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初めてお祈りメールをもらった話

本日2022/7/1(金曜日)、僕は人生で初めてお祈りメールをもらった。
そこは低身長女性向けアパレルブランドとして急成長中のCOHINAという会社だ。嫌味に聞こえると思うが、今まで自分は挫折という挫折を経験したことがなかった。だからこそ今回の件がかなりつらくある。
この体験からの自分の考えを書くので、ぜひご覧ください。


COHINAを知ったきっかけ

自分がCOHINAに出会ったのはWantedlyという求人サイトだ。自分は大学二年の後期でやりたいこと、インターンをしたいという思いからWantedlyを探していたが、そこで見つけたのがCOHINAだった。それは低身長女性が着る服がないという声から発足したブランドだった。これに衝撃を受けた。自分も背が低く、似合う服に悩むことが多かったからこそ共感したし、ブランド自体というよりかは、どんな人がこんなことをできるのだろうかと興味が湧いた。

COHINAへの思い

僕はCOHINAを見つけてからはすぐに様々な手段でこれを調べた。InstagramやTwitter、Youtube、会社の方のNOTEの記事、販売サイトの情報、NHKで特集していたディレクターのドキュメンタリー、ニュースサイトの記事すべてを読んだ。これ以上は調べられないというくらい知らべつくしたつもりだ。

また、COHINAの姉妹ブランドであるESTRATA(エストラータ)が新宿でポップアップストアを開催していたため、直接足を運び、人事の方やディレクターの方と話をした。レディースブランドだから男が一人いるのは不思議な感覚がしたが、人事の方や、ディレクターの方は優しくお話を聞いてくれた。自分がCOHINAでインターンをしたいことなど、お時間を取ってもらった。企業調べや、レポートの下調べは本当に苦手な僕だが、COHINAについて調べているときは本当に楽しかった。履歴書を書くことさえも楽しかった。我ながら変態だと思う。

D2Cの本を何冊も読み漁り、アパレルの仕事にどんなスキルが必要なのか調べに調べ、勉強も始めていた。

僕は慶応義塾大学経済学部という世の中に金融、商社、コンサルなどを多数輩出する学校に通っているが、実際そんな仕事やりたくない。自分が好きなのはアパレル、ファッションであって、経済ではない。そこで「ほしいものを、ほしい人に届けたい。」というディレクターの方の言葉でここで働きたいという決心がついた。すぐに今やっている塾講師のバイトをやめ、準備を進めた。

しかし、結果は書類選考落ちだった。

人生初の挫折

僕はこれまでの人生うまくできてきた。恋愛、高校受験、大学受験、部活、資格、挫折という挫折をしたことがない。失敗しないわけではないが、大きく落ち込むほどの失敗をしたことがないのだ。もちろんすべてが自分の力で得られたわけではない。家族や友達の支えあってこその僕だ。しかし、僕の努力がなければ得られないような経験を何度もしてきたこともまた事実だと感じてる。欲しいものは何としてでも得てきたからこそ、今回の選考落ちが悔しい。

今回のことから何を感じたか

今回のことから学んだことは、人は表面しか見てもらえないということだ。今回のことでCOHINAを恨むという気は毛根ないが、自分の努力の過程を見てほしかったというのもまた事実だ。ESという自分のたった一部分しか見えないような媒体(ESで評価されなかった僕が悪いのだが)で判断されるが悔しかった。自分がどんな思いでこんな思いになったのか、を知ってもらいたかった。

結果より過程

僕は結果より過程を重視する。そもそも人生を主役は自分であるから、自分が満足できなければだめだ。ユダヤ教の教えにこんな言葉がある。「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、一体誰が自分のために生きてくれるだろうか。」確かにそう思う。自分がどんなに努力しても他人はその過程ではなく、結果で判断するし、どんなに親しい人でもその人のすべてを知ることはできない。だからこそ、自分くらいは自分の過程を大事にしてあげたい。

これからどうするか

これから僕は晴れて無職になるわけだが、後悔はない。ただ自分の全力が評価に値しなかったということが悔しい(後悔と悔しいは全くの別物)ので、自分磨きでもしようかと思う。落ちたこと自体は仕方ない(自分にはこれ以上できない)ので、自分の成長に時間を使おうと思う。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ご意見、コメントなどあればぜひぜひよろしくお願いします。

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