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育児を始める前に読みたかった本 第2回目【お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか】黒田尚子著

私は典型的なお金を貯められない人でした。
「せめて妊娠する前に気づけたら」と感じました。
当時を振り返ってみると、家の中の物が多かったと感じました。

2人暮らしだったのに、
なぜか冷蔵庫の中は常にいっぱいでした。
次のお買い物までに使い切れればいいものの、
ほとんどは残っていました。
仕事帰りの買い物が大変だったのに、何でここまで買ったんだろうかと思ったくらいです。

使い切ってから買うだけで食費が減りました。
腐らせて捨てることもほとんどなくなりました。

「せめて収入があるうちに知ればよかった」と思いました。


・貯金と収入は比例しない

妊娠前の私は「収入がそれなりにある人は貯金も同じくらいあるはず」と思っていました。
しかし、そうとは限らない事例があると気づきました。

何を隠そう、私自身それなりに収入があったのに、ほとんどお金を貯められなかった人間です。

もちろん、当時は積立NISAもふるさと納税も知りませんでした。
あの頃、そういう知識があれば今頃、もっと資産が気づけたのではないかと後悔してます。

当時の私より収入の少ない人たちが
何百万円も貯金があることが珍しくありません。
あの頃の私はお金に対する意識が低かったと反省するばかりです。

子どもが生まれたら、
収入が減る可能性が上がります。

まず、退職すれば収入はなくなります。

もし育休を取って復帰したとしても、
長時間働けないので収入は減ります。

仮に出産前と同じ時間、役職で働いたとしても、
保育料やベビーシッター代などで支出が増えます。

子供が生まれたら嫌でもお金と向き合わなきゃいけなくなると痛感。

将来的に子どもがほしいと思っているなら、
お金について勉強しないといけないと考えさせられました。

・お金が貯まらない人の部屋

1.買い物好きでつい衝動買いをしてしまう。
2.買い置きやまとめ買いをしていないと不安。
3.「無料」や「おまけ」に弱い。
4.もったいなくて捨てられない
5.使ったものを元に戻せない。

当時の私は、典型的な散らかった部屋の人です。
ほぼ全部当てはまっていました。

今は、2番が少しあるくらいで
他はなくなりました。
※ネット通販で送料対策のため、月に1回まとめ買いしてます。残りが少なくなってから購入。

散らかっていると、在庫管理が難しいと実感。
ダブり買いするからお金が貯まらないと気づきました。

・著者が気づいたこと

「保険証書を見せてください」
著者が依頼者にお願いした時、片付いている家の人とそうでない家の人で差がつくそうです。

散らかっている家は、すぐに見つかりません。
探す時間がかかるか、最悪見つからないこともあるそうです。
散らかっている家の依頼者は、お金が貯まらないという傾向があると主張。

確かに必要なものがなければ、買い直すお金もかかります。
スムーズに見つかればそのお金は必要ありません。

こんな些細なところから
差が付いていると改めて感じました。

・感想

改めてこの本の内容を振り返ってみました。
妊娠前の私は、とにかくお金の知識がほとんどありませんでした。

「これではいけない」と思い、お金の本を本屋さんで探しました。

この本だけでなく、「お金を貯めたければ、きちんとした生活を送りましょう」と書かれている本が目立ちました。

お金を貯められる人になるには、
片づけ以外にも、早寝早起きや健康維持について触れられている本もありました。
地に足をつけたような方法ばかりです。

結局何か目標を達成するには、
飛び道具はないと改めて気づきました。

妊娠中というより、結婚前に出会っていたら、もっとスムーズに生活を送れていたかもしれません。

体調が良ければ妊娠中にこの本を読みながら、片付けをするのもいいかもしれません。

生まれたら赤ちゃんの物が一気に増えるので、
自分の分だけは少なくしました。

以上、ちえでした。
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