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「知る」ことこそ最強の生存戦略【ポンコツなわたしで、生きていく。】いしかわゆき


おはよう・こんにちは・こんばんわ


「かき氷」 というアカ名で投稿している者です。
この投稿含めた「読んだ本の感想」を投稿しています。
今のところ毎週後半の投稿をこころがけておりますが、仕事などの都合で前後する場合もございます。



今回ご紹介するのは



いしかわゆき 著

ポンコツなわたしで、生きていく。
ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす



この本は自分の弱みや欠点を受け入れ、自分がより良く生きていくためのアドバイスがふんだんに書かれた1冊です。


早速ですが、みなさんが想像する社会人とはどういうイメージでしょうか。

・遅刻はNG
・笑顔やビジネス対応は当たり前
・電話対応も失言なくハキハキ明るくやる
・周りと同じ精神(同調圧力)で動く
・やりたくないことも「やれ」の一点張り
・何があっても3年は辞めてはいけない


などあげるとキリがない程に決められた常識が存在します。

上記を上手くこなせない人は "社会不適合者" と称されるというのが世の同意のように思えます。


この本の著者も「社会不適合者という言葉はじぶんの為にある」と本書内で仰られていました。

著者いしかわゆきさんはライターをされていて、取材やコラムを中心に活躍されています。
今回紹介する本書以外にも「書く習慣」「聞く習慣」と2冊出版されており、X(旧Twitter)は約18000、noteのフォロワー数も約9000と多大な影響力を持たれている方です。
(共に2024/3/28在)(本書巻末など参照)



少なくとも私視点ではライティング界のインフルエンサーとして活躍されている著者ですが、彼女自身、世間と自分のギャップに苦しんでいた人です。


著者は重度のADHDのため、朝は起きられず「時間どおりに打刻する」ことや接客をしながらドリンクをつくるといったことも苦手
。接客もマニュアル外のこと起こされるとパニックになったりした過去があるとのこと。


社会人になってからも「メーカー営業→広告代理店→Webメディア」の合計3社を体験されていますが、いずれも長くて1年半、3社目は8ヶ月という短さで退職されています。


著者自身が社会人となり得たことこそが「私にサラリーマンという生き方が向いていない」ということでした。

サラリーマンの当たり前がこなせなかったり、人前で話すのが苦手、世の常識に自分を当てはめられないと悟った著者が取った行動こそが「フリーランスのライター」という道でした。

結果的に著者はフリーランスとなり、昼にのっそり起きてそのままパソコンに向かい、家事をしつつ原稿を書き、アニメやライブ映像を見ながら夜ご飯を食べて寝落ちなど、普通の社会人という観点で見ればおどろくような生活を実現されています。


確定申告やインボイス関連、スキルアップなど個人だからこそ大変な点はあるにしろ、夢のような働き方を実現されていて羨ましい限りですが今ではそんなフリーランスが増加傾向にある時代
別本の内容ですが、アメリカでは3人に1人がフリーランスで2027年にはフリーランスの数が逆転するとも予想されていたりと、世界的に働き方が変わりつつある段階にいるのです。

私含め「サラリーマンというガチガチな固定概念に当てはまれない、向いてない」と生きにくさを抱えている人に向けて、ありのままの自分で生きる生活を実現された著者の観点で書かれた1冊をご紹介していきます。


先に謝るべきべき点として
著者を見習って " 読みやすい文章にするぞォ " と意気込んだつもりがボリューム満点の文字の塊と化したガチガチ文章となってしまい人によっては読みにくいかもしれません。ご了承ください。


前置きだけでバカ長くなってしまいましたが、このままお付き合い頂けますと幸いです。

それでは解説に参りましょう!




ポンコツ=悪ではない


本書のテーマでもある「ポンコツ」という単語に触れていませんでした。

あくまで著者視点の意味になりますが。

わたしは、「どうして普通の人ができていることが、自分にはできないんだろう」と思ったら、ポンコツのはじまりだと思ってます。

47ページ


著者が自身をポンコツと称する理由のひとつにあるのが生まれつきADHDという性質からきています。

注意欠如・多動症(ADHD:Attention-deficit/hyperactivity disorder)とは、不注意(集中力がないなど)、多動性・衝動性(落ち着きがない、順番待ちができないなど)の2つの特性を中心とした発達障害です。また、“注意欠如・多動性障害”と訳される場合もあります。

引用元(2024/3/29)

