寝かしつけの専門家に14万円かけた赤ちゃんはねんね上手になったのか?
夜泣き、長時間の寝かしつけ、背中スイッチなどなど、赤ちゃんのねんねでお悩みのママ・パパも多いですよね。
わたしも、生後2ヶ月半が過ぎたころ、こまぎれ睡眠、マンションの大規模修繕のけたたましい音で日中の仮眠もとれない、夫婦仲最悪で産後うつ直前まで追い込まれました。
そんなときに出会ったのが寝かしつけの専門家による『乳幼児睡眠コンサル』でした。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、赤ちゃんの睡眠に特化したコンサルタントサービスです。
わたしの息子にはこのコンサルが効果てきめんでした。
効果例①
【前】背中スイッチ入りまくり
寝かしつけは毎日1時間以上
↓↓↓↓↓
【後】コンサル開始から1週間
初のセルフねんね成功
効果例②
【前】夜中は3-4回起きがデフォルト
↓↓↓↓↓
【後】コンサル開始から2週間
夜通しねんね成功
こんな形でどんどんねんね上手になり、1歳9か月になる現在も、寝る前の絵本タイムが終わるとセルフねんねしてくれる寝かしつけスタイルです。
ただこの記事は息子のねんね上手を自慢したいわけでは全くありません。
私自身、息子のねんねで本当に追い込まれたので、4か月間のコンサルで得た情報をまとめ、ねんねで困っている人の役に立てればという思いでこの記事を書いています。
下記のような目次で構成されているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。『コンサルはちょっと』という方も、寝かしつけTipsも織り交ぜてますので、ぜひご覧ください。最後にスキ♡を押していただけると励みになります。
1. わたし自身の乳幼児睡眠コンサルとの出会い
命がけの出産を経て、休む暇もなく始まる怒涛の子育て。産後1か月は会陰切開のあとは痛いし、痛みに耐えながらの3時間ごとの授乳。そして、慢性的な寝不足。
そんななか始まったマンションの大規模修繕工事。けたたましい工事音で日中も仮眠を取れないし息子もうまくお昼寝できない日々。
4年間望みつづけ、ようやく我が家に来てくれた息子だったのに、つらくて毎日涙が止まらなかった。毎日17時ごろになると『今日は何回夜中に起きないといけないんだろう』と不安な気持ちに押しつぶされそうな毎日でした。
このままじゃダメだとねんね関連の本を読み込むも、本に書かれているように出来ずにさらに自己嫌悪。
あまりの睡眠不足で、プリンを買い忘れた主人に、『私はプリンを食べたいという願いさえも叶えてもらえないのか!』と大泣きした日もありました(今思うと本当にパパごめんという感じです、、、)。
わたしの産後3ヶ月はこんな感じで自己肯定感どん底、絹ごし豆腐メンタル、身も心もまさにボロボロでした。
そんなときに友人に紹介されて出会ったのが乳幼児睡眠コンサルでした。
2. 乳幼児睡眠コンサルが向いてそうな方
もし私と同じように我が子のねんねが原因で苦しんでいる方がいれば、『乳幼児睡眠コンサル』という赤ちゃんの睡眠の専門家に頼ってみるのも手かもしれません。
実際4か月間コンサルを体験してみて、おすすめしたいなと思ったのは次のような方です。
我が子のねんねが原因でとにかくつらい、涙が出る
(ポイントは人と比べないことです!涙が出るのは頑張りすぎてる証拠)本やインスタ等でねんねの知識はあるけど、我が子にどう応用すればよいかわからない
子どもが寝たあとの一人時間を楽しみたい
仕事復帰があり、我が子の睡眠を安定させておきたい
3. コンサル前後の寝かしつけアプローチの変化
ねんね関連の本を3冊読んではいたんですが、なかなかどこが肝なのか掴みきれていませんでした。
4か月のコンサルを受けて、各項目で抑えるべきポイントが明確になりました。
かな~り大事なのに全くカバーできていなかったり、逆にそこまで気にしなくてもよいことを一生懸命取り組んだりしていました。
例えば、生後数か月の赤ちゃんは睡眠環境が超重要なことをコンサルを受けて知りました。本にも『睡眠環境を整えましょう』とは書いてはいたんですが、光一つをとっても、本当になにも見えない真っ暗レベルが必要とまで認識できていませんでした。
逆に寝かしつけの癖を気にして、お昼寝も一生懸命ベビーベッドで寝かせないとと思っていたんですが、日中と夜の睡眠は別物なので、力を抜いて一番楽できる方法を探して大丈夫と、力を抜くべきポイントも知りました。
コンサル前後でのアプローチの変化をまとめてました。コンサルをお願いするつもりがない方も、こちらの表は少しお役立ちできる情報になっているかもです。
4. コンサルをお願いしてよかったポイント3選
