アーモンドの花咲く春 サマルカンドのナウルーズ祭り
巴旦杏キャラバン隊の旅の跡
西域からの花の路かな
旬短歌で、短歌にはまってしまって、
旬でない短歌を、詠みました。
季節はずれで、すみません。
最近読んだ書籍や、Wikipediaからの感想と思ってください。
(専門家では無いので勘違いがありましたら、また、追記します)
とても感動した話に、春まで待てず、歌を詠んでみました。
巴旦杏とは、ハタンキョウと読み、アーモンドの事です。
ナウルーズとは、ウズベキスタン、サマルカンドの春分の頃を祝う祭りです。
アーモンドは、中央ユーラシアからアラブ方向すなわち、西域が原産と言われます。
古代のシルクロードの旅人は、乾燥地帯でもよく育つ、アーモンドを携帯食としていました。
そして、キャラバン隊が食べる時に落としたアーモンドは、時が来て発芽し、何年後かに、このキャラバン隊の通った跡にアーモンドの花が咲いたと言います。
こうしてアーモンドの生息域は自然と広がったと言う話がありました。
ちなみに、桃とアーモンドは親戚で、降雨量の多い地域では桃。乾燥地帯ではアーモンドが育つのだそうです。
「同じ種から」というわけではありません。
長い植物の進化の話です。
植物も気候風土で、多様な進化を遂げてきた事にもロマンを感じます。
アーモンドの実は、桃を平べったくした様な形をしているそうです。
扁桃とは、アーモンドの和名です。
この沙漠の重要な保存食にもなるアーモンドは、中央ユーラシアの住宅の庭先にも植えられてもいるとの事。
春には一斉に、杏やスモモ、アーモンドの花が咲いて美しいのだそうです。
いつか、このナウルーズ祭りの頃のサマルカンドを旅してみたい。
行くところは、世界中、日本中、たくさんありそうです。
そんな事を考えながら、暑い夏を過ごしております。
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