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嗣永桃子さんに出会って今の幸せに行きついたヲタクのお話



※ヘッダーは丁度6年前にいった個別チェキ会での嗣永桃子さんとのツーショット。


※前半がプロフィールと経歴で長くなってしまったので、本題だけ読みたい方は目次で「 4. 」までお進みください。
というよりどこ切り取っても長いので余裕ある時にお読みするのをオススメします。
( ちなみに私は30分かかりました。)

3/9 追記
4.の「◆卒業当日」「◆引退後も残してくれたもの」に当時の写真を追加忘れていたので貼らせていただきました。



本日 3月6日は " ももち " こと嗣永桃子(読:つぐながももこ)さんの誕生日

2002年から2017年まで、モーニング娘。などで有名なハロープロジェクト(通称:ハロプロ)に所属していたメンバーで、いろんなグループでの活動、そして数々のバラエティにも出演していたので知っている方は多いかもしれません。
が、芸能界を引退されて5年以上もの月日が流れたので知らない人も増えたかもしれません。

彼女は私にとって「推し」を通り越して「恩人」もはや今まで会ってきた人の中でも神様と言っていいほど特別な方です。

嗣永桃子さんに出会ったのをきっかけにハロープロジェクトの底なし沼にハマり、自分ひとりで行くことのなかった地方への遠征、普段の生活で出会えないような人との交流。数えきれない程のかけがえのない体験をいただきました。

ここまで人生変わるなんて昔の自分に聞かせても想像つかないことでしょう。

この記事は

・嗣永桃子さんの経歴
・嗣永桃子さんの魅力
・私が嗣永桃子さんに出会いハロヲタになるまで

の順番で解説していきます。

1年の中で、自分の誕生日より楽しみにしているこの日に向けて、数日かけて作ったけどまぁ大変だった。

結ッッッッ構長くなりますがお付き合いいただけますと幸いです。


1.嗣永桃子さんについて


◆ プロフィール


引用元
生年月日 : 1992年 3月6日
出身地    : 千葉県
活動時期 : 2002年〜2017年
引用元

サイトなどが無いため、それ以降もWikipediaが参考文献になることをお許しくだ、いや、許してにゃん。


◆ 経歴


2002年に ハロープロジェクト・キッズオーディションという小学生の中からハロープロジェクトの新メンバーを決めるオーディションで合格し芸能界入り。

2003年にZYX(読:ジックス)でデビュー
メンバーには当時モーニング娘。の矢口真里さんも在籍していました。
こちらはグループというよりユニットに近いイメージなので、この後グループ毎に解説入れる中で省かせていただきます。
・行くZYX! FLY HIGH
・白いTOKYO

と2曲を出していますが、どちらも名曲なので興味わいた方は是非。

2004年にBerryz工房(読:ベリーズこうぼう)というグループでデビュー

更に2007年には、Buono!(読 :ボーノ)というグループでもデビューします。

2011年に出演した番組「めちゃ×2イケてるッ!」(通称:めちゃイケ)にて加藤浩次さんを相手に身体を張った絡みを見せ、それを皮切りに数々のバラエティに出演し、今の知名度に至ります。
ちなみに、加藤浩次さんに引きずり回されるなどされていましたが、本人はむしろ " 活躍のキッカケを頂いた " として引退前に本人宛コメントを残していたくらいの恩人です。
私も、好きな人をここまで大きな存在にしてくれた加藤さんには大変感謝しています。

2010年から2014年春まで大学に通い、教員免許を取得しております。
数々のバラエティをこなしながら勉強までされてて本当に凄い方だと改めて尊敬です。

2014年夏にBerryz工房が翌年に無期限の活動停止を発表。
ただ嗣永桃子さん自身は活動を続けたいという考えだった。
その時期に里田まいさんが所属のカントリー娘。をグループ名をカントリー・ガールズと改め、新メンバー加えて再スタートが発表される。
そこでプレイングマネージャー(新メンバーを指導するメンバー)として嗣永桃子さんが選ばれます。

2015年の3月3日にBerryz工房のラストコンサートが行われ活動停止。
そして3月25日にカントリー・ガールズとしてメジャーデビュー


2016年の11月にカントリー・ガールズ及びハロプロからの卒業を発表。
卒業後は幼児教育の道に進むとのこと。

2017年の5月22日に横浜アリーナでBuono!としてのラストコンサートを開催。

2017年の6月30日、自身のデビューと同じ日付にラストコンサートを開催。
15年のアイドル、芸能活動に終止符を打った。


以上が嗣永桃子さんの歴史となる。
箇条書きになりましたが主要な部分をまとめさせていただきました。


2.在籍グループ


15年もの在籍期間があるのでザックリにはなりますが、嗣永桃子さんが在籍していたグループの説明に移ります。
()は嗣永さんの在籍期間をさします。
3つめのグループは嗣永さん途中卒業のため()から数年続きます。


◆ Berryz工房 (2004~2015)

引用元

Berryz工房(読:ベリーズこうぼう)は2004年にハロープロジェクト・キッズから選ばれた8人で結成されたグループ。

嗣永桃子さんは先程から紹介してますので他の方々の紹介。

清水佐紀 (読:しみずさき) さん
(後ろ一番左)
徳永千奈美(読:とくながちなみ)さん
(後ろ右から2番目)
須藤茉麻(読:すどうまあさ)さん
(後ろ一番右)
夏焼雅 (読:なつやきみやび)さん
(前センター)
熊井友理奈 (読:くまいゆりな)さん
(後ろ左から2番目)
菅谷梨沙子 (読:すがやりさこ)さん
(前左)