本書によると、前頭葉の血の巡りが悪いため、忘れ物をしたり転んだりするほど生活に支障をきたすらしいです。

ADHDの人は人口全体でも少ないのもあり、普通の事を難なくこなせる人こそが「普通」と呼ばれる社会で理解もされにくく生きにくさを覚えやすい点に繋がるということです。

性質にかぎらず普通の人ができていることが私にはできないという問題は、読んでくださっているアナタにももしかすると心当たりあるかもしれません。

わたし自身も社会的にポンコツの部類です。
笑顔で接客もできませんし、電話対応も億劫かつとっさの返しを思いつくまで時間もかかるなど自他ともに認めざるを得ない社会不適合者です。

我々ふくめてポンコツな部分は生まれつきだったり価値観トラウマによってどうしようもない点は誰にだって存在します。
完全に克服が100パーセント不可能とは言いませんがそれが出来りゃだれも苦労なんかしません。

結論をいいますと



ポンコツな部分は治すではなく『受け入れる』が正解なのです。

本書の例をそのまま借りますと、面倒見のいい人に「素っ気なくなってよ!」というくらい意味不明ですよね。 それと一緒です。

わたしも過去に「内向型から外向型になろう変わろう!」と決心して転職した営業職で明るくなろうとしましたが、評価は全く上がらず、上から「今すぐ変われ」と恫喝されても1ミリも変わらず精神壊す手前までいき『人って無理に変われない生き物なんだな〜』と現実見せられました。

話を戻しますと

自分の変えようのない所にウジウジ悩むくらいなら、むしろ『ポンコツでも許される世界を作ればいい』ということです。


ポンコツは "ありのままの自分" として受け入れるが正解 ということをここでは覚えていただければと思います。



自分を変えるより環境を変えろ


ポンコツな自分を受け入れる話を先ほど紹介しましたが、具体的にどうやって自分に合う環境を作ればいいか?と疑問わいた人も多いことでしょう。

本書には 【 ポンコツがポンコツのまま生きる5つのコツ 】 と題して紹介されています。

全て紹介したい気持ちでいっぱいですが、触れたい項目だらけなので、5つの内ひとつだけピックアップする形を取らせていただきます。

それが


「 人 」 「 時間 」 「 場所 」 を変える

順に説明します。

「人」については

・ポジティブな人といれば自分も明るい人に
・ネガティブな人といれば自分も後ろ向きに
・勉強好きが周りにいれば自分も勉強熱心に
・マルチにはまった知人といれば自分も勧誘者に

などから分かるように"人は周りの影響を受けやすい"ということです。


つぎに「時間」

趣味にしか割いていなかった時間を、一部だけでも自己投資や勉強に当てるだけでも新しい知識、あたらしい自分にも出会えることでしょう。


最後は 「場所」

都会から田舎に引っ越せば心が温かくなるかもしれません。


ザックリと説明していきましたが、重大なのはここからです。

この3つを「自分を変えない」為に変えるのが著者が伝えたいテーマです。

たとえば、人とうまく話せなかったり、緊張したりしてしまうのなら、「人と話さない」職種に変える。自分が遅刻をすることで怒られてしまうのなら、遅刻に寛容な人とだけ付き合う、あるいは時間にそこまで厳しくない仕事を選ぶ。

52ページ

著者の経験では、学生時代のアルバイトの話が例にあげられており
飲食店での接客業ではレシピが覚えられなかったり上手く話せなかったりと落ちこぼれでしたが
事務のアルバイトに変えてから「めちゃくちゃ優秀だね!」と言われたそうです。

著者が元々パソコンをいじり倒していたのでタイピングが早かったことが武器になった、まさに著者にとって革命的な瞬間だったと書かれております。


活躍できるかどうかは環境で決まるのです。


わたしも職場では、お客や営業の電話に出ると「明るくハキハキと丁寧語で」や傍から見ると「仕事しているように見えない」など思われているようです(必要な仕事やってるんすよ実際)

会社で落ちこぼれの烙印押されている私ですが、この本要約してきた文章に関しては読んでくださった著者の方々から反応貰えたり「本の魅力を引き出すのが上手」とお褒めの言葉をいただけたこともあったりと、自分の存在価値を実感できる場所となっています。仕事ではありませんが私にとっての強みだと自惚れながらそう信じております。


とまた自分の例で文字数とってしまったことお許しくださひ汗

著者も決まった時間に打刻するサラリーマンの生き方が合わないし、集中力をフル発揮できなかった問題を、フリーランスになることで自分を受け入れてくださるクライアントと仕事したり、ポンコツな自分を受け入れてくださるファンに囲まれたりと " ありのままの自分 " で生きていける環境を実現されています。

ここから分かるとおり自分を変える努力から「環境を変える努力」にシフトした方が人生は充実するということなのです!




