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【前編】「社長は役割の1つ」僕が目指すのは互いが助け合い、強みを活かしながらワクワク働ける会社。

こんにちは。LRM株式会社の幸松です。
noteの更新がご無沙汰になりましたが、4月にも入ったのでnoteを書きました。今回は組織体制を今後どうして行きたいかという僕の想いです。

LRMはおかげ様で社員数は70人ぐらいの組織になりました。
メンバーが30人ぐらいまでは僕とメンバーという関係が強かったです。
なので、全員が僕に言ったら全てが終わるみたいな感じで、今思い返すとトップダウンに近い組織だったなと。
そんなこともあり、現場の声からの施策もありますが、どちらかというトップの意向が色濃く反映されることが多かったです。僕は会社の規模が小さなうちはそれでいいと思っています。やっぱり創業者が引っ張ることが大事なフェーズだと思いますので。という話から、本題に入ります。

「情報の非対称性」をなくすコミュニケーションが取れる組織に

人数が増えてきて部門やチームにわかれてきたときに、チーム内のコミュニケーションは良いのですが、他のチームとのコミュニケーションがあまりできないとか、皆が忙しいからという理由もあるのですが、チーム間の協力がうまくいかないケースもちょこちょこ出てきました。

「これやろうと思ってるんだけど!」となっても「いや、うちのチームは忙しいから・・」みたいな感じになっていることも多く、それぞれが独立している印象を受けるシーンが増えてきました。
チームのマネージャーは自分のチームを見るけど、チーム外は知らないという状態ですよね。少し極端な表現かもしれませんが、ここは現場が悪いという訳ではなく、組織としての仕組みの部分も大きいです。
なので、これは経営サイドとしても少しずつ改善していきたいなと思っています。

後はマネージャー同士でも情報の非対称性がありますね。例えばAさんは知ってるけどBさんは知らないとか。正しい判断しようと思ったら、ある程度は正しい情報がないとできないですよね。
ここも今後、組織を作っていく上で意識していきたいところです。

日々のコミュニケーションという観点でいくと、出社している社員とリモート勤務の社員が混在しています。今後、全員がフル出社に戻ることはないので、リモートワーク前提でいい組織を作らなければいけないなと考えています。
 
チーム作りのイメージで言うと野球型からサッカー型に変わらなきゃいけないと、よく経営層で話しています。
サッカーのように試合中はグランドに出ている選手が自分で考えて自分で判断して動けること。そこにはチームの戦術がしっかりあってという前提ですが、そういう組織にしたいなと思っていますし、そうなると楽しいなと。

「役割」を自分で意識し、それぞれが助け合いながら1人1人がワクワク働いてほしい

ミッションビジョンバリューを伝え続けながら、方向性を示したりしつつ、1人1人がしっかり考えるとか、上司と部下という関係ではなくLRMのメンバーで組織を作っていきたいと思っています。
「社長も役割だよ」とメンバーに伝えるようにしています。僕は「創業者」という変わらない役割を背負ってるイメージ。だからもっと会社がうまくいって、社長の役割も変化したら、それはすごく成功なのかなと。
今日のリーダーが明日のリーダーとは限りません。
ケースバイケースで違ってくると思います。

例えば、採用をやっていこうとなった時に、僕が一番得意なわけじゃないです。採用といっても、面接もあれば、人を集めるところもある。
また、アトラクトという観点でいくと、エンジニアのアトラクトはエンジニアが一番できますよね?
なので、適材適所という言葉が正しいか分かりませんが、それぞれが「役割」を意識しながら、仕事に向き合っている組織が強い組織かなと常々思っています。営業もそれほど僕は得意ではないのでその領域が得意、強みがあるメンバーに任せるようにしています。

あとは、上司とか部下とか、この人の方が偉いとか偉くないっていうのをなくしたいです。こういう場面ではこの人が引っ張っています。ただ、この時はこの人が引っ張ってますっていうふうにしていきたい。

そして、リーダーは必要に応じて変わるという形にしていきたいと思っています。AさんとBさんがいたら常にAさんが指示を出してBさんは指示を受ける立場ということはないかなと。日常の業務はそれでいいかもしれないですが、例えば大掃除のプロジェクトのときはBさんが掃除を得意であれば、Bさんが指示を出せばいいと思います。
完全にフラットな組織にしたいという目的があるわけではないですが、1人1人がワクワクして一生懸命働ける組織を作りたいなというのが僕の根幹にある想いです。

メンバーの強みを活かすことで、見える世界もある

「強みを活かす」ことも大事にしています。1人1人の強みを活かしていきたいです。常にハイパフォーマンスを出すことは難しいので、状況によって助け合いながら、お互いの強みを活かしながら進めるチーム・組織づくりを実践していけるようにと思っています。

組織体制をフラットにするのが目的ではなく、社員それぞれがフラットな関係の中で、仕事にワクワクして取り組んでほしいなというイメージです。
僕らは基本チャットツールでディスカッションをすることが多いのですが。

これは関係者にしか見れないグループとかもあったのですが、最近は出来るだけオープンにしています。これも前述した情報の非対称性をなくしたいという考えです。もちろんお客様に関するグループは関係者しか見れないようにしていますが、できるだけ多くの情報をオープンにしてみんなが情報を見にいこうと思えば見れる状態にしていきたいです。
※セキュリティの重要性は充分分かっていますので、情報の機密度とかに応じて、制限はかけます。

また、LRMメンバー全員に求められることとして、自分自身の成長、そして他者の成長のサポートは追い求めてほしいです。その視点がないと、組織力は最大化しないし、伸びないので。
仕事や組織で働く以上は、自分だけでは駄目。

あとセルフマネジメントですかね。自分の人生ですし、機嫌は自分でとるではないですが、「LRMで働く」ことを自分で選んだと思いますし、自分で自分をセルフマネジメントし、その選択を正解にできるように挑戦してほしいです。
「LRMでこういう仕事をしていきたい!」それがLRMでできるのであれば、僕は嬉しいですし、ただ会社は世の中に1つではないので、自分の人生における選択肢は広く持ってほしいという想いがあります。

あまりこういった類の話はしないので、言葉にすることでメンバーにも少しは伝わればいいなと思います。
ということで、つらつら書いてきましたが前編ということでこの辺りで今回は終えていこうかなと。続きは後編で、書いていきます。


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