SY NOTE STUDIO

出張・訪問施術、出張トレーニングを行っている重吉雄太郎と申します。柔道整復師・鍼灸師な…

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出張・訪問施術、出張トレーニングを行っている重吉雄太郎と申します。柔道整復師・鍼灸師などの資格を生かした健康にまつわる情報や独自の見解・解釈・知識など、緑内障を患ったからこそ得られた心の葛藤や想いを発信してまいります。

マガジン

  • 東洋医学的考え方

    このマガジンでは、東洋医学的考え方をテーマにまとめてあります。

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#1 note投稿、始めてみました!

初めまして。 出張施術、訪問施術、出張トレーニングを 主に行っております 重吉 雄太郎(シゲヨシ ユウタロウ) と申します。 柔道整復師・鍼灸師の 国家資格を保有しており この資格を生かして、 皆様に有益になる情報を 発信していきたいと思います。 どんな情報も、特に健康に関する情報は 必ずしもその方に合うものとは限りません。 情報をご自身のフィルターを通して、 情報を知識や知恵に昇華させて いただきたいと思います。 その中で、気になることや質問などが ございましたら お

    • #183 原穴というツボとは? 【太白、衝陽編】

      私は鍼灸師としても活動しておりますが、 東洋医学の中では、未病という考え方が ございます。 未病とは、まだ病気にはなっていないものの、 健康な状態から離れつつある状態を指します。 未病という言葉は、代表的には約2500年前の古医書であります黄帝内経というものに出てきます。 また、約1400年前の千金要方というもの にも載っております。 それ以外にも載っている医書が 数多く存在しています。 これらの中では、古代の医者は 医術が高ければ高いほど、未病を大切にし、 病にな

      • #182 原穴というツボとは? 【神門、腕骨編】

        私は鍼灸師としても活動しておりますが、 東洋医学の中では、未病という考え方が ございます。 未病とは、まだ病気にはなっていないものの、 健康な状態から離れつつある状態を指します。 未病という言葉は、代表的には約2500年前の古医書であります黄帝内経というものに出てきます。 また、約1400年前の千金要方というものにも 載っております。 それ以外にも載っている医書が 数多く存在しています。 これらの中では、 古代の医者は医術が高ければ高いほど 未病を大切にし、 病になる

        • #181 原穴というツボとは? 【太衝、丘墟編】

          私は鍼灸師としても活動しておりますが、 東洋医学の中では、未病という考え方が ございます。 未病とは、まだ病気にはなっていないものの、 健康な状態から離れつつある状態を指します。 未病という言葉は、代表的には約2500年前の古医書であります黄帝内経というものに出てきます。 また、約1400年前の千金要方というものにも 載っております。 それ以外にも載っている医書が 数多く存在しています。 これらの中では、古代の医者は医術が 高ければ高いほど、未病を大切にし、 病にな

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        #1 note投稿、始めてみました!

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        • 東洋医学的考え方
          6本

        記事

          #180 酸化ストレスと抗酸化防御機構

          前回の投稿で、活性酸素について 綴ってみましたが、 活性酸素は人間が生きていく上で とても大切な役割を担っておりますが、 この活性酸素が増えすぎてしまい、 体内で対応できなくなってしまうと どうなってしまうのでしょうか? このことを、酸化ストレスと言われております。 酸化ストレスとは、 体内で活性酸素が過剰に生成され、 これが細胞や組織にダメージを与え、 抗酸化能力(抗酸化防御機構)とのバランスが 崩れた状態のことを指します。 通常、体内には活性酸素を中和する 抗酸化防

          #180 酸化ストレスと抗酸化防御機構

          #179 活性酸素にある良いこと・悪いこと

          皆さん、活性酸素という言葉は聞いたことが ありますでしょうか? 活性酸素が増えると身体によくないという話を 耳にしたことがある方もいらっしゃるか と思います。 活性酸素とは、 呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が 通常よりも活性化された状態の酸素や その関連分子のことをいいます。 不安定で反応性の高い性質を持ち、 体内の代謝過程で様々な成分と反応して 細胞傷害を引き起こす可能性があったりします。 呼吸によって酸素を体内に取り込みますと、その数%が活性酸素に変化す

          #179 活性酸素にある良いこと・悪いこと

          #178 肉離れについて改めて考えてみる

          運動やスポーツを積極的に行っている方や プロのアスリートの方には 比較的起こりやすいケガに 肉離れがございます。 人によっては同じ箇所を肉離れしてしまったり 肉離れをすることによって 代償動作が出てしまったり かばう動作が身に残ってしまい あるべき身体の使い方から 外れてしまい別の箇所を 肉離れしてしまうこともあります。 肉離れは筋損傷のひとつと言われておりまして、 私が勉強しました柔道整復学の教科書には 以下のように筋損傷の程度による分類が なされております。 【第Ⅰ

          #178 肉離れについて改めて考えてみる

          #177 免疫について改めて考えてみる

          2020年の初め、新型コロナウイルスの感染が 日本はじめ世界に広がり、 パンデミックが起こってしまいました。 2024年現在でも、未だに人々の生活を 脅かし続けております。 この間、身を潜めていた他の細菌やウイルスなども 顔を出し始め、気が気でなかったりしております。 そこで、改めて大切になってくることは、 人間が元々持っている免疫を維持、 向上させていくことであります。 免疫とは、 体内に侵入したウイルスや細菌などの異物(抗原)を排除する仕組み、またはその能力を指し

