アドラー心理学×幸福学でつかむ! 幸せに生きる方法
「こんな方にオススメ」
・幸せに生きるためのヒントを探している人
・アドラー心理学や幸福学に興味がある人
・人間関係を改善したい人
①アドラー心理学の基礎知識
(1)自己受容
自分の良い所も、ダメな欠点も含めてOKを出せること。
(2)他者信頼
周りの人を信頼できること。
(3)貢献感
周りの人に役に立てているという感覚。
この3つが高ければ高いほど、共同体感覚が満たされ、人は幸せを感じることができます。
②原因論より目的論
「注意する」ときの原因論と目的論の違い。
■原因論
誠実で、思いやりがあって、努力家で、・・・といい所をたくさん挙げつつ「でも退屈な人だ」と言ったとしたら、「よしわかった、退屈さを直そう」と思える人はめったにいません。
アドラーは「意識を向けたところが強化される」と言っています。
つまり「退屈だ」と言われ続けると、どんどん退屈な人になってしまうのです。
なぜなら、言われた人は「昔からそういうところがあるのかもしれないな」と悪い所を探しに行ってしまうのです。
■目的論
目的論は悪い所に意識を向けるのではなく、その反対に意識を向けるのです。
「退屈」の反対は「楽しい・ロマンチック」とかでしょうか。
そう決めたら、そこに意識を向けて、強化するようにして決めます。
つまり、悪い所の逆(退屈ならば、楽しい・ロマンチック)が発生しているところを指摘すると、意識がそちらに向き、悪い所の逆の発生率が高まる、というわけです。
この例で言えば「去年のクリスマスにもらった手書きのカードは嬉しかった」と伝えます。
言われた人は、嬉しくなって「今年もあげようかな」なんて自然に思えるのではないでしょうか。
少なくとも、原因論のときのように反発する気持ちは湧きにくくなると思います。
③Yes butではなく、Yes andで話す
ちなみに「目的論」で話すときは、Yes but(それいいね。けれど、ここはダメ)ではなく、Yes and(それいいね。そして、これをしてくれたらさらに嬉しい)という言い方にするのがポイント。
④原因論が有効な2つの例外
実は「原因論」が有効なケースが2つあります。
1つ目は、尊敬や信頼がある場合です。明確な上下関係と言ってもいいでしょう。
2つ目は、志が高い場合です。
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