そして 石村舞波(読:いしむらまいは)さん

の8人でデビューしました。

翌年に石村舞波さんが卒業し、そこから7人での活動です。

今回は嗣永桃子さんに焦点を当てての解説なのでざっくりな説明となりますが、メンバー全員の個性が爆発しまくってて魅力しかないです。

ここまで異色なグループはこの先も出ないでしょう、と思わせる強さです。

さいたまスーパーアリーナで公演したグループで当時"最年少記録"を持っていたり、海外にファンがいたりととにかく凄い。

2014年8月に無期限の活動停止を発表し

2015年の3月3日にラストコンサートを開催し、約10年の活動に幕を閉じました。

投稿時点で活動しているメンバーは須藤さん、夏焼さん、熊井さんの3人ですが、Berryz工房への愛は変わらずイベントで歌い継いでくれています。

代表曲を数本だけピックアップすると。

◾️ あなたなしでは生きてゆけない ◾️

こちらがBerryz工房最初のシングル。
2004年3月3日リリースなのだが、ここ打ち込んでる段階で3月3日にあたるのも偶然かな?
それはさておき

デビューから初恋を最後の恋にする発想インパクトありすぎだろ!と改めて聴くと驚きだらけである。
この時まだメンバー義務教育ってのがまた凄い。

これはBerryz全ての曲への感想にはなるが、数年後メンバーが大人になってから歌う過去曲の歌詞と歌い手の年相応がリンクして新たな味が生まれる感覚が堪らなく好き。


◾️ 青春バスガイド ◾️

こちらは2009年リリースの曲
イナズマイレブンのエンディングにもなったので知ってる人も多いかもしれない。
選んだ理由としては、私がBerryz工房を知ったキッカケ。というのもあるがメンバーが中学高校となり成長したのを初見の方に実感してもらうのに最適と思ったからなのもある。

◾️ ももち!許してにゃん♡体操 ◾️

引用した画像の 「 cha cha SING 」を貼ろうと考えたが、この曲ここで紹介しないなど有り得ぬと思い出したので紹介させてもらう。
私も初めは困惑してしまった民ということは自白させてもらう。が後々思い出深い曲いや体操になるとは想像もつかなかった。

◾️ ROCK エロティック ◾️

Berryz工房の歴史で後半にあたる時期の代表曲。
と私個人で思ってるだけでもあるが(小声)
少女だったメンバーが男役という一部のファン層沼るレベルじゃないだろ!のような自体になりかねない神曲。
ハロプロの後輩メンバーがカバーに選ぶほどの人気曲です。

まだまだ紹介したい曲はあるものの文字数いくらあっても足りないのでここで止めておこう。
これでもだいぶ絞った方ですが多くなりましたね。
いい曲ばかりなので公式チャンネルからあなたのお気に入り曲を探してみてはいかがでしょうか?

実はこの後の2グループより行った回数少ないので多くは書けないと思い無理やり打つのも違うかな〜ということで手短にしました。


余談ですが、ここで選ばれなかった7人と、研修生(当時の呼び名はハロプロエッグ)から1人の計8人で後に結成されるグループが、アイドルの憧れと呼ばれた伝説グループの℃-ute(読:キュート)です。
こちらまで説明入れると長くなるのと話の趣旨脱線しちゃうのでWikipediaの引用リンクはる形で割愛します。
次紹介のグループに少し関係するので知識あったら便利と思って紹介入れてみました。


◆ Buono! (2007~2017)


引用元

Buono!(読:ボーノ)は2007年

嗣永桃子さん(中心)
嗣永さんと同じBerryz工房から夏焼雅さん(右)
℃-uteの鈴木愛理(読:すずきあいり)さん(左)

の3人で結成されたユニット

元々しゅごキャラ!というアニメの主題歌のために作られたユニットでした。

しかしバンドをバックに、ロックなセットリストをやったりと当時のアイドル業界では珍しいライブハウスでのツアーがメインでした。

いつしかユニットの垣根を越えた孤高の存在へと変化を遂げていきます。

2012年に、指原莉乃さんプロデュースで行われた合同アイドルイベント「ゆび祭り」にて圧巻の歌唱で爪痕を残した事により今の人気のキッカケに繋がります。
代表曲の「初恋サイダー」を筆頭に様々なアイドルがカバーされ有名になった。そんな経緯です。

2012年以降ツアーはなかったものの、ハロプロ合同のコンサートで登場したり、Berryz工房終盤のコンサートで登場もしました。

そして2015→2016年のカウントダウンでの年明け、8月に単独で武道館が決まる報告が、これはおおくのファン待望の瞬間でした。
ちなみに開催された8月25日は夏焼雅さんの誕生日でもあります。

武道館終わった数ヶ月後に嗣永桃子さんの引退が発表されました。
すなわちBuono!も最後となります。

卒業前の5月に横浜アリーナでの単独にてラストコンサートがおこなわれ、活動に幕を閉じました。

残った夏焼雅さん、鈴木愛理さんの2人や後輩メンバー達が今は楽曲を歌い継いでいます。

ラストコンサートから今年で6年経ちますが未だに話題になることが多く、番組などの特集でとりあげられる度Twitterでトレンド入りする程いまでも絶大な影響力を誇ります。

代表曲を紹介しますと。

◾️ ホントのじぶん ◾️

Buono!最初の曲
ラストコンサートの最後の曲としても選ばれたBuono!の原点です。

◾️ ロッタラ ロッタラ ◾️

Buono!の中でも結構カバーされるイメージの楽曲。
「幸せになるため生まれ そして誰かをしあわせにするため生きていくんだ」という歌詞がこの世の真理すぎて好きすぎるんですが。
失礼、私情で話してしまった。

