#239 うつ病発症110~111日目・発症後384日目 ~号泣して苦しい日々を乗り越えよう~

今日でうつ病発症から384日目です。僕は,今日で384日連続で働いていないし,これからもう少し働かない日々が続きますが,元気に生きることができています。

最近,『もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術』を読んで,何か1つ,伝えたいメッセージを繰り返し伝えることが大切だという部分に感銘を受けました。

繰り返し伝えないと,その人のキャラとして定着しないからこそ,繰り返し伝えることが大事なわけです。とはいえ,僕には,繰り返し伝えたいメッセージ,僕の「キャラ」として確立したいメッセージがまだ思い浮かびません。

もう少し,試行錯誤していこうと思います。

「試行錯誤」といっても,まだまだ,やれる範囲は限られていますが・・・( #更に一歩踏み出すのが難しい )。

さて,前置きはこれくらいにして,今日もうつ病の経過を記録していきます。(第1回目はこちら。第2回目も大事なのでこちらからどうぞ)

【過去のこと・思い出したこと(発症110~111日目)】

このブログでこれまでの経緯を結構きれいにまとめられたと思っているので,ご覧くださるとうれしいです。

さて,昨日からの続きです。

・10月27日㈭:この日で,うつ病発症から110日目,実家療養を終えて一人暮らしを再スタートさせてからは31日目です(9月27日~)。この日も睡眠時間がスマホに記録されていませんが(10月は一切睡眠時間の記録がありません),前の晩の寝つきは悪かったようです。うつ病発症から110日経過しても,調子の悪い日が続いているようですが,とはいえ,この日は眠剤を服用せずに眠ることができています。午前10時頃まで眠れているようです。ぐっすり眠れたようですが,調子が悪いのは相変わらずなので,一日中自宅に引きこもり,午後6時26分になって初めて外出しています。この外出は,夕ご飯の調達だけでなく,散歩もしています。近所を30分ほど散歩して,夕ご飯をスーパーで調達し,7時12分に帰宅しています。

実家療養していた頃は,夕方に散歩を取り入れる日も結構ありましたが,一人暮らしの自宅に戻ってからは,おろそかにしていました。というのも,一人暮らしを再スタートさせてしばらくすると,大きく調子を崩し,散歩すらできないような状態になったからです。一人暮らし再スタートから31日経過してやっと,夕方に30分ほど散歩ができるようになりました。

こう見ると,回復のペースは本当に遅いなあと実感します。1日ごとに見ると,調子の良い日悪い日が入れ替わり立ち代わりやってくるので,回復に向かっているのを実感するのは非常に難しいのですが,もっと大きなスパンで回復の経過を眺めると,徐々に回復していることが見て取れます。

回復途中は,目の前の,その日1日を調子良く暮らす(僕の場合,その日の晩に安眠すること)に目が行きがちですが,もっと大きな視点で回復の経過を見ることが大事です。

ていう理屈はわかっているんですけどね。

それが実際にはめちゃくちゃに難しいのです。そもそも,日々の睡眠がロクにとれていないので,頭が全然働きません。目の前の疲労感にやられて,脳ミソが機能不全を起こしているのに,「もっと大きな視点で」なんてできるはずがありません。目の前の疲労を,どうにかこうにかごまかして初めて,「大きな視点」を持てるわけなので,目の前の疲労感・無気力感にどう対処するかが,大きな問題だと思います。

僕の意見としては,「泣くこと」が有効だと思います。涙を流して号泣すると,ふっと気持ちがラクになり,安眠の可能性が高まるような気がします。僕の場合,B'zの「Wonderful Opportunity」を聞いて号泣したり(こちら),エガちゃんねるを見て号泣したりしました(こちら)。

「号泣」の沸点は,人それぞれです。「泣ける映画」なんて見ても,自分が号泣できるかどうかは全く予想できません。

「号泣」が,目の前の疲労感・無気力感を回避する方法として有効と書いておきながら,号泣する方法が,人それぞれでわからないという結論になってしまって大変申し訳ないのですが,僕の経験談からは,そうとしか言いようがないのです。↑のようなきっかけで号泣するなんて,僕自身も全然予想できませんでしたから(笑)。

結局,目の前の疲労感・無気力感(そして不安感と恐怖)に直面しながら,何かしらをして生きていくしかありません。その「何かしら」に,きっと号泣できる瞬間が埋まっていて,その瞬間がやってきた際に,思いっきり号泣して,目の前の疲労感・無気力感を紛らわす,ということになります。

全然役に立たないことを書いてしまいましたが,どうか,号泣してください。思いっきり泣けば,目の前の疲労感・無気力感から解放されます。自分の中の「号泣沸点」を見つけてください。きっと,毎日の営みのどこかに隠れています。無理せずやりましょう。

・10月28日㈪:この日は寝つきがよかったようです。「寝つきの良い日と悪い日が繰り返し訪れる」という,いつものやつです。寝つきの悪い日があったら,必ず,その後に寝つきの良い日がやってきます。この日の時点でも,寝つきの良い・悪いの移り変わりを何度も経験しているはずなんですが,まだまだ,目の前の状態に一喜一憂していました。この日は,一人暮らしを再スタートさせて初めて,近くの整体に行きました。実家療養の頃に,人生で初めて整体に通うようになり,その気持ちよさを味わったので,一人暮らし再スタート後も,近くに良い整体があればいいなと思い,いろいろとネットで検索していました。

