#70 不安な気持ちも悪くない
今日は朝から体調がすぐれませでした。
眠りの質が悪かったせいですね。
近頃は,毎晩よく眠れていたのですが,昨晩は,それに比べるとあまり眠れませんでした。
寝付きが悪く,中途覚醒もありました。
にもかかわらず,7時50分頃には目が覚めて(いつもに比べるとかなり早いほうです),熟睡感がありませんでした。
これで体調が崩れてしまうんですよ。
やわな奴だとか思われるかもしれませんが,そうなってしまうのです。
自分でも,どうしようもない。
こんなメンヘラアピールの文章なんて書きたくないんですが,真実そうなんです。
どうも,僕は無理すると眠りが悪くなるみたいです。
ある程度の疲労感は眠りの質を向上させるのですが,一定のラインを超えると,疲労が逆効果になるみたいです。
(一昨日から室内でできるインターバルトレーニングを始めたのですが(太ってきたのと体力づくりのため),これによって昨日は一昨日のトレーニングの影響で身体がバッキバキになっている中さらに高負荷のトレーニングをやってしまったため,ちょっと身体が無理したみたいです。それに加えて,かなり長文のブログも書いてしまい,かなり身体に無理があったみたいです。)
ざっくりいえば,無理すると,寝付きが悪くなったり中途覚醒したりして,翌日の調子が悪くなるのです。
「無理する」というのは「変化」とも置き換えられるかもしれません。
ちょっと日常に変化があると,バランスるが崩れて調子が悪くなる。
元気なときは,ちょっとの変化で寝付きが悪くなることなんて皆無でしたが,今は違うみたいですね。
トレーニングや長文のブログが重なる
こういった「変化」で,体調が崩れてしまう。
どうも変化に敏感です。
変化をストレスに感じてしまう。
ストレスを感じると身体がそれに対応します。
ストレスに「身構える」わけです。この「身構え」がうつ病の症状を引き起こしているのだと僕は考えています。
「ストレス」って生命の危機なんです。身体にとっては。
詳しくはこちらのブログで書きましたが,ストレスを感じると,身体はそれに備えるわけです。
「ストレスに備える」と,どうなるか。
生命の危機に直面しているから,寝てる場合じゃない
→寝付きが悪くなったり中途覚醒したりする
生命の危機に直面しているから,食べてる場合じゃない
→食欲不振
生命の危機=いつ危険が襲ってくるかわからない
→瞬時に命を守る最適な行動がとれるよう,周囲の音や臭いに敏感になる
そのため,うつ病の症状が出るわけです。
ストレスにさらされていると脳が考えるから,いつでも命を守ることができるよう,眠ったり食べたりする機能よりも,周囲の状況敏感に対応する機能を優先させるわけです。その結果,うつ病の症状が出てしまう。
本来,↑のような,命を守るための脳の機能は,必要なときだけ働けばよいのですが,そのコントロールがきかなくなったのがうつ病だと僕は考えています。
毎日毎日ストレスを浴び続け,それを発散できない状態が継続すると,脳が,「常に命の危険がある」と勘違いし,危機的状況がいつまでも続いてしまうことを前提に,身体の機能を変化させるのがうつ病だと思っています。
「身体の機能の変化」というのが,命を守るという目的のために,眠ったり食べたりすることよりも,音や匂いに敏感になるということです。
※僕は精神科医ではないので,ここの意見は,あくまで僕が素人的に考えだしたものなので,あしからず。
「ストレス」によって命の危険にさらされていると(脳が勘違いしている)ということは,いつ何に襲われてもいいように準備しておかなければいけないと脳は考えます。
そうすると,脳は,リラックスや安心な気持ちを与える副交感神経ではなく,怒りや興奮をつかさどる交感神経を優位にさせます。
だって,命の危険にさらされているのに,リラックスしているわけにはいきません。興奮状態をキープして,いつでも敵の攻撃に備える必要があるわけです。
その結果,眠れなくなる。
交感神経優位になっているんだから,眠れるわけありません。
今朝は,こういった経緯で症状が出たんだと思います。
トレーニングやブログを頑張りすぎた。