◾️ 初恋サイダー ◾️

やはりBuono!と言えばこの曲!と世間的な認知は受けているであろう初恋サイダーは入れねばなるまい。歌詞も素晴らしい。が私的にはミュージックビデオで絡む3人が好きすぎる(全MV総じての感想ですが)
ショート雅ちゃんがどストライクすぎて、いや3人とも素晴らしいわ泣

◾️ 初恋サイダー (ライブver.) ◾️

先程の初恋サイダーの武道館で歌ったものの切り取り。
やはり生の歌声を聴いてその迫力に触れてほしいのが私としては切に願いたいところ。
この日の武道館じっさいに参戦した身だが、いつ聴いても新鮮な心で衝撃受けれるグループなの凄まじい。


もっと紹介したい曲やまほどあるがまだまだ文章作らねば当日間に合わないのでここで切らせてもらう。

過去にBuono!について熱く書いた投稿もあるので良ければ是非。


◆ カントリー・ガールズ (2014~2017)

引用元

2014年11月5日に結成したグループ
カントリー娘。のグループ名とメンバーを変えて再スタートしたグループです。

嗣永桃子さんはメンバーを指導する役割のプレイングマネージャーとして加入します。

前列  左から
嗣永桃子さん
山木梨沙(読:やまきりさ)
さん
後列 左から
島村嬉唄(読:しまむらうた)さん
稲場愛香(読:いなばまなか)さん
森戸知沙希(読:もりとちさき)さん
小関舞(読:おぜきまい)さん

2015年にメジャーデビューしました。

同年6月に島村嬉唄さんが脱退し、しばらくは5人での活動となります。

同年11月5日に新メンバーが加入。

引用元

白衣装の2人、左から
船木結      (読:ふなきむすぶ)さん
梁川奈々美 (読:やながわななみ)さん

そこから7人で活動しますが
2016年8月、今度は稲場愛香さんが抜ける形になります。

そこから嗣永桃子さん卒業までは6人での活動となります。

2016年11月5日に嗣永桃子さんの卒業&引退が発表され、2017年6月30日のラストコンサートにて結成からプレイングマネージャーとして貢献してきた中心のお方が卒業という形になりました。
嗣永桃子さんがアイドル人生を過ごした最後のグループでもあります。

ラストコンサート時の写真
引用元


嗣永桃子さん卒業後も触れますと、残ったメンバーの半分が他グループの兼任が決まり、カントリー・ガールズとしての活動がめっきり減る形になります。

森戸→ モーニング娘。
梁川→Juice=Juice
船木→アンジュルム

後に山木さんもカレッジ・コスモスというグループを兼任したので小関さん以外が掛け持ちという形で活動した事になります。

活動の詳細は省略させていただきまして、最終的な話に移ります。

・梁川さんは2019年3月にハロプロごと卒業&引退

・同年10月にカントリー・ガールズ自体の活動休止が発表され、12月末にラストコンサートが行われ幕を閉じました。
このコンサートで山木さんは芸能界引退、小関さんはOGとして今でも活動中です。

休止後も、森戸さんがモーニング娘。船木さんがアンジュルム専任で活動していました。

・2020年12月に船木さんがハロプロごと卒業。
今は芸能活動自体を休んでいる状態です。

・そして昨年の2022年6月に最後まで現役ハロプロメンバーだった森戸さんが卒業。
今は芸能活動を一旦ストップして海外留学中です。

こうして今では全員がOGとなりました。


カントリー・ガールズの経歴については少し前にも2度まとめましたのでこちらも置いときます。
(私事ながら1ヶ月弱で経歴3回も書いてて内心引いてる。。)


結成時点で嗣永桃子さんはアイドル歴10年の大ベテランだったため、プロから学んだノウハウで育った精鋭揃いのグループでした。

ファン目線なので贔屓めに聞こえますが全員が場を回せる最強なメンバー達だったと自信もって言えます。

そんな5人での活動をもう少し見ていたかったのが私個人の心残りでもあります。

こちらもオススメ曲厳選すると

◾️ 愛おしくってごめんね ◾️

カントリー・ガールズの記念すべき1枚目のシングル。
スタートのごめんね桃子から毎秒許しまくるしかない数分間を体験いただけます。

◾️ わかっているのにごめんね ◾️

カントリー2枚目のシングル。
謎のお婆さんを演じる嗣永桃子さん(通称:ばばち)が繰り出す世界観がなぜか癖になるMV
更に言えば森戸知沙希ちゃんの可愛さ爆発で、と話してると時間足んないんで次行きます。。

◾️ ブギウギLOVE ◾️

カントリー3枚目のシングル
やなふな(梁川 船木の総称ネーム)の初加入曲
今までのカントリーにないタイプの楽曲。
どこか懐かしいレトロを感じさせる世界観を平成生まれで演出する世界観がまたいい。

◾️ どーだっていいの ◾️

カントリー4枚目のシングル
可愛いがコンセプトのカントリーでは珍しいゴリゴリなロック調の1曲
世間なんて気にせず自分がHappyかどうかが大事
という現代人に訴えかけるスタンスの曲入りが私の好きポイントです。

◾️ ピーナッツバタージェリーラブ ◾️

カントリー5枚目のシングル
嗣永桃子さん卒業前のラストシングルです。
イントロ歌い出しの嗣永桃子さんの歌唱力に酔いしれる所からスタート、そこから皆で実験しながら話が進んでく尊みあふれるストーリーを体験いただけます。
私個人的に2017年を体現するようなそんな1曲として今でも大好きです。

