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ウィーンの街中のベンチでケバブを食べながら、孤独と向き合い、隣のおじちゃんと話した日。

こんにちは!まろです。

今回の街は、オーストリアのウィーン!
あなたはウィーンと聞いて、
何を思い浮かべますか??

芸術の街ウィーンで1人ケバブを食べながら、
となりのおじちゃんとお話をした話を。

少し脱線で、noteの他にも、忘れたくない
旅の思い出をコラージュしてます。

旅先で集めたチケットやパンフレットや、
時には箸袋を切り貼りして。



ぜひ、こちらのコラージュの
インスタのアカウントも
見てみてください^^

(ここから飛べます!)

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また、このような旅のコラージュや
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作成もお仕事としてココナラでお受けしています。

人生や日々の歩みは、実感できず、
薄れていく川の流れのようで。

そんなあなたのこれまでの
日々や、旅や、頑張りや、美しい思い出たちを
"アルバム"という形で残しませんか?

ご両親や祖父母の長生きの人生アルバム、
友達へのプレゼントにもぜひ。

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それでは本編に戻って、
スタート!

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芸術の都、ウィーン。
音楽や美術、オペラに建築。

ウィーン初日。
夜に到着し、ウィーンに留学中の
タイ人の友達と合流。

この子の家に4泊ほど泊めてもらい、
そのまま一緒にイタリア、ギリシャと
旅をする予定でいた。

その日はそのままスーパーに行って、
いろいろ料理を作って
もてなしてくれた。

オーブンのついたキッチンで、
細いにんじんや野菜に
塩とオリーブオイルをかけて焼いたり、

隣にスパイスをかけたチキン、
そしてパスタにワイン。

Theヨーロッパの家庭の晩ごはんという感じで
とても美味しかった。

キッチンが違えば、食文化が違う。

オーブンで焼くだけ、
味付けもシンプルなのに、
素材が引き立ちとっても美味しい。

オーブンでこういう料理をするのに
憧れていたので、うれしい体験。

将来は絶対オーブンのある
家に住みたいな。

次の日、友達は用事があるので
夜まで一人でウィーンの街を
ぶらぶらすることに。

とりあえず、教会のある
旧市街地の街の中心に出てみる。

観光客でごった返しているのかと
思ったら、意外と街で暮らす
ビジネスマンもいた。

有名な教会もあるが、
なぜかそんな気分にはならなかった。

あてもなく、メイン通りを
ふらふらと歩く。

移動の疲れと、
ヨーロッパの街並みへの
感動が薄れてきて、
すぐに飽きてしまった。

散歩は好きだが、
7月と熱く、座りたい気分。

小腹も空いたけど、
レストランでかしこまって
食べるのも疲れちゃう。

どうしようかとボーっとしていると、
繁盛してるケバブ屋さんを見つけた。

よし、ケバブをテイクアウトして、
その辺のベンチで食べよう。

大学生の貧乏旅行、
3.5ユーロというその安さもありがたかった。

気分が乗らないときに
物価の高い場所で
なんともないものを食べるのは
もったいないのだ。

そんなとき、
ケバブは肉と野菜も入っていて、

しかも日本ではあまりメジャーではないから、
カップ麺のように海外で食べるのはもったいない
と、後ろめたい気持ちにもならない
ありがたい存在だった。

にこやかで明るい店主から、
何を言ってるかはわからないが、
元気をもらう。

笑顔は万国共通だ。
相手も笑顔にさせるパワーがある。

おまけに中国かどこの国のか
分からないあめちゃんもくれた。


またメイン通りに出て、
眺めのいいベンチに腰掛ける。


ケバブは山盛り具だくさん。
ポーランドのケバブは、
何かよくわからない成形肉だったけど、

ここのケバブはチキンが入っていた。

しかも素揚げされており、
めちゃくちゃ美味しい。

いい店だな、と感謝と幸せな気持で
ケバブをぺろりと食べ終える。

◇◇◇◇◇◇

教会と街並みが見える。

せわしなく街の人々が行き交う。

みんなそれぞれやることがあり、
目的があり、何かをして生きている。

仕事をしたり、友達と会ったり、
家族と過ごしたり。

ひとり旅をしていると、
自分は部外者のような気がしてくる。

この街の、この世界の営みとは
何も関係のない自分。

映画の中に紛れて入ってしまったような、
世界からあなたは関係ない人だよ、と
言われているような孤独に襲われる。

旅は好きでも、
その孤独と向き合う時間は幸せを感じられない。

ひとり旅をしていると、
わたしは今何をしているのか、
何のために生きているのか、

そんな孤独と向き合わなければ
いけない時間が増える。

それは辛くもあり、寂しくもあり、
解放されるようでもある、不思議な時間。


ベンチの隣に、6~70歳くらいの
おじちゃんが腰掛ける。

この街に馴染んでいない、
キャッキャッと観光もせず、
ボーっとベンチに座っている
若い女の子がめずらしかったのだろう。

おじちゃんは話しかけてくれる。
どこから来たの?
何をしてたの?

少しだけ世界との関わりを
取り戻したような感覚になる。

おじちゃんの話は面白かった。
おじちゃんも旅が好きで、
定住したい土地を見つけるまで
暮らしながら旅をしているそう。

エンジニアか何かで、
世界のどこでも仕事ができるし、
どこでも職は見つかるという。

南米、アジア、ヨーロッパなど、
気になった国や街に
1年ずつくらい住んでを繰り返し、
何十年にもなるという。

わたしもヨーロッパを旅していて、
観光ではなく、3ヶ月とか半年とか1年とか、
その国や土地で暮らしてみたい、
そんな旅がしたいと思っていた。

まさに暮らしながら旅をしている
おじちゃんだった。

一見普通そうに見える、
小柄のなんともないおじちゃんに、
そんなに多くの冒険が詰まっているのが
カッコよく、面白かった。

70歳になっても、まだまだ
一生ここに住みたいと思える土地を
探している途中というのも、
なんだか面白くて、カッコよかった。

少しして、おじちゃんは別れを伝え
またどこかへ歩き出した。

また孤独と向き合う時間になったが、
世界が少し違って見えた。

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オススメ5選!とかではなく、
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ありがとうございました!!

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