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【座談会】仕事のリアル#3 開発部・コーポレートIT

こんにちは、広報部です。

働く人や業務、事業の裏側について、テーマや部署ごとに座談会形式で紹介する企画の第3弾。

今回は、開発部所属のコーポレートIT(情シス)をご紹介します!


コーポレートITは、社内業務を安全かつ効率的に進める開発部所属の部門。
社内のITに関する悩み相談やネットワーク関連の業務改善、社内マニュアルの一覧をまとめた専用サイトの制作など、幅広い業務を担っています。


上記の通り、パソコン、ネットワーク関連で困った! どうしよう! という時のヘルプ業務も担っているので、多くの社員と関わる機会があると思います。
ただ、直接部門と異なるミドルオフィスのため、業務が見えづらい部分もあるはず。
今回は、座談会を通して、具体的な業務内容、やりがいといった仕事のリアルはもちろん、入社のきっかけも合わせて幅広くお届けします!

【プロフィル】
Nさん
:2022年4月入社。正社員
    
前職はシステム会社勤務。ソフトウェアの開発や設計に携わる
Kさん
:2022年12月入社。正社員
    前職はインフラ業界でネットワークの構築や端末導入などを担う

右からNさん、Kさんです! これまでの座談会はイラストメインでしたが、
今回はお2人にOKいただいたので写真でご紹介していきます!


より広い視野、より良い環境を


―― 本日はよろしくお願いします。 まず転職のきっかけ、LRに関心を持った理由を教えてください。

(Nさん:以下N)  高校卒業後、前職のシステム会社に就職し、ソフトウェアの開発や設計の仕事をしていました。当時の業務は、基本的に対お客さん。興味があって進んだ道ですが、なかなかやりがいを感じられず…。今後のキャリアも考えた時、より広い視野でより幅広いスキルを身につけたいとの思い、転職を決意しました。
 LRは、スタートアップ企業として、さまざまな業務を経験でき、自分の思いと一致するところから興味を持ちました。調べていくと、掲げている企業理念は地方創生。大好きな地元鹿児島を盛り上げる、鹿児島に貢献できる点も魅力に感じ、応募を決めました。
 〝技術を身に付けて一人前になるには1万時間(仕事だと約入社5年)が必要〟という言葉をある本で知り、この思いを胸に前職は勤務。1万時間超えて自分の気持ちを見つめ直した結果、転職の道を選びましたが、そこでの学びはいまでも大きな糧になっています。

(Kさん:以下K)  これまでは、行政や民間、学校、医療機関のネットワーク構築、端末導入といったいわゆるインフラ業界で働いていました。その中で痛感したのは、せっかく導入したのにうまく活用できていない企業が多いこと。もっと業務効率化できる便利な機能があるのに…というもどかしさを感じていました。そこから、自分が導入される側の立場になれば深くサポートができると思い、社内SEへの転職を決意。求人を探す中でLRと出合い、ご縁をいただきました。
 魅力はいくつかありますが、かしこまって働くより、自由な社風がいいなと思って。服装自由が結構大きかったりします。笑


ゆったり、のびのび、前向きに


―― 実際に入社し、入社前とのギャップはありましたか。また社内の雰囲気はどうでしたか

N: 前職はグループ会社もある中小企業。成長速度の速い、スピード感のあるLRでやっていけるのか、また、コーポレートITという部門の立ち上げ時の入社となったので、自分に務まるのか、という不安はありました。単刀直入に言うと、激詰めされるかも…みたいなところです。笑
 ですが、入ってみると本当に良い人ばかりで。逆にゆったりとした雰囲気の中、のびのびとやらせてくれて。「こういう会社が世の中にあるんだ」という良い意味でのギャップを感じました。

K: ギャップというか、さまざまなことがマニュアル化されていることに驚きました。社内の共有ツール・NotePMに、全てのマニュアルがファイルとして残っていて。中途入社の人たちも、業務の流れがきちんと分かるよう整理されていることがすごく良いなと思いました。
 会社の雰囲気も、Nさんと同じでめちゃめちゃ良いです。人としてもスキルとしても両面で。前向きに働いているメンバーばかりなので、とても良い環境です。


ITを活用した業務効率化


―― では日々の業務内容について教えてください

K: 一番分かりやすいところでいうと、新入社員のパソコンの準備。発注やセットアップ、業務で使うライセンス管理、アカウントの発行といった業務です。そのほか、事務所のネットワーク、インターネット関連の整備、社内の皆さんから届く不具合発生時のヘルプ業務なども行っています。

N: 先ほどKさんが触れたマニュアル作成も含まれます。プリンターやツール導入時の設定手順などをマニュアル化して随時更新しています。
また、効率よくスムーズに業務を行うため、どのシステム、ツールを活用すべきかについても日々検討しています。コスト面や将来性も加味しながら、計画から、変更、導入といった業務も行います。


