100種以上の香りを開発したメーカーが語る!香りの組み立て方
全人類が好きと言っても過言ではない、「いい匂いがする女の子」。もちろん私も大好きです。
ラブコスメは創業からの19年間で100種を超えるフレーバーを開発してきました。今も年間2桁以上の新フレーバーを開発しています。
特に香り系の商品で人気なのがベッド専用香水「リビドー」。
「ベッド専用香水?なんでベッド専用なの?」と普通の香水との違いが判らない方もいらっしゃるはず。そこで今回は、知っているようで知らない香水の基礎知識から、リビドーのこだわりについてじっくり説明していきます!
そこで今日はラブコスメの開発室OL瀬戸内望が、知っているようで知らない香水の基本や、人気商品リビドーのこだわりについてお話したいと思います。リビドーを「ただのフェロモン香水」って思ってる方にも、是非違いを知ってもらえれば嬉しいです!
知っているようで知らない香水の基本
香調(ノート)
香水の商品ページで良く見る三角形。香調(こうちょう)説明といいます。香水の香りのことを香調/ノートといい、時間の経過とともにトップノート→ミドルノート→ラストノートと香りが変わっていきます。その変化を具体的に表したものが香調説明です。(必ずしも三角形の図である必要はないのですが、わかりやすいのでよく使われていますね!)
香りが変化する理由
でもなぜ香りは変化するのでしょう?それは香りによって、揮発するスピードが違うからです。トップノートは揮発が早く、広がりやすい香り。ラストノートは揮発が遅くて残りやすい香りとなっています。以下にまとめてみました。
トップノート…シトラス、グリーン、フルーティーなど
ミドルノート…フローラルなど
ラスト(ベース)ノート…オリエンタル、ウッディ、バニラ、ムスク、アンバーなど
なお、それぞれのノートが香る時間はこんな感じです。もちろん香水の種類によって異なります。
トップノート…10〜30分程度
ミドルノート…30〜1時間程度
ラスト(ベース)ノート…2〜3 時間程度
参考:化粧品検定1級対策テキスト
つまり、爽やかな柑橘系の香りだけで香水を作ろうとすると香りが全く続かない香水になりますし、甘くて重たいバニラの香りだけだと香りが全く広がりません。何よりそれぞれの香りに深みがなくなって単調でつまらない香りになってしまい、香水として成り立たなくなってしまうんです…。
ベッド専用香水リビドーのこだわり
さて一般的な香水の香り立ちについて確認したところで、ベッド専用香水リビドーが他の香水とどう違うのか、お話しましょう。一般的な香水との違いは大きく3つあります。
こだわり1
官能性を高める成分を配合
リビドーには2つのセクシャルなイメージを持った成分を配合しています。ひとつはフェロモン成分、オスモフェリン。女性から作り出される物質。男性がオスモフェリンを嗅ぐと男性ホルモンに影響を与えると言われています。もうひとつが、イランイラン花油です。
イランイランはインドネシア原産の黄色く美しい花。その精油は催淫作用があると言われており、インドネシアでは新婚初夜にイランイランの花をベッドに撒く風習があるそうです(素敵!)。なお、どちらも強く香らせる必要はないため、メインの香りにはほとんど影響しません。
…これだけだと「普通のフェロモン香水と一緒じゃん!」って思うかもしれませんね。でも我々のこだわりはこれだけじゃないんです。
こだわり2
ラブタイムに合わせて変化
先程お話した通り、香りの変化は香水に奥行きを持たせる大切な要素の一つです。ラブコスメではメインの香りがより引き立つように、他の香りを組み合わせたり、同じ香りでも複数の香料を組み合わせて香りづくりを行っています。
そしてリビドーは「ベッド専用香水」。つまりラブタイムに合わせて香りが変化するのです。日本人のラブタイムの平均時間は約1時間と言われています。もちろん1時間ずっと同じことをしているわけではなく、事前のいちゃいちゃ→本番→事後のまったりと、行為も変化しますね。
…勘の良い方はお気付きになりましたでしょうか?
そう!リビドーは、1時間の中でも盛り上がり合った香りに変化するのです!
トップノート..…いちゃいちゃ(事前)
ミドルノート…本番
ラストノート..…まったり(事後)
こだわり3
清潔感の代名詞シャボン
リビドーの定番フレーバーはベリーロゼ・ディープマスカット・イノセントオレンジの3種類。ですが、限定商品で様々なフレーバーを発売しています。フルーツ系が多いですが、スイーツ系やフローラル系、イメージ系(告白、雨、ピンクムスクなど具体的な香りの無いもの)も人気です。
様々な香りはあれど、基本的にベースの香りはシャボン系の香料を採用しています。なぜかって?結局男性はお風呂上がりの女の子の匂いが好きだから!!!
特にベッドシーンでは2人の距離も近いですよね。香水の香りを強く感じてしまうと男性にあまり良い印象を与えないかもしれません。もっと自然に「え?私は元からこの匂いですけど?」くらいが丁度いいんです。
シャボンはベースの香りとして使っているので、いちゃいちゃ〜本番までは2人の官能性を高めるメインの香りが強く感じられます。シャボンがその真価を発揮するのは、終わった後のまったりタイム。汗をかいたのに、「あれ?うちの彼女お風呂上がりの匂いする…!」なんて思わせたら、もう勝ち。清潔感は正義。
もちろん万能シャボンといえど、メインの香りとの相性があります。イマイチ合わないときは、シャボンの量を工夫したり、シャボンを想起させるような軽さがある香料を使って、コンセプトに沿うように作っています。
なんと2023年の福袋は「ヴィーナス」をコンセプトに、ラブコスメが作る究極のシャボンを目指して、3種のシャボンの香りで発売。まるで女神のような美しさを手に入れたい!そんな方は「ヴィーナス福袋」をチェック!
終わりに
今日は香水の基本と、ベッド専用香水リビドーについて紹介しました。いかがでしたか?「とりあえずフェロモンを入れた怪しい香水」というイメージが少しでも変わっていたら嬉しいです(笑)
今最もアツいのは1/6発売 オリエンタル!
まるで旅先のような、非日常な空間で、パートナーと素敵な夜を過ごしていただければと思います。
また定番フレーバーで最も人気の香りは、やはりベリーロゼ。
男性に聞くと個人的統計で100%、好きな匂いと言われます。実は定番フレーバー3種(ベリーロゼ・ディープマスカット・イノセントオレンジ)はムエットで香り確認もできるのでお気に入りを探してみてください。
→詳細はこちら
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