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お子さんの場面転換、気持ちの切り替えについて、発達支援センターでやっていた対応の話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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公園・散歩から帰れない、遊びを終わることができない、など、子どもと関わている時にはこういった場面に遭遇することが多々あります

そのまま無理やりでも連れ帰ろうものなら癇癪になったり、激しく抵抗されて、その後の活動に支障をきたす

なんてことも多々あります

私の考えでは、どうあってもこれはなくなりせん

しかし、大人はたくさんの引き出しを持っていると楽になります

「これならどうだ」という考え方や引き出しを多く持つことで、大人の努力の方向性が定まるのです

今回は場面の切り替え時にどういった対応をとっていたか、また、どんな考え方でスタッフが動いていたかを以下に記述していきたいと思います

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・レースなど競争を交えて戻った

公園や散歩に行った出先から帰れない、なんてことは本当によくあることだと思います

お子さんの競争意識をくすぐり、レースを持ち掛けそのままクラスに戻ったりしていました。比較的スタンダードな方法だと思います

小集団では明確にルールを決め、鬼をスタッフが行い、ゴール地点にもスタッフを配置し、ゴールスタッフにハイタッチすると逃げ切れる

という遊びも行ったりしました

スタッフは鬼のお面や変装をしたり、お化けや魔王が追いかけてくるという設定を加え、おもしろおかしく演出することで、楽しく戻れる工夫を心がけていました

ある程度遊びのルールやイメージが広がっているお子さん向けですね(´・ω・`)

・絵カードでの提示

絵カードで何をするのか提示していたお子さんには、次の活動を見せることで、場面の切り替えを伝えていました

例えば、外遊びの時には、次に給食の絵カードを見せることで伝える などです

お子さんの中で理解できていると、「なるほど」と素直に行動してくれる時もあれば、「いや」と伝えてくれる時もあります

そういう意味で、絵カードは子どもと同じ土俵に立てるものであったりします

ただ、細やかなこちらの気持ちや、応用がなかなか効かないのも絵カードです

例えば、「あと何回やったら終わりにしようね」という大人の意図を伝えるのも難しいですし、「じゃあ続けようか」それを許してしまうと絵カードの意味をその後誤認してしまうこともありました

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