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「お子さんが髪を切るのを嫌がる」を「触覚防衛反応」から見る話

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「触覚防衛反応」 皆さんはご存じでしょうか

今回はそれをテーマに記事を書いていきたいと思います

以前書いた記事からも引用していきます


「触覚防衛反応」とは


お子さんが皮膚に触るものをめちゃくちゃに嫌がったり、振り払ったりする行動をとります これを「触覚防衛反応」と言います

これは、上記の「識別系」が止めていた「原始系」を止めきれず、バランスがくずれしまった状態を指します

防衛反応は他の感覚でもありますが

とりわけ、「防衛反応」は他の感覚でもありますが、この「識別系」と「原始系」が入り交じることが顕著なのが「触覚」です

「原始系」が「識別系」より強い状態にあると、「触覚防衛反応」がおこります。自分の身を守る行動につながるのです。原始系が暴走していると思っていただければ…

例えば

・人が近くを通るだけでビックリする

・毎回おなじような手触りのものをイヤがる

・タグのチクチクがイヤで服を脱ぎすてる

・急に体に触られると、ビックリして声を出したり手を払いのけたりする

・爪切り、耳かきが苦手

・特定の服の素材を拒否する

・過剰に嫌がるか過剰に好む水遊び、泥遊びなど

・大勢の人がいる場所を嫌がる

・過剰にくすぐったがる

・髪を切るのを嫌がる

・抱っこを過剰に嫌がる

こういったものが自分自身を守るために出る「触覚防衛反応」と言えます

特に頭やわき腹など、人体の「命」に関わる部分で「触覚防衛反応」は大きくでる傾向にあります

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