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自然治癒力と自然療法

小さいころ、お転婆なわたしは
よく転んでひざを擦りむいていました。

その度に母は
「アロエで治る」といい
ベランダからアロエをちぎって来て


それを素早く開き
傷口ににゅるにゅるの部分を
擦りこみます。

私は、痛いから
それが嫌いでした。


我が家には、「絆創膏」というものはなく
「アロエ」を筆頭に
「よもぎ」
「もぐさ」
「大根のすりおろし汁」
「たまご酒」
など、
今でいえば、《自然療法》にあたるもので
あらゆる病気やけがを
克服してきていました。

昔の薬局に売っていて
うちで活躍したものの中に
「赤チンキ」
「べん(白紅)」

これは万能薬だと母は言ってた


「正露丸」
「オロナイン」
があり、よほどの時は
これらが、うちでも登場します。



周りの子が
「絆創膏」をはっていたり
「包帯」をまいていたりすると
うらやましがったものです。


「そんなもの、使わなくても治る!」
と、母は頑固一徹!
絆創膏も包帯も
買ってくれなかったんです😥


痛い傷口に、
がつーんと滲みて🥶、
痛さを増長させる感覚をもたらす
自然療法を
私は好きではありませんでした。


口にしたら苦い
塗ったら痛い
そして、、、臭い😰😷
 

「あたらしいもの」
「格好いいもの」
「みんなから気に留めてもらえるようなもの」

に、私は気をひかれていたので
母のやることが
全くの時代遅れだと感じていました。
時代についていけていない、そんな母が
嫌いでもありました。



しかし、そんな私も、一人暮らしの時には
39度の高熱も
「熱いお風呂」と「睡眠」と「水分」と「汗をかく」で
一晩で治したり(笑)

意外と、母の言っていたことを実践していたんですけどね😅


免疫が失われているとも知らずに・・



わたしにも子供ができ、育てていく中で
いろんな情報や知識により

「あの病院はすぐに治してくれる」

とうわさを聞けば、飛んでいき
《薬》をもらい
《注射💉》や《点滴》をしてきました。
症状が、すぐに改善されるという感覚だけで
病院や薬を【神】のように慕っていたんです。


ところが10年ほど前、子宮頸がんの💉をしたのち
娘たちは、かなり重度の生理痛に見舞われました。

私の家族は、生理痛を持つものは
だれもいませんでした。


更には、インフルエンザの予防接種で
娘が、毎年打つたびにしんどくなり
尚且つ
その年には必ずインフルエンザに掛かるという
不可解なことが続いたとき
やっと私は疑問を抱き始めたんです。


【免疫】が医療によって
失う速度を速めてしまっているかもしれない。


それから私の意識は
【家族の健康】に向き
敷いては
その家族を守る母親としての
【私自身が健康】であることが大切だと
いろいろ調べていくと
【免疫】というワードが当てはまった。


今ではポピュラーといっても過言ではない
「水素」や
「βグルカン」など
免疫を上げる健康商材を
調べまくりました。



そしてやっと母が言っていた
《自然療法》の素晴らしさを
理解できるようになったんです。



今回、私は
自転車でこけて、膝を強打し
歩けないくらい腫れあがりましたが
病院に行かず(つま先をトントンしても骨に響かなかったので骨に影響なしと自己判断)

傷の少ない右足が、足をつくこともできないくらい痛かった💦


《自然療法》に近い方法と
《自然治癒力》を信じて現在治療中です。


身体は、いろいろと教えてくれる。


動いてはいけないときは

ぱんっパンに腫れ😱

冷やしてほしい時は

熱を持つ🥵


私の頭より、はるかに素直なんです。😂


筋が固くなってきて
「ほぐしなさい」
と言われているようで

無理かな・・・

と思いつつ歩いてみると
翌朝には、筋のこわばりが消えているんです。


私の身体は
病院に行かなくても
ちゃんと耳を傾ければ教えてくれました。


すごいですよね!!


特に、日本人はその性質があるようで
西洋医学によって
忘れ去られてしまいました。


私もそれを忘れていた一人でした。

自然治癒力推進派の母を
病院依存型に変えてしまったのは

「病院に行きなさい!」
と豪語していた
わたしのせいかもしれません。


母が信じていた自然治癒力を
母にもう一度思い出してもらうため
あのときやっていた【自然療法】を教えてもらおうと思います。




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