お好みの硬さはどれくらい?
あなたが普段読む本の文章は硬いですか?
それともやわらかいでしょうか?
純文学YouTuberのつかつさんが、
昨日のYouTubeライブでこんな話をしていました。
※1:20:40からご覧下さい。
ラーメンの麺に例えているのがわかりやすいです。
私は福岡に住んでいるので、
とんこつラーメンが身近です。
「バリカタ」のイメージが強いですが、
私は「ふつう」が好みです。
今回、過去に投稿した記事から
私の独断と偏見で当てはまる作品を選びました。
・やわらかい
掃除をすることで起こる変化を
物語として書かれています。
文字が大きめで、文章表現が平易なため
疲れている時でも気楽に読めます。
同じ著者のこちらの作品も該当します。
ここ最近発売されたビジネス書や実用書は、
社会人になったばかりの10年前に比べて
わかりやすいものが増えたように感じます。
麺の硬さに例えると「やわらかめ」でしょうか。
「今の時代は、やわらかめの文章の方が売れる」と
つかつさんはおっしゃっていました。
今のトレンドを反映しているようです。
・普通
比較的平易な表現が多かったです。
300ページありますが、
主語が誰なのか明確だったのもあり、
読みやすく感じました。
本屋大賞で2年連続2位と聞いて納得です。
本屋大賞の候補作まで読めていませんが、
芥川賞・直木賞の候補作に比べて、
読みやすい本が多いと感じます。
・かため
一番最近読んだ鈴木涼美さんの書籍にしましたが
純文学全般、「かため」の印象です。
純文学は、芥川賞候補作くらいしか
読んだことがありませんが、そう感じました。
ページ数は100〜200ページと
そこまで厚くないのに、
思ったより読み進めるのに時間がかかります。
途中で「あれ?」とわからなくなり、
戻って読むときもあるくらいです。
・バリカタ
旧字体が混ざっているせいか、
読むのに骨が折れました。
Amazonレビューでも、「読みにくい」と書いている人が散見されるくらいです。
ある程度、発売された時の時代背景がわからないと
理解が難しいと感じました。
※「粉落とし」「針金」レベルになると、読みこなせる能力がないため、割愛します。
・感想
本を読むまでの時間は、
本の厚さだけでなく、
文章の硬さでも変わると実感しました。
どの著者か忘れましたが、
読書についてこんな例えをしていた方がいました。
「やわらかいものばかり食べていると、
硬いものは食べられなくなる」と。
時には、硬いものも読んでみようも思いました。
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