その結果,身体と脳がストレスを感じてしまった。
そのストレスで,僕の脳が,「命の危険にさらされている!交感神経優位!眠っちゃダメだ!」と勘違いしてしまい,僕を眠らせてくれなくなったのだろうと思います。
やれやれ,よくできたシステムではあるのでしょうけど(このシステムがないと進化の過程で淘汰されたでしょうね。命の危険にさらされているのにリラックスしているようなアホな個体はさっさと死んでいっただろうし(笑)。),勘違いするのは本当に困ったものです。
そして,「いつでも周囲の状況に瞬時に反応しなければ!」と脳が思うと,不安も感じます。
なぜなら,不安を抱いていたほうが,素早く反応できるからです。
だから,命を守るために必要な気持ちとして,不安が出てくるのは至極当然な気がします。
僕も今朝は不安を感じていました。
(おっと,ここでタイトルにもある「不安」というキーワードが出てきましたね。)
でも,不安って苦しい。
つらい
味わいたくない
本当に,「不安」という気持ちは味わいたくない。
何度も何度も,この「不安」という気持ちにさいなまれてきました。
本当に嫌な気持ちです。
命を守るために必要な気持ちなんだろうけど,
だから,僕らの脳にこの感情を引き起こすプログラムが設定されているんだろうけど,
それはわかるけどさ・・・
どれだけこの気持ちに苦しめられたと思っているんだよ!
不安って怖いんだよ!
不安という気持ちがなければどれだけ幸せに生きられるかと思うこともたくさんあったよ!
もう不安を抱きたくないよ!
不安をかき消そうと思えば思うほど,不安はどんどん大きくなるし
そりゃ,「不安」という気持ちは,何が不安かよくわからないところから発生しているんだから,不安を感じる理由を論理的・客観的に紐解いていけば不安は解消されるはずという理屈は理解できるけれど,とにかく不安なんだよ!
そんな理屈を冷静に頭で考えられる状態じゃないから不安で怖いんだよ!
だから,今朝は本当に嫌な気持ちでした。
「不安」でいっぱいだったからです。
「眠れなかった・・・」
「どうしよ」
「なんか,漠然と不安な気持ちがある・・・」
こんな気持ちに今朝はさいなまれてきました。
今朝は「不安な気持ちも悪くない」なんて,そんなタイトル思いもしませんでした。
でも,今日,このヤフー記事が目に入ってきたんです。
そして,その記事につけられていたこのコメントに胸を打たれました。
↑のコメントの真偽はわかりません。
それは確かめようがないし(江頭2:50本人も言ったかどうかなんて覚えてないだろうし),そもそも,真偽はどうでもいい。
「絶対大丈夫だから,頑張れよな」
この言葉で,それまで抱いていた不安がなくなりました。
そして,なんか江頭2:50から背中を押されたみたいで,嬉しくて嬉しくて涙がとまりませんでした。
恥ずかしながら,今日はエガちゃんに救われたんです。
エガちゃんが僕に嬉しい気持ちを与えてくれました。
ヤフーニュースのコメントなんて,世の中で最も真偽が疑わしいものだと思います。
でも,そんなのお構いなしで,このエピソードが,僕に嬉しい気持ちをくれたのです。
僕は,「幸せ」って「嬉しい気持ち」だと思っています。
嬉しいことがあると,嬉しくて嬉しくて涙が出ます。
涙を流すほどの嬉しい気持ちで心が溢れているその瞬間,とても満たされていて,幸せなんです。
だから,僕は,嬉しい気持ちを味わうために生きています。
幸せの正体である嬉しい気持ちを味わうことこそ,僕の生きる意味です。
エガちゃんのおかげで嬉しい気持ちを味わうことができた今日は,とても幸せでした。
たくさんの嬉し涙を流し,幸せで心が満たされていました。
エガちゃんの人間愛を感じたと言ってもいいでしょう。その人間愛がもっとも端的に表れていた「絶対大丈夫だから,頑張れよな」でした。
(あと,エガちゃんのYou Tubeチャンネルの1番目の動画(こちら)で,「死にたくなったらコレを見ろ!死ぬのがバカバカしくなるから!」も,僕の心に響きました。本当にそうだわ!死ぬのなんてバカバカしい!生きていればこんなに嬉しいことがあって,嬉しい気持ちをたくさん味わえるんだから!)
