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ロバート サブダ とびだす絵本

とびだししかけ絵本・・・という紹介になっている。
私が小さい時には、とびだす絵本と言っていた。

夢があって、好きなのだ。

その中でも、ロバート サブダ作の絵本は秀逸で、
発想もだが、仕掛けが素晴らしい。
どうしたら、こんな風に考えられるんだろう?と、立体センスのない私は、
ひっくり返したり、裏を見たり・・・大人なのに夢中になる。

不思議の国のアリス、オズの魔法使い、ピーターパンに美女と野獣・・・
そして、恐竜の本まで。

本を選ぶ時、私はまずくんくん匂いを嗅いでしまう。
ふぅ、と息をしてから、一頁目を読んで、好きかどうか?を決めるのは
楽しい作業だ。
インクの匂いが好きで、本は紙でできていないと落ち着かない。

しかし、このとびだす絵本たちは、そんな暇を与えない。
開いた瞬間、ひゃあ!

このトルネードは!このトランプは!
なぜ?引っかからないでしまえるの?

そんなことより、美しい。

何度見ても楽しめる。
特に、元気をなくしている時の大人のお薬のようなものだ。
簡単に、この世から違う世界へタイムスリップできる。
物語の世界に入り込むための視覚的要素満載だ。

現実逃避をして、戻ってくると、
あら?元気になっている。




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