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不調時のお子さんの支援のために大切にしている「アセスメント」の視点の話

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支援者向けの内容ですが、ご家族にとっても大切な視点です

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※不調:利用者さんなどの体調や精神状態が芳しくない状況全体を指しています

アセスメントとは、支援をする上で「評価」「現状把握」「事前評価」という意味で使われています

とても重要な要素と言えます もちろんお子さんの状態が芳しくない時もです

しかし

「今日は~君機嫌が悪くスケジュール通りに行動できなかった」

「いつもできている~ができなかった」

だから

「もっと厳しく、分かりやすくしたほうがいいのではないか」

「もっといい強化子を見つけたほうがいいのではないか」

こういった支援が行われている状況はよく耳にします

このような結論は出る支援は、知識、技術、経験の他に「アセスメントの力」が足りていないと考えます

我々支援者がどんなに構造化で分かりやすく伝えたり、強化子を用意したとしても「無理な時は無理」という至極簡単な結論に至らないことが多々あるのです

発達支援の領域で私がこのお子さんの不調時に「アセスメント」をする上で大切にしていること今回記述していきたいと思います



●お子さんの全体像を把握しているか


お子さんが不機嫌である、不調である、他害が多くなった、暴言が多くなった等 普段出ない行動が突然出ることがあります

こういった場合にまず考える必要があるのは、

「お子さんの生活全体の中での変化はなかったか」

という視点です

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