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二人からもらった愛情

うちは、両家の両親が私がnoteに文章を書いている事を知っている。
けれど、読者は読書家の義母だけ。

うちの母は、私と同様、読書をしない人。

だから、私の書く文章はあまり興味がないのかもしれない。

けれど、私はたまに大好きな母のことを書く。

小さい頃、私は母の愚痴の聞き役だった。
一つだけ断りを入れさせていただけば、
母は毒親ではない。
私にありったけ話したその愚痴の内容は、
舅姑のこと。
けれど、今なら分かる。
その愚痴を私に吐き出さなければ、
母は壊れてしまっていたのだから。
二対一で、良く耐え忍んだと思う。
キツい二人の舅姑との同居の日々は辛いものだったと思うから。
だから、私に吐き出したのだと思う。

そんな母には、足を向けて寝られない。
私が手術と入院をした二ヶ月間。
毎日病院へ通ってくれた。
電車を乗り継ぎ通って来てくれた病院までの道のり。
なかなか大変だったと思う。

母はいつも行動に起こし、
それを実行してくれてきた。

私は小さい頃から、とても深くて優しい愛情を両親から貰いながら育った。

それは、母の母、おばあちゃんも同じだった。

私が母のお腹にいるとき、母は酷い高熱を出した。
けれど、薬は使えない。
その時、練馬からおばあちゃんはすぐに駆けつけた。
夜同士、母の身体をマッサージして、熱を下げてくれたとのこと。
この話しを聞く度に、目頭が熱くなる。
だって、今、私がここに居られるのは、
おばあちゃんのお陰だから。

祖母も愛情深い人でした、とっても。

二人からもらったこの深くて優しい愛情を私は、
ずっと子供に注ぎ続けたいと思っています。


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