          #177 免疫について改めて考えてみる

          #176 意外と厄介なばね指とは

          年齢を重ねていく中で、 男性も女性も身体の変化が様々出てきたり するところではございますが、 特に女性の方で厄介な症状に ばね指というものがあります。 ばね指とは、簡単にいいますと 手指の腱鞘炎により悪化します。 筋肉と骨を結びつけている組織であります腱が トンネル部分であります腱鞘とで 炎症が起きてしまい、 手のひら側の指の付け根に痛みが生じます。 そのまま放っておくと腱や腱鞘が腫れて 腱がうまく動かなくなり、 ばねのようなかくかくとした動きが 見られるようになってし

          #176 意外と厄介なばね指とは

          #175 単なる打撲と侮ることなかれ

          学校の体育の授業やサッカーやラグビーなどの コンタクトスポーツをされている方 には経験されたことがあるケガが存在します。 私も高校時代に経験がありますが、 それは大腿部打撲になります。 多くの方が耳にしたことがある通称としましては ももかんやチャーリーホースなどがございます。 私がももかんになってしまった時は、 受傷直後は、歩くことがままならず、その後は 松葉杖を使って3〜5日過ごした記憶があります。 ももかんは、主にサッカーやラグビーなどの コンタクトスポーツで、相

          #175 単なる打撲と侮ることなかれ

          #174 心や身体の声に耳を傾けてますか

          変化の激しい日々を送っていく中で 気に留めたり、注意を払わなければならない事柄は 多々、存在するのではないかと思います。 そんな中で、皆さんはご自身の身体から発せられる 身体の声に耳を傾けておられますでしょうか? ・「体調が良い」「体調がよくない」 ・「緊張している」「リラックスしている」 ・「お腹が空いている・満腹だ」 このような身体の内部の生理的な状態を 捉える感覚システムを 内受容感覚と呼んでいます。 内受容感覚は身体の内部センサーと 言い換えることができます。

          #174 心や身体の声に耳を傾けてますか

          #173 ローテーターカフは肩関節の守り神

          皆さん、ローテーターカフという言葉を 聞いたことはございますか? 日本語では回旋筋腱板と呼ばれております。 このローテーターカフは 身体のどの部分にあるかといいますと 肩関節に存在します。 テニス、ハンドボール、バレーボール、 バドミントン、野球、水泳、 やり投げなどの オーバーハンドスポーツをやっておられる方や、 肩関節の脱臼をしてしまった方は、 パフォーマンスアップやケガ予防、 リハビリの観点で 耳にしたことがあるかもしれません。 ローテーターカフとは、肩関節で働い

          #173 ローテーターカフは肩関節の守り神

          #172 足首の捻挫が癖になるとは?

          日常生活を送っていたり、運動やスポーツなどを 行っている中で、多かれ少なかれ出会ってしまう ケガのひとつに足首の捻挫があるかと思います。 かく私も、今年の5月末に右足首の捻挫をしてしまい 捻挫の症状としましては、 想像以上にひどかったのですが ケガをしてしまった時の辛さと同時に 後遺症を残さないようにするために どうしようかとあれこれ考えていました。 足首の捻挫をしますと、何度も繰り返して 捻挫してしまうことがあります。 一般的に捻挫が癖になってしまったと 言われたりし

          #172 足首の捻挫が癖になるとは?

          #171 ドケルバン病って知ってますか?

          日常生活を送っておりまして、ふと 「スマホをスクロールすると手首が痛い!」 「親指側の手首に痛みや痺れを感じる」 など、痛みや違和感、不快感を感じたり することはありませんか? その痛みや手の痺れ、ドケルバン病と 言われるものかもしれません。 あまり耳慣れない言葉かと思います。 ドケルバン病とは、 簡単に表現しますと腱鞘炎の一種で、 主に手首の付け根(親指側)に痛みや腫れを引き起こす疾患となります。 腱鞘炎の一種ではありますが、 この腱鞘炎は狭窄性の腱鞘炎になります。

          #171 ドケルバン病って知ってますか?

          #170 足元の土台を考える~スピネーション~

          長い人生の道のりをご自身の足で 楽しく歩いていかれるために 大切なことは何だと思いますか? 私は、日本人が本来持っている 身体の骨組みを いかに力感なく、スムーズに、 滑らかに使うことができるかが 大切かと思っております。 この中で、足元の土台が しっかり安定と可動が 両立されていることが重要となります。 足元の土台として不安定な状態を示す言葉に 回内足、過回内 (オーバープロネーション)、 回外足、過回外 (オーバースピネーション) という言葉があります。 今回は回

          #170 足元の土台を考える~スピネーション~

          #169 足元の土台を考える~プロネーション~

          長い人生の道のりをご自身の足で 楽しく歩いていかれるために 大切なことは何だと思いますか? 私は、人間が本来持っている 身体の骨組みを いかに力感なく、スムーズに、 滑らかに使うことができるかが 大切かと思っております。 この中で、足元の土台が しっかり安定と可動が 両立されていることが重要となります。 足元の土台として不安定な状態を示す言葉に 回内足、過回内 (オーバープロネーション)、 回外足、過回外 (オーバースピネーション) という言葉があります。 今回は回内

          #169 足元の土台を考える~プロネーション~