#240 うつ病発症112~113日目・発症後385日目 ~385日連続欠働の僕は勝ち組~

サブタイトルのとおり,385日連続で働いていない「勝ち組」の僕が,今日もうつ病の経過を記録していきます。(第1回目はこちら。第2回目も大事なのでこちらからどうぞ)

【過去のこと・思い出したこと(発症112~113日目)】

このブログでこれまでの経緯を結構きれいにまとめられたと思っているので,ご覧くださるとうれしいです。

さて,昨日からの続きです。

・10月29日㈫:この日で,うつ病発症から110日目,実家療養を終えて一人暮らしを再スタートさせてからは33日目です(9月27日~)。この日はどうやら調子よさそうです。というのも,朝からかなり食欲旺盛です。朝ごはんをたくさん食べたのに,昼前には空腹を感じているようなので(笑)。

僕のうつ病の症状は,何よりも不眠を強調すべきなのですが,食欲不振もありました。不眠(寝つきが悪い・中途覚醒)→疲労感が回復しない→意欲低下・無気力感→食欲不振,といった具合で,不眠の症状が出て調子が悪い日は,食欲も減退していました。

ところが,この頃には,調子が良い日と悪い日を繰り返しながらも,だんだんと食欲が出てきました。実家療養していた頃(~9月27日)は,不眠の症状が出ずに熟睡できた日=調子が良い日であっても,以前と比べたて食べる量が半分ほどに減っていました。実際に,体重も,うつ病発症直前と比べて4㎏~5㎏ほど減少していました。

しかし,10月の終わり頃から,それまでの食欲減退を取り戻すかのように,調子が良い日には食欲が出るようになりました。食べる量も増えてきました。これを踏まえると,食欲というのも,調子の良し悪しを判定するバロメータだと思います。

この日は,昼の12時29分から昼ごはんを調達してすぐに帰宅し,その後,午後3時56分から整体に行っています。午後5時6分には帰宅し,6時38分に散歩がてら近くのコンビニに行っています。いったん帰宅して,午後7時にスーパーへ夕ご飯を調達しに行き,帰宅しています。

・10月30日㈬:この日も睡眠時間がスマホに記録されていませんが(10月は一切睡眠時間の記録がありません),睡眠は悪くなかったようです。食欲が戻ってきた影響で,近くのお店に外食に行くようになったようで,この日も「亀城飯店」という中華料理店に昼ごはんを食べに行っています。

いわゆる「町中華」で,チャーハンとから揚げのセットを食べましたが,量も多く,味もおいしかったです。今でもたまに食べに行く,行きつけのお店です。

その後,2時12分に図書館に行っています。どうやら,この頃から読書熱に火がついています。

一人暮らしを再スタートさせて,この日で34日目ですが,その間,仙人のように霞を食べて瞑想にふけっていたわけではなくて,ひたすらにYouTubeを見ていました。「YouTubeを見たい!」という,ポジティブな気持ちで見ていたわけではありません。調子が悪くて何もやる気が起きないのに,そんなポジティブ感情が湧き出てくるはずもありません。

何とはなしに,疲労感に包まれた身体で,パソコンやスマホの画面上に流れるYouTubeを見ていました。YouTubeには自動再生機能がありますから,そのおかげで,再生ボタンすらタップせずに,ずっとYouTubeを見ることができました。

そんな日々を過ごしていたときに,ホリエモンや西野亮廣さんにYouTube上で出会ったのです。もともと,カジサックが好きで(特に,芸人とのトーク動画),そのつながりで「毎週キングコング」を見るようになり,その結果,「なんか西野亮廣がおもしろいこと言っているなぁ」と思い,ひたすら毎週キングコングを見続け,ほぼほぼ見終えた頃に,西野亮廣さんの著書である『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』を買いました。

この頃に,ホリエモンの動画の影響で「メルカリ」も覚えました。初めてメルカリを使い,初めて購入したビジネス書が,『魔法のコンパス』です。購入したのは10月23日でした。この日,『魔法のコンパス』のほかに,『漫画 君たちはどう生きるか』と『バカとつき合うな』もメルカリで買いました。

