収納問題について
家を建てた後で、一番後悔で多い問題は、収納です。
収納に関する失敗例として、圧倒的に多いのが「収納が足りなかった」という声です。収納問題に悩まないためには3つ考えなければいけません。
家を建てるときに収納は基本的に収納スペースを多めに作っておくのが最良です。いくら片付けるのが上手でも、そもそも収納スペースがあまりに不足していてはどうしようもありません。一般的に住宅の延べ床面積の13~15%程度は収納スペースが必要と言われています。
収納を如何に限られたスペース、ネットでデッドスペースも活かして上手行うかのスキル情報は得られるので、収納ノウハウを持つほうがよいでしょう。
収納のスペースがあっても、どこにどのような位置に収納スペースを設けるかが重要です。それぞれ使うものと、使う場所や頻度に応じて適切な収納場所が必要になります。使う頻度の高いものを使う場所から遠いところに設けても不便で、すぐに散らかってしまう原因になってしまいます。
年を重ね、家族が増えたりで、物は増えていくものです。収納するスペースの必要性は増していきます。家を建てるとき、大半の方が『収納』を減らして減額を考えます。結果として住んでから収納不足が起こります。費用に換算すると1坪=2畳の収納で50万円程度のコストは安くはありません。しかし、長い目で見て比較的頻繁に使うものも近いところにスッキリ収納できるように各階や特にキッチンなどの収納の設置を考えたほうがいいでしょう。家具やモノが置かれていない見える面が多い部屋ほどスッキリとキレイに見えるものです。特に狭いリビングは、モノがない面を増やすのがコツです。そのため、リビングは、本当に必要な収納スペースを考える必要があります。
三澤邦浩
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