ダブル、トリプルA面なのでまだまだ紹介したい曲ありまくりですが一旦ここで以上とします。

このままだとカントリー・ガールズへの愛を無限に語るコーナーになってしまうので次に移ります。

今時点で長文ですが、お付き合いいただいてる皆さんありがとうございます。


3.彼女の魅力


魅力について書いていこう。
ただ隅々まで書くと何時間あっても足りないので手短に、のつもりがここも想定してた以上に長くなってしまいました。

◆ 24時間365日アイドル

2002年から2017年まで15年もの期間をアイドルとして活動していた彼女。

この時点でもアイドル界のプロフェッショナルではあったものの、キッズの同期の中でもずば抜けてアイドルを貫いていたようにも見える。

ステージでは常時小指を上げてパフォーマンスしていた。いやそれが嗣永桃子というアイドルの基本形態だった。

「愛を受信するため」という本人がアイドルとして立つための絶対ルールなのだ。

これを十何年わたしたちも真似できるかと問われれば難しい、いや無理な話だ。

そしてカメラが回っている間だけでも常にアイドルの自分でいる姿勢は崩さない所はまさにプロフェッショナルとしか言いようがない。

私の知ってる限りでは、嗣永桃子さんはいつでもアイドルだ!と思わせてくれる。
そんなお方です。


◆ 自分を曲げない


彼女のアイドルという生き方は、まさに己の美学のように感じ取れる。

先程の小指を立てる話もここにカウントされる。
それともう1つが、楽屋の挨拶回りも自作のボードを持参している事。

ある番組で「その挨拶を辞めさせるよう説教した後も本人はやるのか?」というドッキリ企画でも、嗣永さんは説教うけた後も変わらず自分のやり方を変えなかった。

自分の道を信じて進んだ結果、世間から何と言われようとも、自分のやり方を曲げず突き進み今では引退が惜しまれる程の伝説にまでなった。

実際己の信念を貫きつづけるのは難しい。ということは誰もが思ったことがあるはずだ。
そんな世の中で、自分のやり方に誇りが持てる人が実際どのくらいいるだろうか?

この文を打ってて浮かんだのが「太陽の塔」で有名な岡本太郎先生。
自分の価値観に対して学校や社会とのルールが合わない現実に戸惑いながらも逆境に立ち向かい結果評価され、今でもいろんな方から尊敬され続けている偉大な方です。
ちなみに私も尊敬しているうちの1人。とはいいつつ彼の作品が心から好きか?と問われると少し戸惑う。
ただ、誰にどう思われようとも「これが俺だ!」という信念は間違いなく作品ごしに伝わってくるので「好き嫌い」というより「カッコイイ」の方がしっくりくる。

ま〜た話逸れちゃいましたね、申し訳ない。
話を戻そう。

つまり、自分を信じる人はカッコイイということ。

嗣永桃子さんなど私の好きな人は「己の道を信じて突き進む人」が多い。


誰にどう思われようと、「アイドルとしての自分」「自身の生き方という信念」を貫く姿勢はまさに脱帽と尊敬、いや言葉で表せないほどの敬意が湧き出てくる。


◆ 頭の回転の速さ


バラエティで見たことある人ならイメージしやすいかもしれないが、とにかくトークの切り返しが上手い。

ドッキリ系などでいきなりテーマ変更された時も自身の話混ぜてのカウンターをかませるのが素晴らしい。

コンサートのMCでも「ももち先輩(後輩からの呼び名)○○ですよね」といきなり問われても的確なコメントで返せる凄まじさ!

この対応力で数々のバラエティでもいろんな方と番組を盛り上げてくださりました。


◆ 周りをも活かす


バラエティでの彼女を見たことある人なら思ったであろう、自分を出すのが上手いと。
ただそれだけじゃない。

バラエティでの共演相手を含めて " いかに魅せる " というイメージだ。
例えば、ダウンタウンの番組に出るとして自分がどう動けば目立ちつつ他の人もおいしい流れに持っていけるか?を常に考えたうえで動いているようにもみえる。
過去に共演した時も叩いている浜田の表情がどこか楽しそうだったのをなぜか覚えている。

自分だけでなく、いかに周りを勝たせるか?を意識しながら番組の空気作り、更にはコンサートでもしていた。

所属していたカントリー・ガールズのコンサートMCでも、自分だけでなく後輩の特徴も全面的に活かす流れに持っていくのが多かったので
グループ=私を含めた"皆" というのが見ている私達に充分に伝わるコンサートをいつも作ってくださいました。

現に私がカントリー・ガールズのメンバーの特徴ある程度覚えているのも嗣永桃子さんの " 皆を目立たせる戦略 " のおかげでしょう。

度々でている「周りを勝たせる」というフレーズは最近読んだ本の受け売りなのだが「誰かのためにやる事こそ自分を強くする」というマインドを既に嗣永桃子さんから学んでいた!
と勝手な解釈ながら読んでて昂ったし、何度も言うが素晴らしいお方を応援してたことに尚更誇りを持った瞬間だった。


◆ ファンに厳しい(いい意味で)


個別握手会というメンバーと直接話せるイベントがある。ご時世の都合上ここ数年はアクリル板ごしでのトーク会に変わったが。
ヘッダーに選んだ、チェキ会の時も含めてめちゃくちゃ緊張した。なんせ切り返しが上手いのもあって圧倒されるファンが多い。

私もやや冷ためな対応くらった事あるので、あれ以上に怖いトークとか想像つかんのだが、、、

私も幅広いアイドルを知ってるわけではないもののここまで特殊な対応をされる話はあまり聞いた事がない。

ショッピングモールで行われるCDの即売イベントもあり、買った枚数分の券が付属し、それがあると楽曲披露後にメンバー全員と握手できるというものが過去にあった(握手じゃないものの最近復活しつつあるっぽい)
そこで明らかにレス(視線を貰う行為)を求める人を「その手には乗らん!」のごとく切り返すなどファンサービスする所としない所がはっきりするなど戦略うまいと感服させられる。