自分と相手の「得意なこと」はちがう


先ほどの話の続きみたいな点です。

「文章が読みやすい」「タイピングが早い」というのはまさに長所としか言いようがないですし、それを活かしているからこその本を出版やクライアントからの仕事をこなしたりに繋がっているということだと私が見た視点での著者への印象です。

このように誰にでも得意な分野というのは存在するというのが本書の伝えたいメッセージの1つだなと思いピックアップさせていただきます。


「得意な仕事」や「好きな仕事」はみんなバラバラにできているのです。


普通にサラリーマンをやれている人からすれば「フリーランスって自身の成果や実力で戦ってて凄い」と印象を抱きそうですが、著者などのフリーランスからすると「朝ちゃんと起きて時間厳守したり知らない人と話せるの羨ましい」という印象を逆にされているわけです。

つまり「人それぞれ得意分野はちがう」し「自分の得意に誇りをもて」というわけです。

確定申告が上手くいかないならプロの税理士に任せればいいですし。

バンドも「ボーカル」「ギター」「ベース」「ドラム」「キーボード」などお互いの得意分野をかけ合わせて成り立っています。

著者の肩書きであるライターという職業も、文章が書けず困っている企業がいるからこそ仕事として生まれているのです。

不得意というのは克服しなくても死にません。そして、「あなたの得意」はきっと「他の誰かにとっての不得意」だと思ってください。自分の得意なことがら誰かにとってはありがたられること。だからこそ、そこに「仕事」が発生するのです。

80ページ


むしろ得意分野を伸ばしていくことこそ重要というわけです。


弱みはたかだか頭痛を生み出すくらいでマイナスがゼロになるだけのようなものです。

自分の「できる・得意なこと」こそが豊かな人生を作りだすのかもしれませんね。




やめなければいつかなんとかなる


「努力は必ず報われる」というフレーズを皆さまどこかでお聞きしたことはあるのではないでしょうか?

この言葉は正確に言えば
「正しい努力をすれば実る可能性がある」
「努力すれば何かしらの形で実るかもしれない」

が意味的に近いかもしれません。

著者自身「一切努力のできない人間」とおっしゃられておりますが、たどり着いた答えこそが
「やめなければいつかなんとかなる」という考え方です。

わたしは努力するのが苦手です。それに、継続するのも苦手です。
でも、「やめなければいつかなんとかなる」と思っているので、あえてやめることをしません。
今こうしてライターになれているのは、努力したというよりも、「文章を書くのをやめなかった」からだと思っています。

97~98ページ


わたしがこの投稿ふくむ文章を書き続けていることも「やめなければいつかなんとかなる」精神で作っています。

必ず実らなくとも長期的にやってたらなんとかなっちゃった〜くらいの継続こそが成功に近づくための第一歩なのかもしれませんね。



「知らない」ものは「選べない」


この章こそ著者が最も伝えたいであろうメッセージだと思いますので触れていきましょう。

著者はサラリーマンを3社へて現在フリーランスとして自分らしく生きられるライフスタイルを実現されています。
プロフィールを見ると、渡米していた時期があったり、早稲田大学を卒業していたりと「そりゃ凄い人だわ」と思ってしまうでしょう。

しかし、著者の今がある理由は意外なものでした。

わたしが「フリーランス」になれた一番の理由は、
スキルを持っていたからでも、努力したからでもなく、単純に「知ることができたから」。
ただそれだけです。

69~70ページ

フリーランスに出会うまで著者も周りも黒いスーツを身にまとい就活をする、そして「会社で働く」という生き方のみが全てだったのです。

そんな価値観のなかで著者が出会った人たちは、自分と同い年くらいで大企業に務めた歴もなく特別な資格もない、天才でもない身近な人がフリーランスとして働いている。

この事実は著者の選択肢にフリーランスを加えるのに十分だったというわけです。

もし家と職場しかコミュニティがない状態なら得られなかった世界ということです。

「知る」ことは、選択肢を増やすことであり、それによってわたしたちははじめて選ぶことができるようになるんです。

73ページ

もし「海が見える場所に住みたい」と考えた時に「湘南」を知らなければ「沖縄しかねぇか」という方法しか浮かばないというわけです。


本書はフリーランスになった話がメインなのもあり「よし!俺もフリーランスなるぞぉぉ」と鼓舞されるかもしれませんが、フリーランス自体も「収入が不安定」や「ローンが通りづらい」という人によってはデメリットになりうる生き方でもあります。
働き方に関しても「時間厳守の普通サラリーマン」か「フリーランス」しか選択がなければ「リモートワークの会社員」「フレックスタイム制」という選択肢は得られません。


