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自分の行っている支援の弱点は把握しておく必要のある話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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発達支援に携わっていた時に不意にスタッフ同士の会議で話題になった話があります

「発達支援に関わる私たちは支援の良い部分をみんなに伝えるが、じゃあ弱点、苦手な部分は何だろうね」

というものです

というのも、私が以前勤めていた職場は保育園と、発達支援センターが合わさったような職場で、保育園の考え方、センターの考え方でぶつかることがあったのです

支援に携わる人は、個別支援の重要性、視覚支援の有用性、小集団での関わり、スタッフの介入のタイミングなどを説きます

保育スタッフは、集団の重要性、見守りの大切さ、子ども同士の関わりの必要性をを説きます

よくよく考えると共通することや、別に分けて考える必要のないものも、どうしても「自分の行っている事の良さ」を主張したくなり、意見の対立は起こるのです




そんな中で、冒頭の疑問が出てきました

じゃあ、そんな自分たちのやっている事の「弱点」「弱み」「苦手さ」は何か

そういったものから目を背けているのではないか



答えは案外すぐ出ました

お互いの長所が相手にとっての弱点であったのです

個別支援に凝り固まった支援者は集団での学びのアプローチのレパートリー、関わりの幅が乏しく、

逆に集団での関わりに凝り固まった支援者は個別支援のそれに乏しい

ということだったのです

そういった答えに行きついた私は、「保育的要素」、「発達支援的要素」など、多面的な考えや知識を持てるように現場や研修なども偏りがないよう、様々なものに参加しました

結局、「お子さんの成長」を目標にしていることは変わらず、私の関わりの幅が増えたという結果になりました

そういった結果から、「自分の支援が相手の関わりより優れている」なんて口が裂けても言えなくなります

相手の良さが分かるからです

「多くの支援、関わりには良さがあり、逆に弱点もある」

ぜひ心に留めておいてほしいのです



以上になります
これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
質問等あれば、書き込んでいただければ


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