34.旅ラジオ#10...フィンランド🇫🇮ムーミン美術館の見学と私の価値観が変わった時のこと。Perryの裏話。
こんにちは、Perryです。
旅ラジオを更新しました。
今回はいよいよムーミン美術館に行きます。
個人的に、見た目は何だか公民館のような雰囲気だと思いました。
それもそのはず、タンペレホールと呼ばれるコンペンション施設、すなわち会館です。
中はとても綺麗で、入ってすぐにはムーミンのお土産屋さんが目に入ります。
お土産屋さんの隣にはチケットカウンターがあり、私はここでチケットを買いました。
お値段は12€です。
チケットはレシートのようなものでした。
目の前には有料の荷物預かりカウンターもあり、冬など上着で荷物がかさばる時は預けることができます。
私は当時、ケチって預け入れはせず、荷物も上着も抱えて入場しましたが、皆さんはきちんと預けていくことを強くおすすめします。
私も今なら絶対に預けることでしょう。
入り口は自動ゲートになっていて、レシートにあるバーコードをスキャンするとゲートが開きます。
入り口の雰囲気はムーミン谷の森をイメージしているのか、とても可愛らしくワクワクします。
中に入るとスタッフが順路の案内をしてくれます。
しかし、なんと、たまたま遭遇したそこのスタッフは日本の女性の方で、ものすごく驚きました。
旅先で現地の人と何気なく会話をすることも多いですが、邦人を目にすると何故かシャイになります。
日本国内ならそのようなことはないのですが、これは本当にどういう仕組みなのでしょうか。神さま。
さて、改めて中に入るとガイドブックが渡されます。
ガイドブックは日本語のものを渡してもらいました。
これは帰る時に返却します。
ムーミン美術館の展示は作者である、トーベ・ヤンソン氏の生涯に沿って、作品順に展開されます。
私も全てのお話は知らなかったのですが、知識はなくともその都度、解説があるので十分に楽しめます。
見学していると、後ろから幼稚園の遠足か何かで来たと思われる子供たちの集団がやってきました。
先生の話すムーミンの逸話に嬉しそうに声をあげて楽しんでいる様子を見ると、心が和みました。
展示にはさまざまな仕掛けがあり、一筋縄では終わらせない演出にも感動しました。
見学すること45分。
とても温かい気持ちになって博物館を出ます。
帰る前にお土産屋さんで、選りすぐりのお土産を探します。
予算は20€程度、およそ3000円程度で探しました。
しかし、さすがは北欧価格。
どれもお目が高いものばかりで、欲しいもの全てに手は届きませんでした。
結局、家族に頼まれていたムーミン一家の置き物と、シャンプーと香水を買いました。
自分の分はお預けです。
さて、私はムーミン美術館を後にし、少しタンペレの街を散策することにしました
しかし、前回、紹介した通り、足場が悪く、なかなか、うまく前に進めませんでした。
ムーミン美術館とは反対側に来ると、駅からまっすぐ目抜き通りが広がります。
ここの大通りには飲食店や大手百貨店のストックマンなどがあり、街を歩くだけでも楽しかったです。
大通りを抜けると川沿いに出ますが、風が強く、とてもこれ以上歩くのが厳しいと思い、引き返しました。
すると、裏通りにレコードショップを見つけたので中に入りました。
物色すること1時間半。
レジに行くと、店員さんが相手をしてくれません。
目の前に行って身ぶり手振り呼び止めると、彼は「何故、君は挨拶をしないんだ?」と言いました。
私はよくわからなかったのですが、どうやらフィンランドではお店に入る時は必ず店主とお互い挨拶をする文化があるそうです。
日本だと、店員さんが一方的に「いらっしゃいませ」と言って終わることが多いですが、ここで私は今まで気がつかなかった指摘に衝撃を受けました。
お会計を終え、ありがとう。ごめんなさいというと、彼は笑顔になり、旅を楽しんでと言ってくれました。
私はそれ以来、普段から挨拶ができる人間になろうと、また1つ成長できたのでした。
いかがでしたか?
今回はここまでです。
次回もお楽しみ!
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ではでは。
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