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有給休暇サイコー②

有給休暇を取得した金曜日、
映画館にやってきた。(①の続きです)

やっぱり席はガラガラで、好きな席を選ぶことが出来た。
映画が始まるまで、大好きな本屋さんで本を物色。

海外に住んでいる人のエッセイや、ちょっと変わった占いの本、アイドルの女の子が書いた本や、
芸大生の日常を描いた文庫などを買う。

買った本

真珠の耳飾りの少女をイラスト化してプリントしたブックカバーが可愛くて、それも購入。

ブックカバー

それから、コジコジのボールペンも。(本屋でコジコジフェアみたいのやってた)

本屋という場所は、学生時代、バイトしてたくらい好きな場所。

そうこうしているうちに映画の時間がやって来た。

少しネタバレ含みます。

「PERFECT DAYS」はエッセイみたいな映画だった。

禅の精神も少し感じた。

限られた物を所有し、決まったルーティーンをこなす。同じような毎日の中にも、変化がある。

主人公の平山は、毎日毎日変わらない日々を丁寧に過ごしている。

私の好きなタイプの映画だった。

平山が、
家で小さな木を育てているのも、
寝る前に本を読んで、寝落ちしちゃうのも、
植物や光をカメラにおさめるの好きなのも、
何だか私と同じで、親近感を感じた。

イケおじの役所広司と、三浦友和が二人で影踏みしてるのが、なんか可愛いかった。

変わらない日常の、生きることの輝きを切り取った映画。
もしかしたら刺激が好きな人には物足りないかも。

私は淡々と過ぎていく日常にある気付きとか、
尊さを題材したもの好きなので、すごく楽しめた。

他の方も書いていたけど、響いたセリフは、
「今度は今度、今は今」というセリフと、

「変わらないなんてことはないですよ」
っていうセリフ。

ああ、やっぱり、何でもない日常って尊いなあ。

こういう、決められたルーティーンを変わらないテンションで丁寧にするって大好き。

1つ難点を挙げれば、映画の音にメリハリを出すためだと思うんだけど、平山の動作音が時々荒っぽいときがあって、大きな音が苦手な私はそれだけが少しだけ苦痛だった。

気にならない人は気にならないレベルだと思う。

この映画は、沢山賞をとったみたいだけど、
もちろん良い映画だったっていうのもあると思うんだけど、トイレの神様が憑いてたのかもなあなんて、思ってしまった。

こういう日常映画は、家のテレビで観ていると、
ついスマホいじったりして、集中して観ないから、
映画館でちゃんと集中して観れて良かった!

昼間っから、空いている映画館で、見たかった映画を観て、食べたかったもの食べて、有給休暇ってサイコーだなああ。

そして、最後は1人カラオケに行った。
1人カラオケしたのは、すごく久しぶりだったんだけど、すごく気持ち良かった。

採点機能を入れずに、1人で世界に入り込んで歌うと気持ち良いことが判明した。

私は見えない存在があることを信じているので、
1人カラオケをしていても、見えない観客が聴いてくれていると思っています笑

それが、幽霊なのか天使なのか、はたまた宇宙人なのかは分からないけど、何かは聴いてくれているだろうと思っている。

でも、こちらからは見えないので、それはもう、
入り込んで熱唱できる。

私は、Mr.Childrenや椎名林檎、L'Arc~en~Cielや
宇多田ヒカルを歌うのが好き。
(昭和生まれの30代です)

最近の曲だと、ドライフラワーとか、Uruさんの曲とかが好きです。

それから創世のアクエリオンを熱唱するのも好き。
(高校生の時から、菅野よう子さんの作る曲が好きだった。)

子どもの頃や、思春期に好きだった歌って、しばらく聴いてなくても、覚えてるから不思議。

最近聴いた曲はすぐ忘れちゃうのに笑

誰にも邪魔されず、1人自由出来るってサイコー。
ストレス解消できた有給休暇だった。

私のしがない、休日の記録にお付き合いいただき、ありがとうございました!




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