Luna

アラサー主婦です。過去の恋愛をエッセイとしてまとめています。

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最近の記事

Iくんとの忘れられない4年間⑤(終)

 内定が出たあとの私は少し余裕が出て、サークルに久しぶりに顔を出すことにした。Iくんは別れた後も友達ではあって、友達として私の内定をとても喜んでくれた。別れた後も彼に彼女はいなかったし、私にも彼氏はいなかった。  大学4年の夏。別れた後も、やっぱり私は彼を忘れられず。だめもとでサシ飲みに誘ってみたら「いいよ」とのことで、2人で飲みに行った。2人で過ごす時間はとても楽しかった。飲んだ後はカラオケに行った。付き合っているときもよく2人でカラオケに行っていたな、そんなことをふと思

    • Iくんとの忘れられない4年間④

       サークルの同期は女子が多くて、唯一の男子だった彼は、次期代表を見据えて、サークル運営のほうにも携わっていた。サークル内で、私たちが付き合っていることはみんなが知っていたけれど、サークル内でカップルっぽさを出すことはしなかった。あくまでサークルはサークル。  私が大学3年、彼が2年に進級すると、サークルにはたくさんの後輩たちが入ってきた。同時に彼はサークルの代表となって、後輩に慕われる存在となった。  一方私はというと、ゼミに就職活動に…と忙しく、なかなかサークルに参加す

      • Iくんとの忘れられない4年間③

         京都旅行。Iくんはキラキラしていた。受験勉強からの解放。大好きな彼女との旅行。そりゃキラキラして当然だ。  私自身は緊張していた。今晩ついにIくんと…。なんとなく見聞きしたことはあるが、未知の体験すぎて怖い。痛かったらどうしよう。  夜がふけてホテルの部屋でふたりきり。Iくんはまずハグをしてくれて、少し緊張した声で「…いい?」と。私は「いいよ」と答え、あとは身を任せた。  はじめてを大好きな人と経験できたのは本当に幸せなことで、なんだか感極まって涙が出た。Iくんにとっ

        • Iくんとの忘れられない4年間②

          前回の更新からだいぶ日が経ってしまった。 けれど、やはりIくんとのことはここに書き残しておくべきと思って深夜1時に筆を取っている。 Iくんとおつきあいをはじめて、人から愛される幸せをたくさん知ることができた。毎月記念日にはささやかなお祝いをして、手紙を交換した。その手紙には、Iくんの綺麗な字で「絶対結婚しようね。」と書かれていたりもした。 高校生ながら、かなり真剣にお付き合いをしていて、私自身「このまま高校大学卒業して就職したらIくんと結婚するんだろうなぁ〜」と思ってい

        Iくんとの忘れられない4年間⑤(終)

          Iくんとの忘れられない4年間①

           春休みが明けて、高校3年生になった。私の通っていた高校は、自分で言うのもなんだが、県立の中で一、ニを争う進学校。みんな地元の国公立を中心に、中には東大・京大目指して受験勉強を頑張り始めていて、IくんとSくんから、昼休みの勉強会のお誘いをもらった。「クラスは変わったけど、昼休み一緒に勉強しようよ。」と。  春休み中から、Iくんとの関係は少しずつ変わりはじめていたように思う。Mくんに振られた後日、Iくんと待ち合わせして、タリーズでお茶を飲みながら、2人で4時間くらい喋り通した

          Iくんとの忘れられない4年間①

          人生ではじめて、告白をした

           Mくんと隣の席になったのは、高2の夏だった。中学時代のAくんしかり、隣の席の男子を好きになりがちだった私は、Mくんのことも好きになった。Mくんは身長は162センチで私とあまり変わらなかったが、切長の目と黒縁メガネがよく似合っていて…要するに顔がドストライクなのだった。笑  Mくんには親友がいた。ひとりはSくん、もう1人はIくん。当時の私の親友のうちのひとりは、Sくんのことが好きだった。 「お願い!Sくんのこと、協力して!」  そう親友に言われ、合唱部だった私は、私たち

          人生ではじめて、告白をした

          高1の夏、Kくんに恋をした。

           受験に成功し、第一志望の高校に入学した。委員会を決めるときに、なんとなく立候補した会計委員。1クラスにつき男女1名ずつ選出する必要があったが、その相方がKくんだった。  夏は学校祭の季節。会計委員は、クラスのみんなの領収書の処理で、仕事がたくさんあった。放課後の教室、Kくんと2人で作業をするうちに、私たちの距離は近くなった。お互い連絡に必要だからと、ケータイの番号を交換した。プライベートで連絡を取り合うことはなかったけれど、不意に電話がかかってきて、電話越しに彼の低めの声

          高1の夏、Kくんに恋をした。

          中学時代のAくんの話

           出席番号が早かったので、小学校の時からずっと隣の席はだいたいAくんだった。でも小学校のときは、特に何も思っていなかった。中学生になってはじめて、何がきっかけかは忘れたけど、「あ、私、この人のこと好きかも」と思った。  Aくんは、あまり人前に立ったり目立つタイプではなかったけれど、端正な顔だちをしていて、身長も中学生なのに178センチもあって、今になって思えば密かにファンはいたのだと思う。ただ、当時の私は鈍感すぎて、自分の中の恋心を処理するので精一杯で周りのこととなんて考え

          中学時代のAくんの話

          いろんな恋をしてきたので、書き残そうと思う

          こんにちは。 私は、たくさん恋愛をしてきた。 婚活してた時期もあった。 酸いも甘いも経験して、今は最愛の夫と暮らしている。 ただ、最近、昔好きだった人たちが夢に出てきて。 これは自分の中で消化してきれていないのかな? そう思ったので、文章に認めていこうと思う。 私の経験が、恋愛に悩んでいる女性たちの何か励みになれば。 では、次の投稿から、書いていこう。 これから、よろしくお願いします。

          いろんな恋をしてきたので、書き残そうと思う