選択肢があることで人はホントの意味での自由を手に入れられる。

これこそが本書で1番重要なポイントだと読んだうえで思ったというお話です。



わたし個人的に響いた箇所


現時点で充分すぎるくらい長々と書いてきましたが、ここも触れておきたいっ!という箇所も説明してから終わりにしたいと思います(その後の【余談】も興味ある人は読んでいただけると嬉しいです)


◆文章はコミュ障の生存戦略



著者いしかわゆきさんは人と話すのが苦手というのもあり、テキストコミュニケーションでの連絡をメインにされていると書かれています。

直接は言葉が出なくとも、パソコンやスマホを通してならスラスラと言葉が出てくるとのことです。

Twitter(現X)で親近感の湧くライターを見つけた際に長文のメッセージを送り、その後実際に会った初対面のときから意気投合し、月イチで会う仲になったエピソードが書かれております。

著者や私、もしくは読んでいるアナタももしかすると初対面で会う人との会話が苦手な人かもしれません。
そんな人でも他人とコミュニケーションが取れる方法こそが「文字でのやり取り」なのです。


上記エピソードをはじめて見た時にハッとさせられたのが「俺もこの交流常にやってる」って感想でした。
私の趣味はコンサートなどの参戦で、今や15年近くその生活をしております。

ヲタ活において必須となるのがSNSの存在です。
知らない人同士でも文字というフィルターを通してお互い話し合ったり、その人の投稿で「趣味・価値観・推し」などを知ることができるのです。

そこで興味のわいた人にリプライして交流した経験が私の中で数え切れないほど存在します。

今ではヲタ活で出会った人とプライベートでも会うほど、ヲタクを通じて「一生を共にしたい」レベルの仲間に出会えたりとSNSによって私のメンタルは支えられております。

コミュ障のわたしにとって未だに信じられない日常です。

昔のじぶんに「趣味とSNSで未来のアナタには北海道から沖縄まで、いや海外から来た人とも繋がっていろんな体験するんやで」なんて伝えても絶対信じられず頭混乱するかもしれん笑


実際に会える趣味なのもございますが会っていない日や繋がって間もない期間でも、投稿でその人の価値観や趣味などの会話材料が見れるというのもSNSおよび文字の魅力なのです。


自分語りで時間取らせてしまいましたが、SNSおよび文字というのは人といきなり話すのが苦手な場合でもコミュニケーションで仲を深められる最終兵器なのです。

話をフリーランス関連に戻しますと、電話が億劫でも文章でなら相手に意志を伝えつつ自分の弱みを避けられるということです。
コミュ障にとって現代は昔と比べめちゃくちゃ便利な時代になったというわけです。

人と絡むのが苦手な際はSNSを是非活用してみてください!
Twitter(X)に支えられたヲタクからの助言でした。



◆知識は生きるのを楽にするクスリ



ここは私個人がオススメしたい点としてピックアップしました。

著者は生まれつきADHDという性質があったと書いてきました。
周りの顔色をうかがって生きてきたタイプとも書いていました。

そんな著者が「比較や過去は関係なく私は私なんだ」と考えを得られたキッカケの本が【嫌われる勇気】という1冊。
この本は「自分の劣等感などを認め、楽に生きていくためのヒントが書かれた本」で、私も昔読んだことありますので過去に投稿した感想を貼っておきます。

その他にもADHDそしてHSPという気質があることを知ったからこそ「これは変えられない、苦手だからこそ避ければいい」と対策を立てることができたということです。

HSPについてはつい前の投稿でちょうど取り上げたのでリンク貼っておきます。
簡単に説明するなら刺激にとても敏感な人を指す言葉です。光や音、人の心の変化などにも敏感で私生活レベルで大きな影響を受けやすい人というわけです。


以上のようにADHDやHSPなどの知識があるか無いかで生きやすさや心持ちは大きく変わっていくことは理解できたかと思います。

肝心な一番伝えたいテーマですが

知識は自分や周りを変えてくれる「薬」のようなものです。


ADHDという性質さえ理解すれば、相手をただの「当たり前ができず理解できない人」と自他ともに決めつけて関係が酷くなることも極力避けることは可能です。

わたしもHSPの気質を知ってから「俺だけじゃないんだ、治さなくてもいいんだ」と社会からようやく認められたような心地よい感覚に包まれました。

それでも理解されず職場では「もっと声大きくハキハキと」「丁寧語で話して」「それだと他でもやっていけない」と心ない言葉を浴びせられてきた身です。書いててしんどい()

