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#72 柔道整復師という仕事とは

私は、柔道整復師鍼灸師という
国家資格を持っております。

柔道整復師という資格を取ってから
11年以上経ちましたが
今まで、患者さんも含めまして多くの方に
柔道整復師という資格について
質問されてきました。

中には柔道整体師ですか、
と整体師の方々と
混ざってしまっている方もおられました。

患者様やお客様のお身体に
触れさせていただく職業としましては
どの形の方々でありましても、
責任と誇りを持って
お身体に施術をさせていただいて
おられるかと思います。

そこで、柔道整復師という
国家資格はどんなものでしょうか?

公益社団法人の日本柔道整復師会
によりますと

『柔道整復師は、大学または養成校
(専門学校)で、基礎医学と骨折、
脱臼などの柔道整復術、関係法規を学び、
国家試験に合格して取得した
国家資格者といいます。

一般的に、ほねつぎ、整骨師、
接骨師として広く知られ、
厚生労働大臣免許のもとで骨折、脱臼、
捻挫、打撲、挫傷(筋・腱の損 傷)などの
施術(治療)をする職種の正式名称です。

その専門性から、柔道整復師は、
整骨院・接骨院のほか、
医療機関やスポーツの現場、
介護保険制度での介護事業所などでも
活動しています。
きめこまかい健康管理のパートナー
となっております。

柔道整復師は古くは「接骨師」、
「ほねつぎ医者」と呼ばれ
保存的に外傷を治療する
我が国固有の伝統医学です。

その源流は種々ありますが、
一説に元和5年(1619)に来日した
陳元贇との説があります。

元贇は中国の嵩山少林寺で
武術と医術を学び長崎の地にて
柔術と接骨術を伝えたと言われています。

ここに世界でも例を見ない
武医同術の医学が誕生し、
後の大正9年に柔道整復との名称にて
今日に至っております。』

巷で見かけます、接骨院や整骨院には、
柔道整復師の方々が働いています。

柔道整復師も医療従事者の中に
含まれておりますので、
もっと社会に貢献できる職種だと
思っております。

柔道整復師は、一般の方から
アスリートの方まで
年齢を問わず、施術やアプローチが
できます。
最近ですと、ドジャースの山本由伸選手の
トレーナーさんも柔道整復師です。

骨折や脱臼、捻挫などの急なケガや
小さなお子さんで起こる
肘内障も良くすることができます。

ただ、人の身体は十人十色でありますので、
向き合うためには日々の研鑽が
とても大事になってきます。

私自身も社会に貢献できるように、
技術と知識と人間性の深化のため
精進していく所存でございます。