その結果,我が家の近所の整体に目星をつけ,この日実際に行ってみました。正直なところ,施術を受けてみた直後は,施術時間も20分ほどで短く,施術方法もなんかよくわからない,不思議なもので(コリに直接フォーカスをあてるのではなく,身体全体に施術する),なのに料金は4400円(税込み)で,実家で通っていた整体(1時間強の施術で税込3000円,アイスカフェオレ付き)と比べて非常にコスパが悪いな,通院はやめるかと思っていました。そして,施術後には,「1時間~2時間後に,眠気が出てくると思うので,そのときは眠ってください」なんて言われ,この発言に対しては,「こっちは不眠で悩んでいるのに,こんだけの施術内容で眠気なんてくるわけないだろ」と思い,全然信用していませんでした。

ところが,午前中の施術を終え,自宅に戻ると,午後にものすごい眠気に襲われました。そこで,整体師さんに言われた通り,我慢せずにベッドで昼寝したところ,2時間ほどでめちゃくちゃスッキリ目覚めることができました。これには驚きました。この「初体験」によって,僕は考えを一変させ,この整体院に全幅の信頼を置くようになりました(笑)。

施術は,本当に「無痛」で,かなり弱めです。施術時間も20分なので,「コリをほぐす」なんてことはできません。しかし,この整体院は,「身体のバランスを整え,きちんと自分で疲労を回復できるようになる」ことを目指していて,施術は,いわば「自分で疲労を回復できるようになるための手伝い」でしかないのです。

「バランスを整え,自分で疲労を回復できるようになる」という考えに共感した僕は,この日から今日まで,ずっとこの整体院に通い続けています。まあ,「整体」なんてまやかしかもしれませんし,実際に,医学的な効能は認められていません。「宗教」ともいえるでしょう。とはいえ,この整体に通院することが,僕の回復に大きく寄与したことは間違いありません。既に,かなりの金額をこの整体師さんには納めていますが(汗),これからも納めさせていただきます。「自分の身体に自分のお金を使いたい!」と思うようにもなったので!

→今日はここまで

【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症384日目)】

・今日できた仕事・勉強

今日は出勤しました。『どうして郵貯がいけないの―金融と地球環境』を読んでいました。

1993年の本でかなり古めですが,この本で竹中平蔵がオススメしていたので読みました。

「ジャーナリズムを感じた」と竹中平蔵はべた褒めでしたが,僕はさほど感じませんでした。内容としては,郵貯や年金が原資となっている「財政投融資」が,国内・国外問わず,地球環境を破壊し,それによって,一部の人たちだけが利益を得ている,というものです。このことは,既に『日本国の研究』で僕は知っていました。

だから,僕は,『日本国の研究』とは別の話が出てくることを期待していました。その期待は,財政投融資が,海外展開によって環境破壊しているという部分で満たされました。しかし,郵貯や年金が,太平洋戦争中の軍事費を工面するために設けられたことにかこつけて,従軍慰安婦の問題にも触れられていたのは,不思議でした。「日本軍に強制連行された」と主張する韓国人女性の話が,かなり詳しく書かれていましたが,強制連行されたことの裏付けはなく,でっちあげだったことは,現在既に確定しています。この本が刊行された時点では違いましたが。

そもそも,この本は,郵貯や年金が財政投融資となって,悪いものに使われていて,それに対する監督もできていないし,国民全体が無関心だということを示すことが目的のはずなのに,唐突に「従軍慰安婦問題」が現れるのは謎です。↑の目的と従軍慰安婦は関係ないのです。

僕としても,かつての日本軍が,朝鮮半島や中国大陸を侵略したことは否定しません。侵略戦争によって,現地の方々に大きな被害を出したのは間違いないでしょう。その侵略戦争に敗戦した国としては,「こっちだってたくさん死んだんだ!」と言い訳するのではなく,謝罪しなければならない立場だとは思います。

とはいえ,この本で従軍慰安婦を持ち出すのは,不可思議でした。こんな不可思議に従軍慰安婦の話が出てくる本を,竹中平蔵がオススメするのは,どうしてなんだろうと思ってしまいます。

僕としては,「ジャーナリズムを感じる」ということなら,大手を振って『日本国の研究』をオススメします。財政投融資の海外展開については書かれていませんが,国内展開については,めちゃくちゃに詳しく,なおかつわかりやすく書かれていて,おもしろいです。

・仕事・勉強以外に今日やったこと

特にありません!

【今日のうつ病】

昨晩は午前0時頃に布団に入りました。ここ2日間,寝つきが悪く,マッサージ機を首にあてて眠りについていたので,昨晩は,最初からマッサージ機を首にあてました。しかし,寝つきが悪かったので,もう一度マッサージ機をあてたところ,すぐに寝付けました。

「最初からマッサージ機をあてる」だと寝つきを改善できないのに,「寝つきが悪いなと思った後にマッサージ機をあてると寝付ける」という実験結果が出たことになります。難しいなぁ(;^_^A

今朝は,午前7時45分のアラームがなるまでぐっすり眠ることができました。結果的に,0時30分頃~7時45分まで眠れたことになります。まあ,それほど絶好調ではありませんが,ぼちぼちといったところです。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!

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