ただ、読書やYouTubeなどで知見を広げたことによって

・HSPやADHDは強みにもなる
・電話が苦手なら文字でやり取りする仕事すればいい
・人によって活躍できる環境は変わる
・転職に挑む前に必要な自己分析がある
・今は働き方、生き方も分散する時代
・成功するには動悸が必要
・節約の前にストレスを減らせ
・お金は自分を本当に喜ばせるために使う
・幸せとお金は比例しない
・人は食べない方が健康的
・モノは少ない方が人生も豊かになる
・やりたいことを見つける方法
・ワクワクする方向こそが適材適所
・時間は戻ってこないからこそ今を生きろ
・人はいつ死ぬかわからないからそこ生き急げ

など数え切れないほどの知見に触れてきました。

お金や習慣などの日常的な悩みから時間、限られた人生という大規模なジャンルまで数多くの知識があるのです。

この投稿ふくめた要約や知識を増やしたことにより昔よりずっと自信が付いたような気もします。


仕事、キャリアなどで例えるとしましょう。

・苦労はかってでもしろ
・石の上にも3年
・それじゃ他でもやっていけない
・もう学生じゃない、仕事に身を捧げ
・大手を狙え
・好きなことで生きていけない

と言われた時に

・合わない仕事は数ヶ月あればわかる
・世の中の働き方は変わっている
・テレワークやフレックスタイムも存在する
・大手でも希望退職募るくらい危ないんやで
・昔と比べ「自分らしく」仕事ができる世の中
・むしろ今までの普通は通用しなくなる
・仕事や環境はここ以外いくらでもある
・今じゃ「自分の大事にしたい価値」にそって生きられる

など心の中でマウント取ることだって可能なのです。

知識を得たり学び続けることで、新たな価値観の創造や学び、戦略、手段が選べるようになるって考えるとワクワクしませんか?

じぶんの本棚を分厚くすることは、生きづらい世の中を攻略するための生存戦略ということ。

言い換えれば「手段も選べる」ことに繋がっていくのです。

知識ひとつで世界の見え方は大きく変わっていくのです。

読書や学びをつうじて皆さんの人生が豊かになることを投稿つくった身として願っております。

の前に書いてる私こそ昔から変わっていないので今の己を反面教師に反省しつつ、人生突き進んでやろうと再決心させていただきます。




といった所でおわりにします。


他にも

・「嫌われてもいい」精神で生きるメリット
・休むことも立派な仕事
・人は分かり合えない生き物
・許せないことは許さなくてもいい
・推しに好きと言えることの尊さ
・世界は思い込みでできている
・著者がある方の取材で知った「一番の勝ち人生」

などピックアップしきれていない点しか存在しません。
今回あげた内容も全体のほんの一部に過ぎません。

・まわりの普通や当たり前ができなくて辛い方
・生きるのがしんどいと感じる方
・人間関係にお悩みの方
・自分もしかしてポンコツなのでは?と思った方
・常識をぶっ壊されたい方
・生きる選択肢を広げたい方
・誰かしら「推し」がいる方
・ありのままの自分を愛したい方

など人生規模で落ち込んだり生きづらさを感じる全ての人にオススメしたい。
そんな1冊です。




他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しておりますが、投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
可能な限り更新していきますのでよろしくお願いいたします。


【余談】やはりポンコツ本は私の帰る場所



ここからは、わたし個人的な話で埋めつくしていくだけなのでお付き合いいただける人のみお願いいたします。

ただ、人によっては気持ち的に暗くなったり、内蔵ギュッとされるような内容連発するので辛くなったら読むのやめてブラウザバックしてください。


◆あれから1年ちょい経って思うこと


この本じつは昔に投稿したことありまして今回2回目の投稿となります。

22年の12月なんで、1年以上ってのが早くてまた恐ろしいっすね汗


初めにも本の要約を(投稿時点では)毎週投稿していると紹介書きましたが、著者いしかわゆきさんの著書と出会ったことが私の文章制作ルーティンそもそもの始まりでした。


同著者の【書く習慣】という1冊と今回のポンコツ本(著者自身が呼ぶ略称)を読んだことにより私にとっての『書くを習慣化』する毎週が始まりました。

そしてこの本に出会うキッカケとなったフェルミ漫画大学などを見て『本の要約』という素晴らしい職業に出会い、仕事にしたいけど。まずは自己表現としてやってみたい!と思ったのが後の投稿ルーティンになった。

そんで今!って感じです。

ちなみにフェルミ漫画大学はマンガにアフレコ形式で本の内容をわかりやすく解説するYouTubeチャンネルなので興味わいた人は是非拝見していただけるとファンの1人として嬉しいです。

話を戻しましょう。


いしかわゆきさんの著書に出会えなければおそらく今こうして投稿しまくる生活に今頃なっていません。
まさに恩人のような人です!