10月23日の時点,つまり,一人暮らしを再スタートさせて27日目,うつ病発症から114日目でやっと,「本を読んでみよう」と思えるほどに回復したということになります。僕の読書趣味は,この頃=2019年10月23日から始まったことになります。

メルカリで↑の本3冊を購入した僕は,むさぼるように本を読みまくります。この3冊では飽き足らず,10月25日には,『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』と『多動力』も購入しています。

10月23日と10月25日の2日間で,合計5冊もの本を購入し,10月27日には『日本進化論』も購入しています。

現代の論壇をリードするインフルエンサーたちの書籍を立て続けに読んでいて,めちゃくちゃに意識高いように見えますが,僕は,純粋に「読書が楽しかった」のです。最近のビジネス書は,僕の想像をはるかに超えて読みやすく,なおかつ,書いてある内容も,いずれも目からウロコで,本当に刺激になりました。

読みやすさは想像以上で,僕も,ビジネス書を1~2時間で読み終えることができるなんて思ってもみませんでした。

これまでずっと,「本」といえば,法律の専門書ばかりを読んでいたのですが,一般向けの本を読んでみると,本当に読みやすい。その読みやすさに憑りつかれたのが,僕が読書にのめり込む第一のきっかけで,その次に,内容のおもしろさに魅力を感じるようになりました。

このように,メルカリで安く本を仕入れて読書することに大きな楽しさを覚えた僕は,「そういや図書館があるな」と思い立ち,メルカリよりも安く本を仕入れる手段に気づいたわけです。

それに気づいて,実際に最寄りの図書館を訪れたのが,この日(10月30日)でした。

僕にとって,図書館はめちゃくちゃにありがたい存在です。楽しみや刺激を与えてくれる本を,どれも無料で貸し出してくれるなんて,最高すぎます。

この日から,今にまで続く図書館ライフが始まりました。

→今日はここまで

【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症385日目)】

・今日できた仕事・勉強

今日は出勤しました。午前9時~午後6時30分まで滞在しました。『経済学者たちの日米開戦:秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く』を読んでいました。

「秋丸機関」という,太平洋戦争当時の陸軍省に設置された,対イギリス・アメリカ戦争開戦の適否を,経済面から研究するために設置された機関についてメインに解説されたものです。

この本では,「秋丸機関」の成果物として報告された「報告書」は,当時の常識しか書かれていない(アメリカと戦争したほぼ間違いなく負ける)と断じる一方,「じゃあなんで負けるとわかっていて開戦したのか?」という疑問に対し,行動経済学と社会心理学によって分析していて,めちゃくちゃおもしろかったです。

要は,「確実に3000円損をする」と「8割の確率で4000円損をするが2割の確率で損しない」という2つの選択肢が与えられた場合,期待値としては,「確実に3000円損をする」ほうを選ぶべきなのに,人間は,損をしない可能性にかけて,後者を選んでしまうという傾向があり,なおかつ,権力が分散していた大日本帝国憲法のもとでは(陸軍と海軍の指揮権は天皇にしかなく,選挙で選ばれた政治家が陸軍と海軍をコントロールできなかった),当時のトップたちの間で集団心理が働き,より極端な主張が受け入れられやすく,その結果,「リスクを避ける可能性に賭けるべし!」という極端な主張が受け入れられてしまった,ということです。マスコミに煽られた当時の世論は,対米開戦を望んでいて,そういった,極端な主張が受け入れられる状況が,当時の日本のトップにはあったのです。

この分析はめちゃくちゃにおもしろかった!

・仕事・勉強以外に今日やったこと

特にありません!

【今日のうつ病】

昨晩は午前0時頃に布団に入りました。昨日に引き続き寝つきが悪かったのですが,昨日に引き続きマッサージ機を首にあてたらすぐに寝付けました。「寝つきが悪い→マッサージ機を首にあてる」が,毎日のルーティーンになりそうです(笑)。まあ,これで眠れているので良いのですが。結局,0時20分頃~7時20分頃まで眠れました。睡眠時間は7時間ほどで,それほど長くはありませんが,調子は良いです。朝からバーピージャンプ20秒×1回できました。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!

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