もみじ🍁

フランスで生活を始めて早15年が過ぎました。パリ男と結婚・離婚そして再婚を経て今に至り…

もみじ🍁

フランスで生活を始めて早15年が過ぎました。パリ男と結婚・離婚そして再婚を経て今に至ります。 ニートから一人社長になったことや、うつになった時の話も時々書いています。 パリに住んでますが、内向的で全くキラキラしてないことが特徴。 息をするように内省する日々を謳歌しています。

最近の記事

「あなたが生まれてきてくれたからこそ、 もたらせるこの世界へのギフトとは?」 ~ZaPASSアドベントカレンダー2023~

今年ももう12月。 2023年最後の月となりましたね。 どうやらZapassでは毎年恒例らしい『ZaPASSアドベントカレンダー2023』なるものがあることを知って、早速私も応募して初参加することにしました! 講師でもあるタケサンタさんから、一体どんな問いが届くのか?! ちょっとワクワクする、とても面白いイベントです。✨ ▼Zapassアドベントカレンダーとは? 参加募集に申し込んだ後、 タケサンタさんからプレザントの問いが届くのをドキドキしながら待ちます。 私は3

    • 傾聴の寝椅子で、想いを言葉にしてみよう。          『Le CANAPE(ル・カナぺ)』

      ◆心の発する声に耳を傾けてみると 思っていることを口にできないくて、今日もなんだかモヤモヤする。 こんなため息まじりな心はいつまでも晴れない。 もうベットに入って休もうかな、と思っても、 結局、いつまでもぐるぐると考え事をしてしまうのをやめれない。 また今日も寝不足だ。 誰かに話を聞いてもらったら少しはスッキリするのかもしれないけれど、 こんな話、一体どこで誰にしたらいいんだろう…? 「家族や友人に話してみましょう。」なんてよくいうけれど、 誰かに話をするのはそん

      • 海外移住、その後のストーリー

        「もうどのくらいフランスに住んでいるの?」 私がフランスで暮らしていることを知ると、多くの方がこのように質問されます。 普段自分では意識していないことなので、 この質問をされると、慌ててこれまでの年月を思い返して、 思わず『フランスに来てからもうこんなに経つのか。。。』 と自分自身が驚いてしまいます。 と同時に、まだ渡仏したばかりの最初の1、2年のことを思い出すと、 今でも胸がピリピリと痛むのです。 ◆ フランスに来てみたはいいけれど 日本で生まれ育った私にとって、

        • 『自分の居場所を3つ持つ』というアドバイスがあった話

          先日、ちょっと考えさせられる話を耳にした。 心を安定させる生活を送るためのポイント。 『ナニ...?!?!』 うつ人の私にセリフ話きかせたら、そりゃ耳ダンボにして聞いてしまいますよ。 うつ経験者にとって何より怖いのが、『再発』...。 先生の話によると、 1回目のうつ経験者の半分近くが再発し、 2回目の鬱経験者の7割り近くがまた再発し... と言った感じで、繰り返すほどに振り返してしまう確率が高まる傾向があるとのこと。 だから、日常生活で何かを決断するときに

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          「どの道いつかすることなら、1日でも早いほうがいい。」は、本当だったこと。

          かなりの高確率で、歯医者にいくのが好きとういう人はいないと思う。 早く行けばいいのはわかってるんだけど。 案の定、「もっと早く来れなかったの??」と歯医者さんに呆れ顔で言われた。 前々から、「これは抜かなくてはいけないよ」と先生に言われていた親知らずを知らんふりして数年。。。 理由は、ただ単に怖いから。 私は恥ずかしいほどビビリな小心者なのだ。 しかし遂に、突然の強烈な痛みとともに、私の親知らずが自己主張し始める。 同僚とランチの最中だった私は、あまりの痛さと驚

          「どの道いつかすることなら、1日でも早いほうがいい。」は、本当だったこと。

          自分の心に対しての罪滅ぼしの気持ちがある。

          昔の私は、内向的な自分の特性を汚点のように考えていたと思う。 小さい頃から周りの大人たちが、私と活発で社交的な姉とを比較し続けていたから、 自分は一般的に求められる性分ではないんだな、というのが幼心にもよくわかっていた。 残念なことにそのまま大人になっちゃって、 多分30歳くらいまで、自分の内向的な部分を無くしたいとか克服したいとか思っていたし、 人生経験を積むことで自分の内向性をうまく隠し、周りから求められる人間を演じるのが上手くなっていったと思う。 内向的だけ

          自分の心に対しての罪滅ぼしの気持ちがある。

          おキャット様は、わたしの師匠かもしれない。

          私はうつ持ちだ。 寛解した時もあったけど、再発してまた薬を飲んでいる。 数えてみれば、うつとはかれこれ6、7年くらいの付き合いということになる。 『今度こそ抜けたか?!』と思うときもあるけれど、 ちょとした隙を狙って奴らはやってくるだな、これが...。 温度が低くて暗い何かが、自分の周り360度方向からヒタヒタと近づいてくる感覚。 私にとって一番危険なのは早朝。 この時間に奴らに捕まると、その日1日はかなり面倒なことになる。 せっかく旦那とゆっくり時間を過ごせ

          おキャット様は、わたしの師匠かもしれない。

          猛暑の中で思い出した、カラ破りの瞬間。

          暑い...。 もう9月の半ばたっていうのに、本日のおパリは34度...。 一度しまいかけた超夏服も、また引っ張り出して着なくては。 太陽くんも元気バリバリで、光と熱が肌にジリジリと攻めてくる。 この感覚を得ると、反射的に 「あー、海に行きたいなぁ。」思う。 日本にいた頃は、日焼け防止のために完全装備で夏に挑み、美白の化粧品やサロンにあんなにお金も時間もつぎ込んだにも関わらず、 今となっては、火傷をしない程度に気をつけるぐらいの「日焼け予防」しかしなくなってしまっ

          猛暑の中で思い出した、カラ破りの瞬間。

          気づけは10年経ったパリ生活を、ちょっと振り返ってみた。

          「フランス」とか「パリ」って、いつの時もパワーワードだなと感じる。 新たに出会う人たちに自己紹介をする時には、 どこに住んでるとか仕事は何をしてるとかが、初めの話のとっかかりになることが多いのだけれど、 この時、このパワーワードが出た瞬間、相手の目の中の何かがキラッと光るのが見える。 その時私は、ちょっとだけ申し訳ないような気持ちになる。 だって、大部分の人は「フランス」とか「パリ」という言葉に、やっぱり素敵なキラキラした何かを想像しているのが伝わってくるからだ。

          気づけは10年経ったパリ生活を、ちょっと振り返ってみた。