というほんの一例だが「サービス旺盛なアイドルという職業であまり聞かない対応をする方」
という感じにしか捉えられない書き方になったが本題はここから。

逆に言えば、普通じゃないからこその魅力があるというのが嗣永桃子さんの好きな所である。

1ヲタクが知った口のように話すのもおこがましい話なのは今更承知だが、、、

普通なら応援してくれるファンをあしらったり酷い扱いするのはあるまじき冒涜にしか見えないかもしれない。ただ間違いなく本人とファンの間でしか形作れない「信頼関係」というものはそこに存在した。
(ここに関しては後に本人も触れていた)

確かにこの話や実際会った人にとって恐怖のような強い何かと捉えた人もいるだろう。

ただ世間的な「普通のイメージ」じゃないからこそここまで伝説になったのだと私個人的な考えながら思う。

ここに関しては説明難しいのと私の表現力不足が絡んでホント申し訳ない。

ただもし、上記あげた特徴が無ければここまで特別な方としてあげられなかったかもしれない。

その唯一無二なところで誰にもたどり着けない境地みたいな存在の嗣永桃子さんが私は好きだと言うことは確かな感情なのである。


◆ 私個人的に心に残ったエピソード


アイドルとしてプロである彼女も1人の人間。
なので自分の望む道に行ってほしいとは一ファンとして思う。

卒業と引退を知った時は正直寂しかった。
幼児教育というもう1つの好きを極めていく、それを止める権利など誰にも無いから。

自分の行きたい道を行ってほしいのは本音だ。

本題だが、今まで書いたとおりアイドル界のプロとして凄い嗣永桃子さん、実は1番の志望校を諦めた事があったのをある番組で聞いた。
その受験日とコンサートが同じ日になったのだと

諦めたと書いた通り、志望校を断念してコンサートに出る選択をしたのだが、やはり本人も悔しかったはず。その日のために準備までしていた本番と自分の生きる今を天秤にかけることになるのだから。

ただ本人の納得のいく選択をしてほしいとは彼女の幸せを願うものとして思った。
と同時に自分の活動にここまで誇りをもってくれていたことを知れたのが恩師の手紙を伝ってでも嬉しかった。

自分の立つステージに、ファンのためにここまでの決断をくだせる方を応援している事に、こちらも誇りをもてる。
そんなエピソードをあげさせてもらった。


4.嗣永桃子さんの虜になったヲタクの話


ここまで長きに渡り、嗣永桃子さんの紹介をしてきました。
この時点で10000字超えてて震えておる。

書いててここまで愛溢れるお方だなぁ〜と再確認できましたが

ついにここで本題に移ります。


◆ 私の説明から

中学時代まではアニメやドラマなど様々な作品に興味があった少年だった。
(心は今も変わらずだが)
なので好きなアーティスト、グループというものの固定がなかった人だった。

分かりやすく言えばAqua Timezの好きな曲も「ごくせん」や「BLEACH」の主題歌に使われた曲メイン。
※(読:アクア・タイムズ)は2003~2018年まで活動していたバンド

といった作品の類でしかアーティストに興味を示さなかった人だった。
これだけで世代炙り出されそうで怖いが(小声)

中学になって、しゅごキャラ!というアニメが始まり次第にハマっていった。

軽く説明させていただくと、他校からも尊敬されている小学生なのだが、実は意地っ張りという面がある主人公がメインで「なりたい自分に変わりたい」と願った翌朝に卵が出現、そこから生まれたなりたい自分を具現化した " しゅごキャラ " が誕生し、、、という作品。
少女漫画のくくりだが人生に迷う人、特に就活や進路を控える学生は是非手に取ってほしい作品です。

主題歌も頭から離れなくなり調べた時に私の運命が動き出すこととなる。


◆ 嗣永桃子さんに出会う

実はガーディアンズ4(こちらもハロプロ内でできたユニット)の曲にもどハマりしたが推すというより曲推し止まりだった。

そしてBuono!にたどり着く。というよりMV見たことあったが本人にフォーカスして見たこと無かったなぁ〜で集中して見ることにした。

いや明確に意識した訳ではないので見ていて次第に沼入り、の方が正しいかもしれない。

時は2009年、危機管理抱かぬ受験生だった私

そのMVが MY BOY という曲

見た感想だが

めちゃ、気になる人いたなぁ、、、

そのお方こそが

上記MVからスクリーンショット

嗣永桃子さんでした!!!

久々ミュージックビデオ見ると当時思い出せていいですねぇ
当日思い出してたかぶってますぜ私!!

こちらもスクリーンショット

今更だけどケーキ取るために潜入って設定から好き。
多分だけど夏焼雅さん(右)のショートで歓喜するの絶対このMVの影響だわ。

それと3人に司令する役したy

失礼話を戻そう。

可愛いとカッコイイを備えた天使に出会い。
徐々にBuono!の沼、すなわちハロープロジェクトという果てしない沼へと引きずり込まれてゆきます。

そして2009年末にBuono!が大阪でツアーやる事を知り、人生初のコンサートに参戦!

そこから私のヲタ生活の下準備の幕開けとなります。

心残りなのが初ツアーながらDVD化されてないのだけは未だに不満かな。


◆ がしかし、、、


Buono!のプロフィールを見て驚いた事がある。

それが鈴木愛理さん(前のスクリーンショット左)
先程のミュージックビデオでほふく前進してた天使ちゃんです。

MVのスクリーンショット

なんと同世代だった!!!!!

