【一日一本】”WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方”を紹介します。
今回は
WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方
ジル・ボルト・テイラー 著 竹内薫 訳 NHK出版
を紹介します。
みなさんは、ジル・ボルト・テイラーさんを知っていますか?
私は、この本の前に、
「奇跡の脳(My Stroke of Insight)」を読んだことがあります。
脳科学者の著者が、37歳の時に脳出血で左脳の機能を失った実話です。
脳科学者の視点で発症から回復するまでの体験を語っています。
脳は、すべて解明されているわけでないので、精神疾患、神経発達症など、さまざまなな脳機能の問題について、脳や心の問題に興味ある方なら「ひょっとしてそういうこと?」など新たな発見があるかもしれません。
それでなんとなく書店でみたときに「あっ!」と思って買いました。
子どもの発達障害から、大人、精神疾患、認知症など、さまざまな症状はこの脳の問題で起こります。
社会では、子ども、老人などスパッと分けていますが、人の問題を分けて考えるよりも、つながっていると考えたほうが自然で、「わけわからん!」と迷いこむことが少なくなるのかなと日々思っています。
もちろんケースバイケースですし、個々に違いがあるのは当然です。
「心が軽くなる脳の動かし方」とは?
脳の使い方で心の問題を解決できるのか?
それでは、一緒に見てみましょう!
左脳は思考、
右脳は感情という
ステレオタイプから脱却せよ!
みなさんは、左脳は理性、右脳は本能など聞いたことはありませんか?
脳は、左右それぞれにわかれています。
みなさんが使っている、アイフォンやアイパッドなど、なんとなく感覚的に操作できます。
テイラー先生は、自身が体験した脳の病気から、左右それぞれに「思考」「感情」のキャラを持つ計4つの部位があるといいます。
私にも4つはキャラがあるということです。
えっ!自分は一人だから一人なんじゃないの?
4つもキャラがあったら病気なんじゃないの?
など疑問をもたれた方もいるかもしれません。
みなさんもちょっと、自分のことを考えてみてください。
うつりゆく天気のように、陽気な日もあれば何かイライラしたり、大胆に行動できたりと、この4つのキャラが入れ替わり立ち代わり出現していたりするかもしれません。
この4つのキャラたちが、1つのチームとして協力しあえば心穏やかな人生が手に入るそうです。
脳全体(ホール・ブレイン)を活かしてなりたい自分になるために、「脳」の冒険に出かけましょう!
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