最初に作った投稿をあらためて見返すとですね。

まぁ、要約をうたった自己満足すぎて汗

趣味嗜好とか憎悪しか無くてめちゃくちゃ恥ずかしい。。

今でこそ推しについてのレポと書き分けしていますが昔は何でもありで要約したい人の書くことじゃないな〜となりましたね。
(この時はこの時で俺めちゃ楽しそう)

ただ自分が1年半ちかく投稿を続けてきたのもあって、自己成長を実感できてるな〜とも思えます

本の内容と私情をできる限り分けたり
スタートで結論や著者の背景いれてスっと内容いれてもらいやすくなったかな?と試行錯誤をくり返し今の形になった。

なんか歴史を感じますね。

それとフェルミ漫画大学の傾向で過去投稿のリメイクされたのもあり、元の方消えたか何かで再生できなくなっていたので最新版の方もリンク貼り直しておきます。


作り直そうと思ったタイミングでフェルミ様のほうでもリメイク版でるとは何か運命的なものを感じますね。



わたしがポンコツ本を再び投稿した理由ですが、

今の自分で作ってみたくなった!

これが動悸です。


1年を経た自分が作ったらどんな投稿になるのか単に気になった。それだけです。

前の投稿は前のでわたしっぽさありましたが、文章を磨いた今のわたしで作ったらどうなるのかに挑戦してみたくなったのでね。

今回のも個人的には惜しいと思っております。
構成もっと工夫したかったなど課題は残りましたし、自分まだまだだなぁとも思ってしまったので。
んでも本書でも触れられていた「完璧主義が邪魔をする」ところにも通ずるので不完全でも出したもん勝ち精神で今まで作ってきたつもりです。

ポンコツ本だけでなく、始めたてで制作した他の本書でもリメイクつくりたいという欲も出てきたのでやって正解だとわたし的には思いました。


それと始めたてのときと比べ、自己肯定感があがった気もします。
それは様々な本に触れたことで知見が広がったのもありますが、それも投稿する習慣をくれた著者いしかわゆきさんのおかげだと思っております。

やはり時間経っても恩人に変わりないと再確認させていただきました。




◆最近書くことの楽しさを忘れていた



そしてポンコツ本をもう一度読もうと思った動悸はもう1つございまして。

最近書くことを心から楽しめなくなっていた

のも理由です。

というよりストレスのはけ口としてしか利用できていないが正確ですかね。

わたし自身、最近怒りや不安に苛まれていたのもありまして、それが投稿にまで反映されてしまったのを自覚した瞬間に危機感を覚えてしまいました。
このままでは心ごとプツンと切れるかもしれないマズイ。となり一旦初心に帰るつもりで再び手に取らせてもらったというのが最大の理由です。

本書の説明でよく例に出していた

・明るくハキハキと
・失言なく丁寧に
・仕事だから

などの例文はすべて今のわたしが実際言われている言葉だったり裏で皆に思われているであろう一部です。

正直わたしは電話に出ること自体億劫です。
出たくないのが本音ですが、年下なのもあり " 率先して取ってね " ポジションなので取るのがメインみたいな空気になっちゃってます。