同い年とは思えない活躍ぶりでまさに尊敬の意だった!(今も変わらずだが)

もちろん嗣永桃子さん、夏焼雅さんの好きは変わらないが、1番が逆転、いや違うな、とにかく愛理さん中心に変化してしまった。

高校についても触れておこう。
3年間は夏と冬に開催されるハロプロ全グループの出るコンサート(通称:ハロコン)
とその後始まるBuono!のライブツアーの半年に1度はコンサートに出向くほぼ在宅に近いヲタクだった。

そして大学へ

この時は2013年、鈴木愛理さん所属の℃-uteが遂に武道館に立つことが決まる。
それを皮切りに遠征ヲタクのデビューを飾ってしまうのだが、気づけば鈴木愛理さんに本題すり変わりそうだから話を戻していこう。


◆ Berryz工房の単独にも向かうが

℃-uteやモーニング娘。の単独を体験し、Berryz工房も行こうと決意した2014年の頭。問題が浮き上がる。

誰のTシャツ着よう?

この文章読む方なら「桃子一択だろ!」と言うだろう。

しかし当時の私はめんどくさい縛りのルールに囚われていた。
同い年のメンバーを推す義務

Berryz工房では菅谷梨沙子さんが同世代なのだが、そのルールに乗っ取り赤仕様で参戦した。

今となっては「そのルール何?」と笑える話をなのだが。

おそらくだが一度離れた嗣永桃子さんに戻るのも気まずいみたいな感情があったのかもしれない。

補足だが全員好きに変わりないのでそこだけはご理解を汗


◆ 活動停止を見て「正直に推そう」と決めた


そして2014年8月にTwitterに流れたBerryz工房の無期限活動停止の文

来年春からBerryz工房のないハロプロ
というのがどうしても信じられない。

・モーニング娘。から誰か卒業
・真野ちゃんが卒業でモベキマス(当時のハロプロ体制の総称)じゃなくなる。


とかのレベルを超えた衝撃だった。

発表見て思ったのが、嗣永桃子さんを応援できなくなるの?嫌だという感情

ここで不意によぎったので素直になったと思う。

ラストシングルのチェキや個別も大学の講義受けながらかった記憶が薄らと残っている。

ラストコンサートの写真を振り返ると嗣永桃子さんのTシャツだったのでここで戻ったのだろう。
なんせ8年前だと画像でしか確認のしようないので。

やはり馴染みのグループが明日から無くなる感覚湧かなかったものの応援してよかったと心から思わせてくれる数日間だった事に間違いない。

この文打ってる時もラストコンサート行われた3月3日なのがまた嬉しい。

当時の終演後武道館

◆ カントリー・ガールズに向かうも


Berryz工房は活動停止になったが、嗣永桃子さんのアイドル人生はまだ続くことになる。

それがカントリー・ガールズだ。

当時の千里セルシーでのイベント

嗣永桃子さんに会える!だけで通っていたが、やはり馴染むには時間がかかった。

というより2015年はBerryz工房の活動停止だけでなく前年のモーニング娘。から道重さゆみさん卒業により一時代(プラチナ期と呼ばれる)を築いたメンバー全員が現役にいない。
年末には当時のモーニング娘。絶対エースの鞘師里保さん卒業。
ハロプロ全体も新しい形になっていった年だった。

私はこの変化に馴染むのがキツかった。
というより受け入れるにも時間かかるし何が楽しいのか分からぬままひたすら様々なコンサートに参戦した。

が、どの現場ふやしても満たされることはなく幸福から遠のいていく実感だけが残った。

それぐらいBerryz工房無き後の世界に穴埋めを求めていたように思う。

そんな2015年大晦日から2016年の間をハロプロではカウントダウンとしてコンサートをしていた。

2016年なりたてになってからのステージでとんでもない発表がされた!


◆ 好きを再確認した2016年

それがBuono!日本武道館でのコンサート決定

聞いた瞬間ここ最近で感じることのできなかった喜びの感情が込み上げてきた。

まるで世界が輝かしく見えてきたのだ。

去年の憂うつが嘘のようだった。

やはり私が好きなのはこの方達だと自分の軸を再確認するキッカケの元旦となった。

この日から、カントリー・ガールズと℃-ute通う日々が楽しくなってきた。

そしてBuono!武道館の当日も2012年から止まっていた本格的なBuono!の歴史再開を刮目できて「生きてて良かった」と心から思えたし人生楽しいと思わせてくれる年だった。

だが武道館の数日前に℃-uteの翌年で解散が発表された後なので少し複雑でもあった。

そしてこの年の秋にあの発表が、、


◆ 卒業発表


2016年の11月5日に嗣永桃子さんの卒業が発表されました。

お恥ずかしいことに、その日私は現地には居ず、大阪の℃-ute即売にいました。

TL見た時は驚きでしたが流石に別現場で露骨に出すのもと思って一旦気持ちを抑えてはいたものの、やはり目の前の℃-uteに100%集中できず脳裏には嗣永桃子さんとの思い出がよぎるばかりでした。

幸い、なのか分かりませんが卒業発表後に嗣永桃子さんに会えるイベントは年明けだったので期間空いたのは気持ちを整理するためには逆によかったのかもしれません。

ただ、Buono!が見れなくなるショック、そして嗣永桃子さんが芸能界から退くという事実を飲み込めずにいました。

どちらにせよ今まで以上に後悔なく、できる範囲で会う機会を増やそうと決めました。

年が明けて2017年は会えるだけ嗣永桃子さんに会おう!ということで、冬のハロコン、新曲の即売、個別、ひなフェス、春ツアーと前半だけでも会えるだけ会いに行きました。

