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まっちゃん
2020年4月16日 20:56
『ありがとうございます!』僕は喜びを爆発させた。とはいえ、周りの人からは爆発してるようには見えないだろう。なぜなら、僕はとても感情表現に乏しい奴だから。それでも、本当に爆発していた。当時、今年一番の喜びを僕なりに。 『ホント、運がいいですね。普段、週末は来ないんですよ。今日はたまたま〇〇先生がいらっしゃるんで来たんです』と。さあ、いよいよスリッパーズ吉田さんの鑑定が始まりだ。 まずは両手
2020年4月9日 17:30
滋賀行きの夜行バスの出発時間は23時30分。東京駅に戻るタイムリミットは23時15分。ならば、逆算して22時40分には退店する必要がある。しかし、時間は残酷に過ぎて行く。そして、グラスの中の麦酒も胃の中へ吸収されて行く。スリッパーズ吉田さんはお連れ様を鑑定中であり、なかなかタイミングはおとずれない。当然、僕は焦り始めていた。『やばい!』バス代を捨てて、帰りを24時間後にスライドすべきか、占っても
2020年4月1日 21:40
さて、話を戻そう。3月21日。場所は東京、中野駅からスグ。麦酒が美味しい居酒屋。入店して一時間が過ぎた頃、ついにその時がやってきた。スリッパーズ吉田さんがやってきた。この日のために、この瞬間のために僕は準備をしていた。メディアに登場する時は決して見せることのない、スリッパーズ吉田さんの素顔を検索し、脳裏に焼きつけていた。そう、いつでも声をかけられるように。訪れたチャンスを見逃さないように。