物を手放す基準。「いつか使うだろう」の期待が、逆にストレスになっていた
ゴールデンウイークは、実家に帰省していました。
5月6日に、自宅に戻りました。帰省で使った荷物を片付ける時、
「自宅のスペースが手狭になってきたな」と思いました。
「よし、今日は帰省の荷物を片付けながら、少し不要なものを捨てよう」と、家の片付けもすることにしました。
部屋の一角に、あまり手をつけていない物があったので、それを整理することにしました。
〇 転勤族。引っ越しの節目で、物を手放してきたつもり
2年前に、転勤で大阪に引っ越してきました。引っ越しの節目で、不要なものは思い切って手放してきたつもりです。
日常生活でも、不要なものはあまり持たないように意識してきました。
でも、今住んでいるマンションは何だか手狭に感じてきました。
息子が成長してきて、車のおもちゃが増えるなど生活スタイルは変化してきましたが、それにしても手狭です。
「節目節目で、意識して物を手放してきた。でも物が一杯なのは何故だろう?」
〇 部屋の一角に、あまり手を付けていない物があった
部屋の一角にあまり手を付けていない荷物があったので、それを整理することにしました。
「そういえば、この荷物はなぜ今まで整理していなかったのだろう?」
今まで整理していなかった理由を思い出すことにしました。
内容はプライベートな事なので詳しくは書きませんが、その荷物たちは、
「またいつか使うだろう♪」と思って、取っておいた物でした。
取っておいた当時は、いつか使うことに期待していて、ポジティブな気持ちで保管していました。
でも、数年と過ぎるうちに、「まだ使う日が来ていないじゃん・・」と焦り、その荷物たちを持っていることが逆にストレスになっていました。
「そうか、この荷物たちに対する認識について、時が経つにつれて変わってきたんだな・・。」
と、今気付きました。
〇 この荷物たちを持ち続けるか?
今、改めてこの荷物たちを持ち続けるかどうか考えてみました。
今後、使うかどうか分からないものをストレスを感じながら保管しておくのなら、処分しても良いかな、と思うようになりました。
この先もし必要になったら、新しいものを買えば良いか♪と思いました。
今までは、「せっかく買ったのだから、処分するともったいない」と思っていました。でも実際には、将来改めて買ったとしてもそんなに高額ではないかも!?しれません。
手放すことで「買った時のお金がもったいない」というよりも、「またいつか使う」という期待を手放すことがもったいなかったのだと思います。
とりあえず、「今」楽しめるかどうかを基準にして、物を処分するかどうか検討してみました。
今回は、45ℓのゴミ袋にして、4袋の物を処分することにしました。
結果・・今まで期待して保管していたものを手放すのは少し寂しい気もしましたが、スッキリした気持ちもあります。
〇 おわりに
「帰省で使った荷物を片付けよう」と気軽に整理するつもりが、意外にも自分の気持ちと向き合って、物を処分するかどうか考える時間になりました。
物を所持するか手放すかの基準は、時間の経過によっても変わってくるのかもしれません。
今後は物を手放す基準を、そのつど自分に問いかけてみたいと思います。
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