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30歳、オーストラリア・メルボルン大学大学院へ

メルボルンに着陸して約4時間。ハネムーン期の勢いにのって、フレッシュな気持ちで、これまでとこれからを書き綴ります。

私がオーストラリア・メルボルンに行く理由

ただただ、宿命なのだと思います。

突然訪れた人生の大転機をきっかけに、“NEW ME”としてできる限り早く新たなスタートを切ろうと決めたとき、“海外で学ぶこと”は私にとって、ごく自然な選択肢として目の前にありました。"(人生において)自分の持っているカード"を見つめてみると、努力して身に着けた英語力、職務に関する知識とスキル、高校~大学の留学や職務を通じた異文化環境での経験、そして年齢や国籍をはじめバックグラウンドの異なる多様な仲間たちの示唆や助言があり、それらを動員して心から挑戦したい!と思ったのが、大学院留学だったのです。

一つのことに真摯に向き合い、極めることを通じて自信を育ててきた私にとって、縁を感じキャリアを通して経験してきた職務も、向き合い、極めたいと思う対象でした。5年ほど前、熱心に仕事に打ちこむ私に対し、尊敬するメンターが「10年もしない内に、海外の大学院に行くと思う」と予言したことを鮮明に覚えています。過去には、大学での留学を終えた際に「人生では3回、留学する機会がある。1回目は高校、2回目は大学、そして3度目は社会人で。」と励まされた記憶もあります。そのときは(たった半年前ですらも)人生の延長線上で、仕事を一時中断して海外留学することなど考えられませんでした。それが、ある日突然、現実的な選択肢になったのですから、人生は本当に何が起こるかわかりません。(笑)

メルボルンには、コロナ前の2019年に一週間ほど、一人で滞在したことがあります。オーストラリアには縁もゆかりもありませんでしたが、なぜだか、強烈に引き寄せられたのです。(恥ずかしながら、当時自分探し的なテーマを掲げていたため、旅行中の自問自答の記録が残っています。照)到着した瞬間から“滞在期間わずか数日の観光客”ということを忘れてしまうほど、メルボルンには全てを包み込んでくれるような、リラックスした空気が流れていて、まるでダイバーシティ&インクルージョンを体現した都市だなと感じました。人びとの眼差しはあたたかく、身の危険やだれかの悪意などを感じることなく、心地よく過ごすことができました。滞在中は、後に留学先となるメルボルン大学にも訪れました。素晴らしい環境に心を射抜かれた私は、学部の留学先で出会った親友に「もしもまた留学できるとしたら、メルボルン大学に行きたい。私たちが留学した大学に似て、とても環境がよかった」と、興奮気味に、“夢物語”を話していました。驚くことに、その親友は昨年、社命でメルボルンに転籍しました。そして彼女は、今ではすっかりメルボルンに根を張り、人生を謳歌しています。(このNoteは、彼女のスーパーモダンなお家から更新しています)

私が専攻するHuman Resources (人的資源管理)は、もともと多様な人種が共存する欧米を中心に研究がなされていて、たとえば日本では長年の経験を通じて体得されるものとされ、体系化されていないテーマを、欧米(豪含む)では学ぶことができます。メルボルン大学は世界有数のビジネススクールとして、産業界との繋がりを活かし、理論から実践への橋渡しに力を入れている点が、最大の魅力だと考えています。

このように、人生の大転機とメルボルンへの憧れが結びつく形で、メルボルン大学大学院に留学することになりました。ありがたいことに、学費の25%が免除される奨学金付での合格でした。メルボルンに移住することは必然的で、宿命だったのかもしれません。

あなたに読んでほしい

日本では経験しえない出来事や発見、それに伴う感情を独り占めするのは勿体ないな、と色々な方のSNSから気づきや学びを得て思い、私自身のNote開設に至りました。今後の更新では、特に、授業について、公開可能な範囲で、丁寧に書き記していきたいと思います(がんばります)。前述のとおり、日本では体系化されていないテーマを多く学ぶ予定ですので、HR領域の方々はもちろん、経営に携わる方にも、参考になる情報を提供できれば良いなと思います。学校以外の生活面についても触れていきますので、オーストラリア・メルボルンにご興味のある方の心にも届く内容になると良いなぁ。

それでは、今日は、私が大切にしている格言で締めくくりたいとおもいます。

https://www.aliexpress.com/item/831278881.html

#私の学び直し

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