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雑記

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#雑記

雑記#11『ラジオ体操』

 怪しい集団に包囲されたことはあるだろうか。私はない。恐らく、多くの人はそのような経験をしたことがないだろう。
 しかし興味はある。誰かに洗脳された人たちに囲まれて、自分まで洗脳されてしまうかのような雰囲気を味わってみたい。そんな時におすすめなのが、ラジオ体操だ。小学生の夏休みや高校の体育祭なんかでやる、あの体操だ。工場や倉庫に勤務している人は、大人になってからもやったことがあるだろう。
 やり方

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雑記#7『じゃんけん必勝法』

 とんでもない大発見をしてしまった。今まで運と心の読み合いだけのゲームだと思われてきたじゃんけんに、攻略法を見出すことに成功したのだ。
 先に述べておくと、この攻略法を用いてもじゃんけんに勝利することはできない。しかし、ほぼ確実に敗退の道を選べるのだ。これさえマスターすれば、勝った方が逆に損をする可能性が高い、所謂「男気じゃんけん」なんかでは無敵である。

 しかしながら、その方法自体は既に広く知

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雑記#6『恐怖心』

 恐怖を構成する要素のうち、半分以上は「雰囲気」が占めているのではないかと考えている。
 例えば、人里離れた山小屋に住む老婆が夜中に包丁を研いでいる様子は、誰が見ても怖いと感じるだろう。しかしそれが電動の砥石で研いでいたとなれば、本来の怖さは発揮されるのだろうか。
 「シュコ.........シュコ.........シュコ……。」という音には、これから起こるであろう最悪の事態を想像させる効果がある

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雑記#2『南北サディスティック』

 椎名林檎の『丸の内サディスティック』の歌詞に登場する駅名が、全て丸の内線の駅であることに最近になって気が付いた。

東京は愛せど何もない
19万も持っていない御茶の水(※駅名は「御茶ノ水」)
最近は銀座で警官ごっこ
税理士なんて就いて居ない後楽園
終電で帰るってば池袋

 他の路線でもいけるだろうか

『南北サディスティック』
王子は愛せど何もない
19万も持っていない西ヶ原
最近は四ツ谷で警官

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雑記#1『生き馬』

 生きている馬をわざわざ「生き馬」とは呼ばないのでは、と思ってしまう。生きている馬は、普通「馬」だから。「馬の目を抜く」と聞いて、「死んでる馬の目を抜いたんだな。」と思う人はあまりいないだろう。
 同様の意味の慣用句に「生き牛の目を抉る」があるらしい。聞いたことはないが、こちらも生きている牛をわざわざ「生き牛」と呼んでいる。
 それにしても「抉る」とは何だろう。くじる……。聞き馴染みがない。生き残

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