「痩せる」ことの理解1

皆様こんにちは
お越しいただきありがとうございます

ここから4200の論文、栄養学を元に
「痩せる」
ことについてご説明いたします

男性であれば
・お腹の腹筋が見えるようになりたい
・以前のような痩せた体系を取り戻したい
・医者から痩せろと言われている

女性であれば
・ウエストをもっとくびれさせたい
・とにかく体重を落としたい
・来月結婚式がある

様々な事情があるなかで「痩せる」というテーマは需要があります

お客様と初回のカウンセリングを行う際にも
ほとんどの方が痩せたいというご要望があり
むしろそれ以外でパーソナルに来られる方は稀です

ではここから「痩せる」とはどういうことなのかを
皆様がご自身で知識として使えるように解説していきたいと思います


1.痩せることは体重を落とすことではない

まずは大前提からです
多くのお客様からご要望として頂く「痩せたい」という思い

皆様は健康的に痩せることを「体重が落ちる事」だと考えますか

今後だんだんと細かく解説していきますが
体重というのは
・体内にある水
・骨
・筋肉
・脂肪
・内蔵類
これらが合わさってその方の体重が決まります

ではこの中で不要な物はなんでしょうか



実は「不要な物はありません」

・体内にある水…水分は無くてはならないもの
・骨…なくてはならないもの
・筋肉…日常生活を送る為にも最低限の筋肉は必要
・脂肪…体のホルモンをつくる原料…お腹について内臓を守る
・内蔵類…脳、肺、胃などなくてはならないもの

ご覧いただく通り体重を構成する上で不要な物は無いということになります

ではこの一覧から増えてしまうと危険な物はどれでしょうか

このように質問させていただくと皆様お分かりになりますね
「脂肪」です

脂肪が体に出来上がるメカニズムについては後述いたしますが
この脂肪が増える事によって体重が増加します
※筋肉増加による体重増加はかなりトレーニングを頑張らないとなりません

ここで一つ結論が出されました
痩せることは体重を落とすことではない
脂肪を落とすこと


2.人間が栄養と捉える「3大栄養素」

栄養について知識のある方はすでにご存じかと思います
人間はこの世の食べ物の中で
カロリーとして吸収し
それを燃料として燃やし
最後に二酸化炭素と水になる

人間の栄養となる栄養素は次の3つだけになります
・タンパク質
・炭水化物
・脂質

細かな部分は後述いたしますのでここでは簡単に
この3つがどのようなものなのかを記載いたします

タンパク質
どんな人間でも
髪が伸び、爪が伸び、皮膚は新しくなり
食べ物を食べれば消化吸収し、トレーニングすれば筋肉がつきます

タンパク質と聞いて
お肉や卵に入っているものだとお思いの方もいらっしゃるかと思います

仰る通りで
栄養素としての意味合いが強いのかなと
正解です

実はタンパク質は栄養として存在しているだけではなく
先に挙げたように食べた物を消化吸収する
「酵素」としての役割が非常に大きいのです

食べ物を消化するためには胃酸が強くなければなりません
これはビタミンCとタンパク質が合わさることで強い胃酸を作れます

消化した食べ物がエネルギーに変わる時に体内で化学反応が起きます
化学反応を強く起こさせることで効率を上げることができます
これには触媒が必要になりますが
タンパク質はまさに「触媒」としての能力があります

このように栄養素としての面だけでなく
体の構造そのもの
基礎を作る上で最重要な栄養素なのです

流れとしては
タンパク質を食事等からとる

消化吸収される

体の構造に必要な部分として利用される
(体内で再利用されることについては後述します)

タンパク質は積極的に摂りたい栄養素ということですね

ちなみにタンパク質から脂質に変わるエネルギー回路はありませんので
ご安心ください


炭水化物
炭水化物は主に2つの栄養が合わさったものを言います
それは
「糖質」と「食物繊維」
です

砂糖で例えれば
砂糖の中にはそのまま糖質しか入っていないので
区分けとしては「糖質」となります

わかめやアスパラガスで例えれば
糖質が入っておらず食物繊維がほとんどなので
区分けとしては「食物繊維」となります

代表的な炭水化物と呼ばれる物は
玄米、雑穀米、全粒粉のパン
他様々ありますが代表的なものを上げました

糖質と食物繊維の細かな部分については後述します

では日本人の主食である「白米」はどうなのか
ほぼ糖質しか入っていません
砂糖を食べているのとあまり変わりありませんね

ここで白米を食べることが悪と判断するのはまだ早いです
後述いたしますのでまだ判断しないで頂ければと思います
※ちなみに砂糖のように主に一つの栄養素しか入っていないものを
 「ジャンクフード」と言います


脂質
脂肪と言い換えてもいいですね
食品では牛の脂身やサラダ油のことを言います

栄養としては脂質という名前になりますが
上記のような「油」を摂ることで脂質になる場合と
糖質を摂ることで脂質になるパターンがあります

先述したように
痩せるということは体脂肪を落とすこととして結論付けた際に
脂質が多くなると良くないというお話をいたしました

しかし脂質には人間の活力の基になる
「男性ホルモン」や「エストロゲン」などのホルモンを作ってくれる
大事な栄養素でもあります

そのため
脂質を全く摂らないということも非常に良くないので
これらタンパク質、炭水化物、脂質を
どのようなバランスで摂ればいいのか
これについても後述致します

簡単ではありますが
3大栄養素について説明いたしました
詳細はのちほど


3.酵素・補酵素の重要性

痩せることにおいて
増量することにおいて
そしてバルクアップや基礎疾患の改善においても
なくてはならない要素です

酵素とは
先述しました通り「タンパク質」です

タンパク質は肉や卵に含まれているものとして存在しつつ
体内で何百種類というタンパク質が合成され
それらが内蔵機能を助けたり
筋肉の合成を助けたり
消化吸収を助けたり

これは補酵素も基本的には一緒です
では補酵素とは
「ビタミン・ミネラル類」です

ビタミンはA、B、Cなどそれはまた豊富にあり
それぞれに特徴がある他
体内で合成できるもの
体内の合成では圧倒的に足りないもの
体内ではほとんど合成できないもの
があります

それぞれの特徴については
後述いたしますが
ここではまず「ビタミンBとビタミンC」は非常によく使う為
常に枯渇状態になっている可能性があります

上記で記述した
内蔵機能を助けたり
筋肉の合成を助けたり
消化吸収を助けたり
という事の他に
腸内環境を良くすると言うとても大事な役目があります

ここでは酵素(タンパク質)、補酵素(ビタミン、ミネラル類)の働きを簡単に記述いたしました

次は痩せる第二弾
「腸内環境」についてお話いたします

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