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子どもを怒ることのデメリットの話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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以前にも記事に書いたと思うのですが、私自身、怒る支援者だったんですよね

怒ってる時は、感情的になり、声も張り上げていたと思います

怒るときはお子さんが他害や、理不尽な行為をした時と自分で決めていましたが、

振り返ってみると、やっぱり、自分の未熟さが際立ちます

人として怒ることは間違ってもいないと思いますし、成長できる間柄なら、しっかり行うべきだと思います

それは今でもです

ただ、子どもと関わる仕事の上で、「怒ることで起こるデメリットの方が多い」と自覚したのです

今回はその内容を以下に記述していけたらと思います

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周囲に不安感を与える・それが傷になる

怒っている時には、怒ってる自分と、怒られているお子さんに意識が向きがちですが、

周囲のお子さんもその様子を見ています

それをみて「気を付けよう」と思える子もいるとは思いますが、結局何が大切かは伝わっているかはわかりませんし

発達支援の現場では、そういう「他者が何で怒っているか」に気づけないお子さんが多いです

しかし、その時の不穏な空気や、雰囲気は敏感に感じ取ってしまいます

それだけで終わればいいのですが、結構ことは深刻なんですよね

ASD傾向の中で、特に自閉傾向の強いお子さんは、嫌な記憶はフラッシュバックすることがあります

その場所、その時間、その人と一緒になるだけで、そのことを思い出し、泣き出したり、パニックになってしまうこともあるのです。しかも、それは一生続くかもしれないのです

そうなると、そもそもその子の支援を行うことすら難しくなります

そのことを知らない他の支援者は、お子さんが突然泣き出した状況をみて、「なぜだろう」と首をかしげます

的外れな支援につながってしまうことも少なくありません

様々な外的要因に引っ張られてしまうお子さん達、そして他の支援者にとって、「怒る支援者」は

お子さんの「障害」「ハードル」となり得るのです

基本的に相手に伝わってない

どんなにこちらが熱意溢れる声掛けをしても、独りよがりになりがちです

お子さんは「怖い」と感じると分かってなくても「分かった」と言いがちです

そしてすぐやるのです

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