赤ちゃんの個人差がある部分や、自分がやっていることが合っているのか不安なところを、寝かしつけの専門家に相談できることがなによりのコンサルの価値だと思っています。
具体的には下記の3つの項目がよかったポイントです。
4-1. ベビーベッドに置いてみることにチャレンジできた
ねんね本やSNSに書いているよく書いているアドバイスですが、ぎゃん泣きに心が折れて、なかなか一人では挑戦できませんでした。
『まずは〇分くらいチャレンジしてみよう』、『ホワイトノイズをかけてみよう』、『夕寝から起きてからの寝かしつけ時間を〇分に変えてみよう』など、具体的なアドバイスをもらい、安心してベッドに置けました。
初めて息子が一人で寝ついた時の気持ちよさそうな寝顔は忘れません。
『赤ちゃんには自分で寝る力がある』という本に書かれている内容がようやく腑に落ちた瞬間でした。(参照元: ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方、愛波文著)
4-2. 活動時間の具体的な時間がわかった
活動時間は聞きなれない言葉かもしれませんが、『ひとつ前の睡眠から起きて、次の寝かしつけまでの時間』のことです。
本には参考になる活動時間があるんですが、『寝かしつけが早すぎたり、遅すぎたりしても、どちらも眠れない原因になる』という説明があり、新人ママにはかなり難易度が高いものです。
特に息子は目をこすったり、眠そうな素振りを見せないのに、実はめっちゃ眠かったりするタイプだったので、なかなか寝かしつけるタイミングがわかりませんでした。
これもしっかりと寝かしつけのタイミングを相談でき、段々お昼寝や夜の寝かしつけるタイミングが自分でも掴めるようになりました。
また、眠い時に寝かせてもらえるので、息子も日中終始ご機嫌になりました。
4-3. うつ伏せ寝の具田的な対策がわかった
突如訪れる寝返りからのうつ伏せ寝ブーム。息子にもそのブームが到来し、ひっくり返しても、ひっくり返してもうつ伏せになる時期がありました。
せっかく夜中寝てくれるようになったのに、うつ伏せ寝がとにかく心配で、また眠れない夜が来てしまいました。
ここも『寝返りがえり』の習得状況などから、夜中の対応方法を丁寧に教えてもらい、安心してまた寝れるようになりました。
それ以外にも、お昼寝30分問題、スワドルの腕部分の外し方、旅行・帰省時のねんね方法など、なかなか自分一人ではわからないことに、的確な回答をもらえるのは非常に助かりました。
5. そもそも乳幼児睡眠コンサルタントとは?
大事な我が子に関することなので、無資格で科学的根拠に基づかないアドバイスだと少し心配になりますよね。
日本では、次の2種類の認定資格を取得されている方が多いと思います。私がお願いしたコンサルタントさんもIPHI資格をお持ちでした。
IPHI (International Parenting & Health Institute)
CISA (Consultant of Infant Sleep Association)
どちらも、科学的根拠のある知識を基に各家庭の状況や考え方を尊重しつつ、睡眠習慣の改善をサポートするメソッドを学ぶような資格のようです。
6. サービス内容と料金の目安
ここまでご覧いただき、一体どのくらいの費用がかかるか気になった方もいるかと思い、数名のコンサルタントさんのサービス内容と料金をまとめてみました。
かなり独断と偏見で選ばせて頂いた5名の方なので、ネットで『ねんねコンサル』などで検索するといろんな方が出てくるかと思います。インスタで情報発信されている方も多いので、インスタで検索するのもおすすめです。
5名の方はインスタをフォローさせて頂いているのですが、投稿も皆さん素敵です。コンサルをお願いしない場合も、寝かしつけ関係のTipsをインスタ配信されているので、そちらだけをフォローするのもおすすめです。
また、コンサルタントさん選びは、やはり相性がカギになってくるかと思います。
失敗した例に『無理にセルフねんねを勧められた』など、コンサルタントさんの中には自分のやり方を押しつけてしまう方もいるようです。
なかなか事前にコンサルタントさんの人となりを知ることは難しいですが、インスタの投稿やお客様の声などで情報を収集し、自分に合いそうな方を探してみるのがおすすめです。
7. 最後に
我が子のねんねに苦しんでいる方に、少しでもお役に立てる情報が届けたいという思いから、今まで経験したこと・調べたことをぎゅ~っとまとめてみました。
長くなってしまいましたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡
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