春ツアー初日の戦利品

それに比例してカウントダウンは近づいてはいるものの思い出が次々と増えていきましたので楽しかった記憶の方がもちろん大きかった。

心残りとしては、カントリー・ガールズの春ツアーはたくさん参戦すればよかったと後になって込み上げてきました、、後にあんな事になるなんて


◆ Buono!との別れ


そして私をハロヲタの沼に落とすキッカケとなったBuono!最後のコンサートの日になる。

時は2017年5月22日

楽しみでもあり寂しくもあった。
3人での姿はこれで最後なのだから。

この章の冒頭の通り、Buono!が無ければこの場にいないくらい私にとって特別なグループだった。

会場に使われた横浜アリーナ
この日以来より一層特別な場所となった。


スタートから楽しい時間だった事は言うまでもない。
だが盛り上がる時間が長くなるということは終わりに近づくということ。

終盤は3人、そしてBuono!と共に歴史を積み上げてきたバンドDolce(読:ドルチェ)との約10年近くの絆をより一層再確認する瞬間だった。

その光景を当時中学卒業まえから見ていた私としても込み上げてくるものがあったから。

終盤のKiss! Kiss! Kiss!のラスサビ前、寝ながら3人それぞれの感想が流れる所で「このまま夢にいさせてくれ」と懇願したことを今でも覚えている。

3人で最後に選んだ曲がデビュー曲「ホントのじぶん」というのも感動だった。例えるなら1話目からパワーアップを重ねた主人公が最終回で原点の姿、技でラスボスと決着をつける展開をみられたような嬉しさ(こういう作品に弱いヲタク)

話逸れそうなので軌道修正するとBuono!として最初から最後まで大切に過ごしていたのは本人たちも例外じゃなかったことを再確認できて嬉しかった。

このコンサートでオリジナルのBuono!とお別れというのは私がハロプロの沼に行くきっかけをくれたグループの時間は終わりという宣告ではあったものの、本人達が言った楽曲は歌い継がれるという事をここ数年で実感して好きな気持ちまでは消えず永遠ということを再確認させてくれる。

Buono!への気持ちはこの先も、今も思い出すだけで楽しい時間を過ごさせてくれる原点な事に変わりはない。

Buono!の最後を見届け、そのまま6月に突入。
余談だが鈴木愛理さん所属の℃-ute解散コンサートにも足を運ばせていただいた。
そして月末は刻一刻と近づいていた。


◆ 卒業当日


そして迎えた6月30日、前日のグッズ販売から関東入はしていた。

前日入れて2日間でこの先会えなくなる知人が出てくるという実感も湧かず、ただただ楽しい時間だけが過ぎていく。
変わらない空気があったものの夕方には公演が始まる。そう嗣永桃子さんを拝める最後の時間が。

会場の入口

開演から嗣永さんの教え子、カントリー・ガールズとして過ごした現時点の5人が犬猿雉鬼の姿で登場
桃太郎の音楽と共に膨れ上がる桃のバルーン。
曲のイントロと共に桃が割れ現れたのは
桃太郎の姿で神々しい佇まいで降臨された嗣永桃子さん!

白の羽織を脱ぐ演出もかっこよかった
引用元

この時点で涙腺ヤバ、かったかは覚えていない。
ただ楽しい時間、圧巻のセットリストが嗣永桃子さん1人によって繰り出されていく。
人は楽しいと夢中で記憶に残らない現象が我が身で起こっていた。

ハロプロでも過去に類を見ないであろう野外コンサートでの卒業。
ゆりかもめ青海駅の階段降りてすぐわかる程の大規模な会場だった。(お陰で青梅と言われても青海しか行けない人)

その日雨の可能性もあったが公演時は一切雨降らずに終わったのも凄い。

バラードの時はちょうど夕日が沈むタイミングで「この世界は嗣永桃子さんが支配している」と言っても過言ではない程景色全てを我がステージにする姿はまさに世界に愛されるアイドルといっていいだろう。

まさか数年ぶりの「ももち結び復活」からの"許してにゃん体操"という反則コンボ。
こんなにも思い出深い光景になるなんて予想外にも程があった。
なんせBerryz工房が活動していた時以来だったので、ここで持ってくる嗣永桃子さん策士すぎる。

