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イライラしているのは自分のせいじゃない

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、700日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:元気ならみんな優しい 】

↑の自己紹介欄に書いているとおり、僕は2019年にうつ病を発症しました。

もう、最後の通院(2021年5月)から1年以上経過しているので、うつ病を乗り越えた感じかなと勝手に思っています。

まあ、再発が多い病気なので、こんなこと書いておきながら、そのうちまた通院するようになるかもしれません。それは常に覚悟しています。

で、うつ病の状態がひどい最中って、優しくないんです。

周りの人に優しくなかったんです。いや、本当に、優しくなかったです。

「お前なんか」と家族に当たり散らしていました。

なんかイライラして、感情がむき出しになっていました。

そもそも、人間は、徹底的に社会的な動物ですが、うつ病がひどかった当時の僕みたいに、相手に思いやりを持たないまま、自分の中の感情を包み隠さずぶつけていては、人間関係を築くことはできません。

「社会性」というのは、「人間関係なくしては生きられない」という意味にも置き換えることができますが、思いやりが人間関係には不可欠で、思いやりゼロだと、最初から人間関係を築けないか、あるいは、既に形成されていた人間関係は崩壊してしまいます。

今思うと、僕が思いやりゼロ状態だったのは、元気がなかったからです。

元気があれば、僕だって、思いやりを持って接することができますが、元気がないと、その余裕がありません。

自分のことで精一杯なんです。

うつ病期の僕みたいに、感情むき出しで、なりふり構わず、自分の感情を押し付けてくる人に思い当たるフシがありませんか?

もしかしたら、それは自分自身かもしれません。

イライラして物に当たったり、親しい人に強い口調で文句を言ったりするのは、まさに、思いやりを持たずに、感情むき出しになっている現象の典型例です。

でも、これって、元気がないのが原因だと僕は思っています。

感情をコントロールするには、理性が必要なのですが、理性を働かせるには元気が必要です。

エネルギーが十分に充填されていないと、理性で感情を抑えることはできません。

うつ病期の僕みたいに、エネルギー切れを起こすと、エネルギー切れを起こしているからこそ、感情がむき出しになって、表面的には「元気」に振る舞います。

本当に不思議なんですが、元気がない(エネルギーがない)ほど、外見上は元気(エネルギッシュ)に見えてしまいます。

人間というのは、エネルギーが充填されているからこそ、冷静でいられるのです。

そもそも、人間は、常にいろんな感情を抱く準備を整えています。

例えば、恐怖や不安です。恐怖や不安は、今この瞬間にゼロ秒で抱ける感情です。大地震が起きたら、真っ先に恐怖が脳内を支配し、その恐怖によって、自分の命を守るために行動が最適化されます。

感情には、自分の命を守る(今この瞬間の命を守る)ために、脳も含めた身体すべてを最適化する働きがあって、その働きは、進化の過程の初期に身についており、とても根源的です。

こういった感情は、いつでも抱けるのですが、それを抑える理性というのは、エネルギーがないと上手く働きません。

理性というのは、人間関係を構築するために必要な機能で、徹底的に社会的な動物である人間にとっては必要不可欠ではあるものの、目の前の命を守ることよりも優先されることはありません。

だから、元気がない(=自分の身体に異常がある)状態だと、命を守る機能=感情に劣後してしまうのです。

こう考えると、イライラしたり、感情がむき出しになったりするのは、自分のせいじゃありません。

元気がないせいです。

元気がないことが、イライラや感情むき出しの原因なので、元気を取り戻せばいいです。

元気を取り戻す方法は、人それぞれだとは思いますが、今の生き方のままでは元気を取り戻すことは難しいです。

なぜなら、その生き方で生きていたら、元気がなくなったからです。

生き方を変える必要があります。「生き方を変える」なんて言うとおおごとですが、簡単です。

休息の方法を変えればいいだけです。

例えば、アルコールが休息になると思っていたのであれば、アルコールではなく、睡眠を休息に変えてみるとか、他にも、外出がストレス発散になると思っていたのであれば、休日に引きこもって昼寝して身体を休める時間をとるようにしてみるとか、美味しいものを食べるのがストレス発散と思っていたのであれば、おいしいかどうかよりもバランスを重視してみるとか。

こんなんで、「生き方を変える」になります。

イライラしたり、感情的になるのは、自分が悪いんじゃありません。

自分が悪いと思ってしまうと、自分を変えなきゃいけなくなりますが、それはやめましょう。自分を否定することになります。

そうじゃなくて、自分の「生き方」のせいにしましょう。生き方は、↑のように、手軽に変更できます。

いろいろ試して、生き方を探りましょう。僕も、まだまだ試行錯誤の最中です汗

イライラしたり、感情むき出しの人を見かけたら、その人が悪いと即断するのではなく、「元気がないんだな。かわいそうに。」と、思いやりを持って接してあげましょう。

ムリに一緒にいる必要はないので、適宜距離をとればいいと思います。

イライラや感情むき出しを、その人自身のせいではなく、「元気がないせい」と考えると、結構、本人も周りもイイ感じになると思います!

それではまた明日!・・・↓

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