の記事

承認欲求

目立ちたくは無いくせに 他人と同じではいたくない あまり言いふらしたくない つまらない承認欲求がわたしにはある だからわかりやすいお世辞で 容姿を褒められたりするよりも 個性やセンスを褒められることが 何よりも嬉しいのだ 写真もその中の一つ 「感性が好きです」 「色合いが好きです」 人が何気なく通り過ぎていく日常を 美しいと思ってそれを形に残すその感性が わたしにはなくて良いと思うと言われた時は そのままそっくり録音させてほしいと思った #日常 #エッセイ #写真 #I

    • 漠然とした不安

      自分でも何が怖いのか、 何に怯えているのかかわからず ただただ不安に襲われることが たまにある。 遡れる一番古い記憶の自分を思い出して 今までどうやって生きてきたか 生きる意味を考える ご飯を食べても食べていなくても 胃がモヤモヤと気持ち悪くて 悲しいわけじゃないのに涙が出て そんなときは早く意識を飛ばしたいのに 一向に眠りにつくことができなくて やっと眠れたと思ったら悪夢がはじまる わたしは何が怖いんだろう 何を不安に思っているんだろう 死にたいわけじゃないし、死

      • 不幸の優しさ

        ハッピーエンドで終わる映画でさえ 中盤で起こるハプニングに心臓をえぐられる 毎日懸命に生きているのに どうして試練のように不幸はやってくるんだろう 人間は愚かだから、毎日が幸せだと それが幸せということも それがありがたいことも忘れてしまう そんな風に幸せが平凡になってしまうことは やってくる不幸よりもきっと、不幸かもしれない そう考えたら人生に降りかかる不幸は 幸せを幸せと人間に感じさせてくれる 優しさかもしれない #エッセイ #日記

        • 湯ぶね

          たまにあたたかいお湯に入る ちょっと面倒だけど 化粧を落として、髪をとかして 冷えた足先と指の先に血液が巡って むくみが取れて笑顔の仮面が剥がれたら なんだか不安だった気持ちもお湯に溶けていく 良い1日で終わらなくたって わたしが歩いて行かなくたって 明日は明日の方からやってくるし #日常 #エッセイ #湯船

        承認欲求

          暗闇に包まれるまで

          夕方と夜の間、太陽が姿を隠し、それでもまだ地球を照らし 空が青、紫、オレンジやピンクに彩られる時間が好きだ 昼間の燦々とした太陽によって芯から暖まった体に 冷たい空気が隅々に行き渡って全てがリセットされる この時間は自分の心の鎧が剥がれて、 いつもよりいっそう脆くて弱い心が現れるけど わたしがわたしを素直に肯定できる時間だ わたしがわたしとして生きている時間だ この時間を独り占めしたいけど大好きな君に共有もしたい こんな時に思い出すのが君なのが少し悔しくもあるけど 隣に

          暗闇に包まれるまで

          フラグ回収

          覚えている中で一番古い記憶は高校3年生の時、 大好きな海外男性アーティストグループの夢を見た わたしの高校、小さな体育館で彼らが歌を歌い、 クラスの中(もしかしたら学年)公式で 大ファンだったわたしは彼らと話す機会を得た。 導かれるようにそのグループの いわゆる最推しメンバーの元へ 行こうとしたわたしを彼は少し涙ぐみながら 「今日は彼と話しなよ」と わたしに他のメンバーとの交流を進めた。 少し疑問に思いながらもそのメンバーと会話し、 握手し、ハグをした。 目が覚めると

          フラグ回収

          一本締められなかった年末

          誰だ忘年会なんて言葉、会合を作ったやつは 忘年会なんかで忘れられることなんて もうとっくに忘れてるだろ しかも忘れるな、次に活かせ という悪態を心の中でネチネチを呟きながら 2022年の忘年会は終盤を迎える。 お偉い方に最後の挨拶を任せ わたしが会を終わらせようとすると 「PALUさん最後一本締めで締めてよ」 うるさいな、アルコール臭すごいんだよ とは言えず、そして早く帰りたいわたしは 「お手を合わせて、せーのっ」 間違えた、ていうか一本締めってなんだっけ #

          一本締められなかった年末

          警察官の皆様お疲れ様です

          ピンポーン、自宅のチャイムが鳴る。 宅急便や訪問者の予定がない場合、 わたしは通常居留守を決め込む。 今日も例外なくチャイムの音を無視し スマホをいじるわたし ピンポーン、また鳴った。 二回くらいならまぁ、よくあるだろう 宗教の勧誘、何かの集金 ピンポーン、今日はやたらしつこいな。 まぁまぁしつこいのでドアスコープから外を除く。 何と警察官が立っていた。 え、わたし何かしたっけ? 不燃ごみの回収日じゃないのに ゴミ出したのバレた? 慌てて扉を