そして最後の時間は刻一刻と近づいていく。

今までの思い出、ファンとのかけがえのない時間の全てを収束した感想を我々に聴かせてくれた。

しかも手紙でなく自分の言葉というのも驚きだ。

その中で、ファンに向けて言ってくださった印象深い言葉、それが

皆さんのほうが 絶対に幸せになってください


先の人生の幸せ、いや今この瞬間の幸せを確信しているからこその言葉。
自分の心が満たされているからこそ与えられる言葉だと思う。

様々な書籍で「ギバー(与える者)になれ」いう風なフレーズは書かれているが与える人は幸福度も高く何より満たされている証拠でもある。

他人の幸せを考えることができるお方を応援していた事を知ってからの約8年で実感できた事が嬉しかった。

嗣永桃子さんに出会えた人生に改めて後悔がないと確信を抱いた時間だった。

そして最後、ステージが下がる形で彼女はアイドルという15年間の歴史の幕を閉じる事となる。
常に愛を受信していた小指を下ろし彼女は一般人となったのだ。

こうしてラストコンサートは終演となった。

終わってからの数日間、実感湧かずフワフワしていたのを何となく覚えいる。

ただこの日にたどり着けたこと。嗣永桃子さんという偉大な人に出会えた人生に感謝な6月30日をこの先も変わらず分岐点になったことは紛れもない思い出だ。

終演後の出口

現役として最後のブログ

文字より実際見ていただけた方が実感しやすいので動画も引用させていただきます。
7:30くらいから卒業コンサートの舞台裏やダイジェストを見ることができます。

こちらの動画も
30分辺りから最後の曲のシーンを見ることが可能です。


◆ 引退後も残してくれたもの




嗣永桃子さん卒業をきっかけに離れよう。

そう思った。なぜならカントリー・ガールズが兼任により数が減るのも明確。
追っていても辛いだけと思ったのもある。

だが結局のところ嗣永桃子さんの教え子から目を離すなどできるわけもなく。近場のツアーと即売に行くことはしていた。

やはりすぐには離れられない自分がいたのも事実だった。

私事、後に新しい職場での生活を始めるのだが、そこで即戦力になることを急かされ、土日も休めず、結果も出ず、何のために生きているか分からない時期に直面した。

そんな時、カントリー・ガールズの数少ないイベント日と休みが被った。

カントリー・ガールズでの活動が減ったとはいえ数ヶ月に一度ペースで平日にイベントは行われていた。

会場となった新宿ReNY


久しぶりに行くと、教え子5人は限られた時間の中でも輝いていた。
卒業から半年で色々変わり、メンタルも落ち込んだ時期もあったが、それを救ってくれたのも嗣永桃子さんの教え子だった。

お恥ずかしい事に、ハロプロあるある「メンタル落ち込んだ時に沼る」という経験をヲタク歴9年のこの時に実感した。

何より「やっぱりこの子達を見ていたい」という気持ちがここに来て強くなった。

※そのイベントについてのブログ

その日からカントリー・ガールズの存在が生きる希望となった。それは今も変わらず。

左上: やなみん卒業
右上: カントリーLAST(りさちゃん、舞ちゃん卒業)
左下: 結の卒業
右下: 森戸知沙希ちゃん卒業


そして5人全員の卒業を見送ることもできた。
嗣永桃子さんが卒業前に皆のことをよろしくに近いニュアンスだったが我々に言っていた。
自分が抜けた後カントリー・ガールズは兼任が始まりやはり不安もあったはず。
見送るという使命を守れたことが嬉しかった。

"最後までやりきる精神"という嗣永桃子さんの教えの中で初めて守れた約束だったから。

最終的には全員ハロプロを卒業する形となり今の段階で私は現役ハロプロ現場に足を運んでいない。
最後に行ったのも2022年6月、教え子で最後までハロプロに残っていた森戸知沙希ちゃんの卒業である。

今は教え子の中でOGとして活動している小関舞ちゃんのイベントに足を運びつつ森戸知沙希ちゃんの留学を見届けている段階です。

それ以来、現役ハロプロ現場に足を運んでいないが。もしかすると何かしらで現地まで行く程の再燃があるかもしれない、けど先のことは分からないのでどこかしら行く可能性もゼロじゃないですが、
つばきやアンジュルム新曲MVとかYouTube追ってはいるので。


もちろんBuono!を歌い継いでくれる夏焼雅さん、鈴木愛理さんの活躍も追いながら。

そう、全て嗣永桃子さんがくれた生き甲斐なのだ

引退後も変わらず心の支えをくれる嗣永桃子さんへ感謝以上の何かでも済まされないほどの幸福を今いただいて生きている。

もちろん定期的に思い出す彼女とのあの頃を今も変わらず心の支えに生きている。

「幸せになって」と言われたものの私は今現状幸せなのだ。

ただ今の仕事やキャリアに不満があるのも事実だし残りわずかの20代という時間をどう使って人生を決めていくか悩んでいる段階でもある。ちなみに来年で20代終わってしまう。

仕事という人生の基盤に関してはまだ幸せとは呼びづらい現状だ。

ただ今までと変わらず「 幸せ 」という言葉を胸に納得のいく人生を追及していく姿勢だけは貫いていく所存だ。

自分の人生この先どうしていくか、このタイミングでより一層考えなければですね。
好きな人に胸張って幸せと言えるように。

幸せとは難しい。
それは5年間ずっと考えていても分からないくらいに。

それでも、全体的にみて私はこの文章を作ってる段階も含めて今 " 幸せ " に満ち溢れている。


◆ 私にとって嗣永桃子さんは



今の制作段階で16.000突破という事に私も驚きを隠せていない。(と書いてるが全体で18.000字あった)

ここで最後にするが、私にとって嗣永桃子さんは


 ◼️  幸せの意味をくれた人  ◼️


もし彼女に会わなければ今の自分はないと言ってもいいくらいだから。

もちろん産んでくれた両親や進路を考えてくれた教師など他にも数え切れない恩人がいるのも確か

彼女の場合、生きるうえでの基盤をくれた人といった方がいいかもしれない。

・いろんな地方に行く原動力
・普通の生き方では会えなかった方々
・幸せについて考える機会



など数え切れないほど今に繋がる事をくれた人だ。

この溢れる気持ちを文章として表現しきれない自分の技量不足が悔しいほど、それほどの熱量をくれた方。

嗣永桃子さんが卒業時にファンに向けた言葉を表せたのも単に「自分の気持ちを出すことに慣れていたから」かもしれない。真相は本人のみぞ知るだろうが。

私も、自分の本音を形にできる人になりたい。
と改めて実感した。

とまで書いたがこれ、どう終わらせればいいんだろ?

〆らしいまとめになるが。

嗣永桃子さんへ今まで抱いていた感情をできる範囲で形できた事が嬉しいし。
改めて人生を変える出会いをくれた人が桃子でよかった。

ただこの思いも人生の中の一部に過ぎないので定期的に振り返る機会はまだまだ欲しい。

そして「今、前より幸せな人生すごせてる」と心からいえる理想に近づきたい、 " いや近づいてやる! " と決心し、胸張って現実にできるよう精進していきます。

最後になりますが

嗣永桃子さん、お誕生日おめでとうございます!

あなたの言葉を胸にこの先も頑張ります。
ずっとずっと大好きです。
素敵な1年お過ごしください。

引用元


そして長文お付き合いさせたことを
ここにお詫びと最大の感謝を申し上げます。



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