自尊心が低いまま大人になった。
※この話は実経験に基づく持論です。
大人になってから困るのは、
親も自分の性格も影響していると思う。
親の影響
子どもの自尊心は
親の教育方針に影響されていることを今になって感じる。
忙しさなどで親の心に余裕がなくなると、
そのストレスを子どもに向ける。
親はそれで心が満たされていたのだと思う。
母が働き始めて以来、私はよく怒られていた。
今思えば、ひたすら価値観の押し付けもされてきていた。
また、過干渉な両親だった。
裏を返せば
子どもを信用できていない
子どもの可能性をとても狭めている
ということ。
私は見事に何もできない子になっていた。
その両面で、
いつのまにか
“自分”というものが分からなくなっていった。
子ども自身の性格の影響
子どもが生まれ持った性格が素直で自発的であれば、親になにを言われようと言い返す・無視するなどで“反抗する”ことができるのだろうし、ストレスは仲の良い友達と遊ぶことで吹き飛ばせる。
そして、自分の意思を持って自立する大人に育つのだと思う。
親としては悲しいのだろうけど、反抗期こそが子どもの自我の成長に役立っているはず。
逆に、私のように内省的で消極的であると、
親に怒られると“受け止める"しかなく、泣くことでストレスを消化しようとする。
反抗期はなく、親も子どもも互いに依存する状態が続く。
その結果、人の顔色を疑いながら生きる大人になって段々と真面目に生きる毎日に不満を抱くようになっていくんだと思う。
素直になれない大人になるのは辛い。
大人になって、社会人になって苦労するのは、
親の責任もであり、自分のせいでもある。
改めてそう感じた。
そんなことを言っても、
親のせいにしたところで自分は変わらないし、
過去や生まれ持った性格も変えられないので、
気づいた時から自分の意識で変えていくしかない。
自分が変わるかそのままでいるかは自分次第。
自分の意思を尊重できるように
少しずつでも言い聞かせて、
消極的なこれまでの概念を覆せるような幸せが
訪れますように。
ちなみに…
ぽむ家は、
両親とも自由人すぎるので、とにかく振り回されていた。
二人ともよく喋るし頑固なのでよく意見のぶつかり合いをしていた。
外交的だし、器用で行動力がすごくあるタイプの親。(だから子どもにやらせる以前に何でもやってしまった結果が“過干渉”になっていたのかも?)
とにかく私とは対極の性格。(弟も私と同じく控えめタイプ。)
大学以来、私は一人暮らしで親と離れてる。
たまに会っているけど、親はマイルドになってきて、私も言いたいことは言うようになってきたし、普通に仲は良い。
ただ、一緒に暮らすとなるとまた何かとイラつかれて怒られる気がするので一人暮らしが1番。
たまに会うくらいが良い。
一人暮らしをし始めてからはお互いに依存しすぎるのも止めようと思い始めた。
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