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自分の価値

ちょっと前にね、
自分の価値はそうそう変わらないんだなってことに気づいたんです。

たとえばね、
私の価値が、
風呂桶に8分目くらい入ってるとします。

何かやらなきゃいけないことを頑張ってちゃーんとやって、
増える価値はようやく一滴分くらい。

逆に、
やらないことで減る価値も一滴分くらい。

どっちにしたって、風呂桶は、相変わらず八分目です。


先日、稲盛和夫さんが亡くなりましたね。
尊敬してた人のひとりです。
稲盛さんみたいにね、
「経営危機の日本航空を救った!」くらいのことをしたら、
風呂桶が一気に満タンってこともあるかもしれないですよ。

逆に、
殺人でも犯した!なんてことになったら、
風呂桶は一気にすっからかんになるかもしれません。


でもね、
私たちは凡人ですから、
そんなことはどっちにしろ、やろうと思ってもできません。

風呂桶の水は、
増える時も、減る時も、せいぜい数滴ずつ。
それが凡人の風呂桶です。

だからね、
できた!とかできない!とか一喜一憂しなくていいんです。
いずれにしてもたいしたことじゃないから。

なのに、
私を含めた多くの凡人たちって、
本当〜っにまじめなんですよね。

なんとか風呂桶を満タンにしたくて、
日々努力していて、
たまに一滴でも減ろうもんなら、
もう生きていたくないってくらいに嘆き悲しむ。

なんとかして風呂桶の価値を増やしたい。

ほんとに一滴ずつしか増えないなら、
一体どうやって満タンにするの?
一生かかっても満タンにできないの?


極めて簡単です。

自分の風呂桶は満タンだ、と決めるんですよ。
今の瞬間に。


その風呂桶は、
そもそも自分だけの概念です。
だれかに証拠を見せろと迫られることもありません。

自分の風呂桶は満タン。
とにかくそう決めちゃいましょう。
今すぐに。

誰かになにか言われても、
私の風呂桶の状態は変わりません。
変えさせません。
そういう断固とした決意で、
自分の満タンの風呂桶を守る。


そしてね、風呂桶が満タンだと、オマケがあります。

満タンな風呂桶からあふれる分は、人に分けたくなります。
これは、どうやら人間の性らしい。

あふれた分を人に分けてると、
風呂桶の底からどんどん価値が湧き出します。

だからね、
満タンになって溢れたら、いつか人に分けよう!…ではなくて、
今すでに満タンなんだから、
今すぐ人に分けましょう。



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