          警察官の皆様お疲れ様です

          空想世界

          教室に悪い奴が入ってきて 魔法や超能力で倒したり 海外に住んでいる恋人がわたしに会いたくて 日本にやってきたり ある日街で突然スカウトされ 作詞作曲のできるカリスマアイドルラッパーになったり キラキラと刺激的なわたしの空想世界では 現実世界よりも生き生きしていて 空想世界にいる時間が長ければ長いほど 本当のわたしはこっちなのではないだろうか そう考えたりもする 現実の世界のわたしは抑制されていて 本当はもっと色々なことができるのではないか これももしかしたら空想世

          空想世界

          ずる休み

          目覚ましが鳴る音 カーテンの隙間から見える朝の空 ぼんやりする頭とだるいからだ だめだ、ベットから起き上がれない 絶対に体調が悪い、これはきっと高熱だ 重たいからだに力を振り絞り 体温計を取りに行く 熱があったら、微熱でも今日は会社を休もう コロナ禍になってから体調不良で休みやすくなった そういえば元上司には 仕事もろくにこなせないなら体調管理くらい しっかりしないといけないと言われたな 体調管理なんて、どう健康に生きようとしたって 風邪はひくし病気にはなる ピピピ

          ずる休み

          INFPのわたしが1日の終わりに聴く曲

          今日も良い1日だったと思える日だけが良い1日ではないし それに1日を良い日にしなくたって良いし でも何かが喉につっかえて眠れない日には 電気を消して、お気に入りのムーンライトに灯りを灯してほっとしている。 そんな夜にわたしが聞いている優しい曲たち 「でもこの1日が終わるじゃん」わたしはこの言葉にすごく救われた。 別に、何か劇的に変わったわけじゃない、何かモヤモヤが解決したわけじゃないし別に明日に希望を持っているわけでもない。 でもしんどかった今日が終わって、やっと終わった

          INFPのわたしが1日の終わりに聴く曲

          名ばかりの肩書き

          相変わらず、名ばかりの肩書き。 わたしは何をしているんだろう、させられているんだろう。 必要なことは一つも事前に教えてくれないくせに。 あ、今日は人手が足りないの? あ、今日は簡単な英語で会話できる人が必要だった? ちょっとした雑用。 過程を大事にしたいわたしにとって 結果だけ関わっても達成感なんかなくて 小さなモヤが積み重なっていく日々だな #エッセイ #日常 #仕事

          名ばかりの肩書き

          NewJeansの「'OMG' 」MVを視聴して色々考えたこと

          New Jeansが2023年1月2日'OMG'でカムバックした 2日後にMVを視聴した。 というのもツイッターに飛び交っていたMVへの考察に とても興味をそそられたからである。 ここでは考察の詳細については書きません。 気になった方は「NewJeans MV 考察」で調べたら 大量に出てきます。大漁に 率直に感想を述べると個人的には 不気味でメッセージ性があって好きだった。 'OMG'のMVでプロデューサー(ミンヒジン)が 伝えようとしたメッセージは K-POPアイド

          NewJeansの「'OMG' 」MVを視聴して色々考えたこと

          帰省後最初に言われた言葉

          2022年も終わりを迎え、新年を迎えようとしている現在。 実家に帰省したり、国内旅行をしたり、海外旅行をしたり もちろん変わらず仕事をしている人もいるんだろうな。 わたしは実家に帰省組。 コロナ禍以前はゴールデンウィークに帰省したりもしていたが 最近は年末年始のみの帰省となっている。 久々の帰省、特に心境は変わらないが帰省早々言われた 祖母の一言は不快な気持ちにさせるものそのままだった。 「結婚はまだなのか」 帰ってきて早々それ? おかえりじゃないの? もう呆れて言

          帰省後最初に言われた言葉

          結婚式の印象が変わった話

          今年の夏、わたしは人生ではじめて 友人の結婚式に参加した。 彼女は専門学校で知り合った友人で、 お互い上京してきて、 かつ地元が一緒だったこともあり 当時は半同棲状態で彼女の家に 入り浸ったりしていた。 彼女はコロナ禍で籍を入れ、 タイミングを見て挙式の準備をしていた。 そしてわたしは1年前から 結婚式の日取りを伝えられ その日は何がなんでも予定を入れずに 生活していた。 彼女の結婚式はもちろん楽しみではあったが、 わたし自身は「結婚式」に あまり魅力を感じない人間だ。

          結婚式の印象が変わった話

          わたしのなりたいわたし

          自分のなりたい姿に わたしはなれてるのだろうか。否。 特別な何かになりたい、 なれると思っていたあの頃のわたしが 今のわたしを見た時に何を思うだろう。 自分の人生を変えたくて国を跨いでみたり、 窮屈な地元から抜け出したりしてみたけど 今わたしはこの狭いコンクリートジャングルで必死に安定に縋り付いている。 わたしの心はわがままで、ぐらぐらで 誰かと違う道を進むのは怖いけど 「その他大勢」にはなるのは嫌だという もう一度考えてみよう。 思い立った方に進んでも良いかもしれ

          わたしのなりたいわたし