社内専用サイトの制作


―― 今春には、冒頭で少し触れた、社内マニュアルの一覧をまとめた社内専用サイト「ヘルプセンター」も制作されました。どのようなきっかけで生まれたのでしょうか

K: これは僕自身が不便さを感じたところから取り組みました。入社後の良いギャップとしてあげたマニュアル化ですが、便利な反面、実は不便さもあって。ツール内の情報が膨大すぎて、必要なマニュアルがなかなか見つけられなかったんです。業務にも影響を及ぼすので、「何とかしなければ…」と対策を考え始めました。

N: 作った側の僕らでも困っていたので、社内の皆さんはもっと困っているだろうなと。実際、マニュアルに残っていることを聞かれることも多く、見つけられない状況は同じでした。そこから、マニュアルを整理したポータルサイトのようなページがあればいいよね、という話があがりました。

K: 作ると決めてからは、業務の合間をぬって1日くらいで完成しました。 作り方を覚えて完成までに半日、中身のコンテンツ整理や画像挿入に半日で、3月上旬に完成しました。盛り込むコンテンツはNさんと相談しながら詰めて。セキュリティ面は細かく話し合い、社内でも特定の部署しかアクセスできないような制限も一部かけています。
 見た目にもこだわり、各質問項目には関連する画像(アイコン)を入れて一目で分かるよう工夫。また、ネットワーク関連のマニュアルだけでなく、担当者や連絡先の一覧など、利用機会の多い社内情報も盛り込みました。
 制作については、上長に報告し、自由に作らせていただきました。個人の裁量に任せてもらえつつ、定期的な1on1で相談・共有できるので、すぐに動いてかたちにすることができました。


―― 新卒社員のセットアップ作業(新卒研修期間)の時、実際に活用されている様子を拝見しました。


K: そうですね、中途も含む新入社員のセットアップ作業時には、画面を示しながら説明しています。問い合わせが多い項目を盛り込んだので、困った時に活用しやすいよう、今後の利用を見越して使っています。
 会議、移動時など、僕たちがすぐ回答できず、皆さんの作業が中断してしまう場合もあるので、そういった時にもこのサイトが生かせるかなと思います。

新卒研修時に「ヘルプセンター」のサイトを活用しながら説明するKさん(右奥)


自作で利便性向上やコストカット


―― ほかにも体感した課題から改善した例はあるでしょうか


K: 外部契約していたもののうち、自分たちで容易に作れるツールは契約解除しました。自ら作ることで、必要な機能を自由に組み込めるし、かつ余計なコストもカットできます。
 ほかにも、細かな部分になりますが、パソコンのセットアップを簡略化するための半自動化や、接続が不安定だった屋外無線LANの切り替えなど、いろいろ改善しています。無線LANの変更も、コストカットとして、セットアップは業者依頼せず自分たち自身で行いました。

N: 導入時には便利な機能(外部契約のシステム)だったと思うのですが、月日が経って利用者や用途が代わり、利用しにくくなっていました。コストカットにつながる部分は随時変更しています。


関わる全ての人に敬意を


―― さまざまな業務をされていますが、その中で気を付けていることはありますか

N: 会社として、僕らは間接部門という立場。企業の売り上げに直結する直接部門の人たちのおかげで成り立っています。気を付けている点とは少し異なりますが、常に会社の行動指針「関わる人に敬意を」を念頭に置いて行動するよう心掛けています。
 また、LRはチャット文化が根付いていて、文字でのやり取りが基本。伝え方一つで淡泊に伝わってしまうことがあるので、文章にはすごく気を使っています。プライベートだと絵文字は一切使わないタイプなのですが、LRに入ってめっちゃ絵文字を使うようになりました(笑)。だからこそ、直接話せる機会は大切にしています。業務の関係や営業所の距離として物理的に難しい部分もありますが、対面で話す機会も積極的につくっていきたいです。

K: 文字で伝える難しさは同じく感じています。淡泊になってしまう面もありますが、意図と異なる解釈をしてしまい、問題が解決しないことがあるからです。最近では、解決策として、リモートで直接パソコンに入れるツールを導入。文字での理解が難しい場合、直接見られるよう改善しました。


社内の声を反映できる


―― 普段直接業務で関わることはないので、私自身理解を深めることができました。最後になりますが、LRで働く中でやりがいを感じる瞬間を教えてください

N: 自分たちがやったことに対してすぐフィードバックをいただけるので、「改善された、良かったよ」という声を聞けるのは素直にうれしいです。直接皆さんの声を聞けるので、リアルな意見を踏まえて修正できる。即解決、というものばかりではないですが、生の声が届く環境は行動しやすいです。

K: 明確な課題や問題を改善するのがCITの業務。課題をクリアできた時は、そのつど達成感を感じています。起こり得るさまざまな問題やリスクを想定して動いているので、考えていた通りに改善できた時は「やった!」と思いますね。


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以上、コーポレートITの紹介でした。
今回の座談会を通して少しでも業務理解が深まると嬉しいです!

次回は、少し角度を変えて、入社半年を迎えた23年新卒社員のインタビューをお届け。入社理由や現在の業務内容、やりがいといった仕事関連から、就活時の話まで幅広く紹介予定です。お楽しみに!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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