今日の嬉し涙は,不安な気持ちがあったから出てきたものです。
不安な気持ちが,エガちゃんの言葉ですっと消えたことで,嬉しい気持ちが何倍にも大きくなりました。
不安があると嬉しい気持ちが生まれるみたいです。
知っている人もいらっしゃるでしょうが,僕は知りませんでした。
だから,タイトルの「不安な気持ちも悪くない」につながっくるわけです。
不安な気持ちも悪くない。
だって,こんなに嬉しい気持ち=幸せな気持ちにつながるのだから。
うれしい気持ちって本当に幸せだわ。
このために生きてるって感じ。ビール飲んで「このために生きてる!」なんてもんじゃない。
嬉しくて涙が出る
この気持ちこそ,人生の醍醐味。
不安な気持ちがあるときに,「絶対大丈夫だから,頑張れよな」といってくれると,不安が解消されるんですね。そして,嬉しくて涙が出るんだなぁ
へぇー。
こういう喜びもあるのか。
ちょっと話それますけど,僕,こういった涙が出るほどの嬉しい気持ちになったときって,「進化の過程でこういう気持ちを生み出せる脳を持つ個体が生き残った結果,僕も嬉しい気持ちを味わうことができる。進化ありがとう!嬉しい気持ち生み出せる脳を持つ個体が生き残ってきたおかげで,僕も嬉しい気持ち=幸せな気持ちを味わうことができるよ!本当にありがとう!」という進化への感謝を示すのですが(ちょっとドン引きしないでください!),よくよく考えると,どうして嬉しい気持ちを生み出す脳を持つ個体が進化の過程で生き残ってきたんでしょうね。
つまり,「嬉しい」という気持ちを脳が生み出すことが,これまで人類が生き残っくる過程で必要とされた理由ってなんなんだろうということです。
喜びってどうして必要なんでしょうね?
これも結局子孫繁栄なのか?
家族や恋人といることに喜びを感じると,子作りや家族の面倒を見たりすることにつながり,生き残りに役立ってきたということなのかなぁ?
よくわかりません。
が,とにかく,進化に感謝。
おかげで,嬉しい気持ちを味わうことができます。
話を戻すと,
不安な気持ちがあると,それがすっと消えた時に喜びに転化することもあります。
今日の僕がそうだったように。
不安の解消が必ず喜びに変わるわけでもないし,喜びが必ず不安から生じるものでもないけれど,不安な気持ちも,幸せにつながる可能性があると考えられれば,いくぶんか気持ちも楽になりませんか?
それと,僕がめちゃくちゃ推薦している「うつは体から治せる」という本(リンク:こちら)でも,不安をつかさどるのは副交感神経とされています。
そして,幸せを感じるのも副交感神経とされています。
つまり,不安を感じることができるということは,幸せを感じることもできるということです。なぜなら,不安を感じられているということは,副交感神経が機能しているということであり,幸せを感じるための自律神経の体制が整っているということだからです。
逆から言えば,不安を感じられない人は,副交感神経の働きがにぶくなっており,幸せを感じられるような出来事に直面しても,幸せを感じられなくなっている可能性もあるということです。
だとすると,僕としては,不安を感じられないよりは感じられた方がいいですね。
だって,不安を感じられないと,幸せな気持ちも味わえないのだから。
もっと詳しくは,「うつは体から治せる」を是非読んでくださればと思いますが,ここに書いたことに照らしても,不安を感じていることが,それほど悪いことではないと思えてこないでしょうか?
「不安は喜びに変わることもあるし,不安を感じることができているということは幸せを感じる体制も整っている」
そう考えて「不安も悪くないよね」と思っていれば,精神的に楽になれるかもしれませんね。
僕もこれからそう考えることにします。
それではまた明日
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