ヒカリの先の正体
若い時ほど、キラキラしてる子もいる。でも私は、若い時ほど、地味で物静かで、ヒカリの先が見えない子だった。根暗というのだろうか。
でも、おそらく救われていたことは、根暗の自分が好きだったこと。誰かに合わすより、根暗の自分にヒカリを当てていたのだろうか(笑) 無意識で自分を好きでいたことは、大人になって徳を積んだ気持ちだった。
ヒカリ。光。言葉の存在だけで美しいと思える。
だから側に、太陽の光を置いている。
ヒカリの先は、時に誰かが示してくれることもあるし、自分の力で探し出すこともあるけれど、若い頃に見えなかったヒカリの先が、今 とても輝いているように思えるのは、何より、両親と離れてから知った愛を噛みしめるように知れたからだろうと感じている。
その愛を、次は 誰かに注いでいくものだから。私は懸命にヒカリの先を見つめるのだ。
ヒカリの先は、キラキラした世界でもなく、素敵な未来でもなく、満足な世界でもなく、、ひとつの愛だった。
若い頃には分からなかった愛。幸せなことに、2人に愛されたことは、私のヒカリだったのね。
だから自分を好きでいられた。そう。これは私のヒカリの先の話。歳を重ね重ねていくうちに、腑に落ちることが増えていく。なんて幸せな感覚なんだろうと思う。きっと、これから もっと新しい事を知るのだろう。光には影があるように。生きることと死ぬことと。これは離すことの出来ない二つだから。
ヒカリを見る度に、感謝の気持ちも生まれるからか、どんな時も光を感じて生きようと思っている。
今日も皆さんの幸せを祈って。thanks!
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