出たくない承知のうえ取ったはいいものの「明るくハキハキと」「失言なく丁寧に」「周りから仕事しないように見られる」の返しがくる。

正直「わたし何のために頑張っているのだろう」ってフェーズにまでいきそうですよもう。

今のところ自分の心に向けて「電話とっただけエラい!」「話せてエラい」と自らを褒め倒しながらメンタル保ってますがいずれ限界がくるでしょう。

それぐらい自分でも精神滅入ってる状態です。


おっと失礼、暗い話に持ってかせてしまった汗
こんなバカ長い長文読ませてるだけでも申し訳ないのに。ホントにすみませぬ。


まぁそんなこともあって最近怒りをなぐり書きするような投稿ばかりに偏ってしまったというわけです。

ただ、発散できた訳でもなくただ苦しいだけなのが事実ですし、何より楽しく書いていたわたしに対して誇れないとも思ったんですよね。

現実の苦しさよりも書くことへの楽しみが薄れていく自分に涙でそうになるというか、そんな感じです。

本書を読み返した中で氷水くらったようなフレーズもございまして。

それがお金・仕事としてじゃなく、ただ書くことを楽しむ。
これがいまの自分の魂に改めてぶっ刺さりました。

見返りを求めず、ただ続けることが大事。
書くことを好きになる

まさに初心忘るべからずそのものでした。


書くって発散する手段でもありますが、今しかないこの瞬間の喜びや感じたことを残す為にこそ使うべきなんですよね。

まさかこのタイミングにまでポンコツ本から教わるなんて想像もしなかったですし感謝ですね泣




◆やっぱり私は「自分に正直に、幸せに生きたい」


とキレイにまとめようと書いてきましたが現実的に何も解決してないんすよね。。。

仕事は不満ストレスあるにしろ、本書の言葉を借りれば「選んだのはじぶん」ですからね。

不満ありながらも思い返すと " 何とかできていた " のもあって転職したいながらも本気になれていなかったのかもしれませんし、今までは今までで幸せだったのかもしれない。

仕事ってやってる内は「有難い」とは思えない、そんなものなんかもしれませんね(何の話?)


ただ、職場でのわたしの立ち位置も変わってより厳しくなったのもあり、今まで何とかなっていたものが表面化したような、最近はそんな感じです。
もはや地位もマイナスからのスタートという状況でどう頑張れと、、な事で脳内ぐるぐるです。

深刻なのは、肩やお腹下が違和感レベルの痛みになってきており「これ、ほおっておくとホントにまずいかも」なフェーズにまで入ってしまった点。もうプレッシャーで気持ちにあまり余裕ない
それこそ、うつになってしまえば何ヶ月も働けず、今しかない時間を楽しむ余裕もお金すら無くなってしまう。
これは私にとっては避けたい損失です。


おっとこのままではまた負のループに陥りそうなのでこの話はストップで!!!

本題に入りましょうか。

著者も本書内で「幸せになるために生まれてきた」という考えを書いております。
このフレーズめっちゃ好きなんですよ。

じぶんの人生を豊かにする為の仕事で精神をすり減らすのってやっぱ損なんですよね。
しかも人生の大半を占める仕事まで楽しさを見いだせないとなると尚更しんどいのは想像つきやすい話でしょう。

「人はだれかに貢献することで幸福を実感できる生き物」みたいなフレーズを何かしらで聞いたことございますが、そもそも自分が満たされていなければ誰かを幸せになんてできないよな〜とも思うんです。

現に推しのブログに激励コメを打つ余裕すらなく数日いや月経ってますし。。。ポンコツ本の中でも触れられている内容ですが " 好きな人に好きと言えるって尊い " と分かっていつつも、自分が満たされてなければその余裕すら無くなってしまうんですよね。恐ろしいです。



超ぉぉ絶余談ですが、わたしの「推し」と「幸せ」についてもお話させてほしいです。
幸せという単語で好きなフレーズが
幸せになるため生まれ、そして誰かを幸せにするため生きてくんだという歌詞です。
ロッタラロッタラ」という曲の中に出てくる歌詞の一部です。
Buono!(読:ボーノ)というグループの楽曲でかれこれ15年前くらいにリリースされたので当時学生ながら歌詞の良さに惹かれた曲の1つでした。
今聞くとなおさら意味深く感じますね。

そのBuono!のメンバーである嗣永桃子さん(読:つぐながももこ)に一目惚れし、私のハロープロジェクトという果てしない沼落ちライフが始まって今というわけです。

世間的には"ももち"で浸透していますが私にとっては神様同然なので敬意を込めて嗣永さんと称しています。
嗣永さんは2017年に芸能界を引退されましたが、今でも私にとって尊敬する方の1人です。

嗣永桃子さんがラストコンサートにて我々に残してくださった言葉が

「皆さんのほうが 絶対に幸せになってください」


嗣永桃子さん自身最後のステージにて我々に向けて仰ったありがたいお言葉で私にとって今でも心に刻まれている言葉です。

おそらく嗣永桃子さん自身すでに「幸せ」だからこそ出せるフレーズなのかなとも思っています。

これに留まらず、いまの推しも名前に「幸」が付いたりとわたしのヲタ活人生どうやら「幸」に縁があるように思うので、幸せこそが私の人生における目的・使命なのかなとすら思っています。

