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子供のためのルーブル美術館(1) わたしの青い目は

メソポタミア Fondation et premier royaume de Mari



いまから4500年前ねんまえ わたしはまれた

名前なまえは エビフ・イル

どんなふくているかって

ひつじののたばでできたスカート、カウナケス

とりのはねのようにはなびらのようにえないか 
にいりだ

わたし

  © Musée du Louvre / Raphaël Chipault 

しろかいがらと、あおいしのラピスラズリ


わたし友人ゆうじん紹介しょうかいしよう
彼女かのじょはカファドジェにんでいる

なんと うつくしい人だろう
彼女かのじょはおそらくあそこにあるのだ

かげりのないふかいずみ緑色みどりいろだった

こえないか?

わたしはこうやってずっといてている


むかしむかしの
ユーフラテス川が ながれるおと



マリ 
紀元前2350年頃、アルカイック王朝時代
女神イシュタルの神殿から出土 肩に刻まれた銘文から、その名前、役割、像を奉納した女神がわかる:この碑文は楔形文字で、アッカド語を書き写したものである。行政、軍事、宗教の高官。神の前に立って手を組み、祈りと謙遜の念を表しているが、座っているのは彼の社会的地位の高さを示している。衣服は「カウナケス」と呼ばれ、羊の毛皮のような毛束でできている。背中には、動物の尾を思わせる太い芯がある。

musée du louvre


Tête féminine

Calcaire
Dynasties archaïques Il, vers 2700 av J.-
Khafadjé
女性の頭像 紀元前2700
カファドジェ

Éléments de statues à composites
Yeux pour incrustation, élément de chevelure et languettes pour former les mèches de pelage de statues animales Coquille, schiste et bronze
Proviennent du temple de la déesse Ishtar
コンポジット用スタチューエレメント
インレイ用アイズ、タブ用アイズ
貝殻、頁岩、青銅
女神イシュタルの神殿からのもの

お読みいただきありがとうございました。
ルーブル美術館の中庭に面したメソポタミア展示の部屋で、美しく、そして思いがけず小さな像ですが保存状態が良く、とても人気のエビフイルをご紹介しました。

本ブログ子供のための「はじめての美術館」でご紹介している内容は美術館発信の事実に基づいたものをお話にしています。


ルーブル美術館メソポタミアで最も古い展示品のお話。
世界初の王様の大事なものはなんでしょう。


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