ちなみにその子の名前は為永幸音(読:ためながしおん)さんと言いまして、アンジュルムというグループのメンバーでニックネームは「しおんぬ」、趣味は筋トレ、好物はたらこスパゲティ。パフォーマンスから普段も全力投球なのもあって「しおんぬ大暴れ」という称号も頂いております。しっとりパートさせれば右に出る者はいない。めちゃ優しさ思いやりの塊、大天使まさに美そのもの!好きになること間違いなし!の魅力しかないお方です!(ここまで超超超早口)


ハッ!!!ついヲタ心爆発させてしまった汗


話が無駄に壮大になったり、推しトーク全開にしてしまったわね失敬。


つまり


まず第一に自分の幸せこそが大事ってわけです。

人が生きてくうえで必要な労働で幸せに、いや自分らしく生きることこそ大切だと思うんです。

そうなると私が求める働き方は何か?って考えると。


やはり フリーランス かなと思っちゃうんです

フリーランスといえば

・収入が不安定
・思ったより経費で得しない
・営業やマーケティング、日々の仕訳やるのも1人
・成長を実感しづらい
・インボイスの影響モロ食らう
・年金や保険のサポートが会社員と比べ薄い
・確定申告しんどい

などマイナスイメージが拭えない印象でしょう。

わたしもX(Twitter)で確定申告、経費で嘆いている方のポストを見て「しんどそう、、」と自分に置き換えて不安になりました。
案件が少なくても多くても大変で、仕事の量にもバランス感覚重要なイメージもあります。

それでも魅力を感じてしまうんです。


・人間関係を選べる
・決まった時間という拘束がない
・労働とオフ時間を自由に決められる

叶うならこんな生活がほしい!!!!
恐怖もありながら魂からなりたい欲求が滲み出てるような感覚がするんです!

著者いしかわゆきさんの過去の生い立ちみても昔のわたしと重なるような点ばかりでしたし。

ほかの尊敬する方を思い返しても

【世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方】という本の著者である八木仁平さんも『皆にやりたいことに夢中になってほしい』という価値観で発信していますし、それに本人も夢中に毎日を生きています。

フェルミ漫画大学の管理人様も、『満員電車に乗りたくない』『人に命令されたくない』という揺るぎない価値観の持ち主です。

あげた御三方の生き方が好きなのはどこかしら私も似ているからだと思います。

会社員が向いてなかったり、自分が夢中になれる事で生きていたい
憧れる理由として「価値観からベストマッチ」なのです。

ありのままの自分で夢中に、社会が決めたルールとは違う生き方がしたい

これが仕事面での私の価値観かもしれません。

ただ、いきなりフリーランスになるのも無謀なこともあります。

特にわたしは1つひとつのし上がっていくステップ型に近いのでまずは経験積むのもアリだと思っています。

もしかするとフリーランスよりも

・テレワーク型のサラリーマン
・フレックスタイム制の職業

の方が合っているかもしれませんし、経験積めるならいいなとも思います。

もしくは上記当てはまらない働き方を実現できる生き方だって存在する可能性だってございます。

選択肢を増やして、より良い人生を歩めるよう「知らなかったことを選べる」人になりたいと改めて突き動かされたような、そんな気がします!


求人探しても在宅ワークが少なかったりら今やっている投稿に繋がるような仕事が果たしてあるのかも不安ですが、転職を真剣考えないとマズイ状況になってしまったからこそもう一度向き合ってみようと思いました!
知らなければ不安は拭えませんし。

みんな在宅ワークとかフレックスタイム制とかどうやって探したのか気になるのでもし「この求人サイトおすすめ」や「こういうルートが実はあって」などアドバイスしてイイよって方はご教授お願いしたいです!
(ちなみにわたしは投稿時点で大阪在住です)

と他力本願のみならず私もじぶんの求める理想の未来に向けて進まねばですね!

いまの自分を幸せにする方法を模索しようと書きなぐってスッキリできた気がします。
ただ暗い話を感情のまま出しすぎた事だけは反省します。すみません。。。

やはり、いしかわゆきさんの本は私にとってのビタミンそのものです。
またこうして救われるとは思いませんでした。

改めて素敵で心ごと救ってくださる1冊を世に出してくださりありがとうございます。


書く習慣、聞く習慣ふくめてこの先も私にとってのお守りなことに間違いないでしょう。


最後にここまで読んでくださったアナタに盛大な感謝と約15.000字を読ませてしまったことに心よりお詫びと感謝とBIG LOVEをあげちゃいます!


締めまとまんないのと睡眠削った限界きそうなんでこの辺で終わりにします。

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