子供のためのルーブル美術館(1) わたしの青い目は
メソポタミア Fondation et premier royaume de Mari
今から4500年まえ わたしはうまれた
なまえは エビフ・イル
どんなふくをきているかって
ひつじの毛のたばでできた
スカート、カウナケス
とりのはねのように 花びらのように
見えないか おきにいりだ
わたしの目
白い貝がらと、
青い石のラピスラズリ
私の友人を紹介しよう
彼女はカファドジェに住んでいる
なんと うつくしい人だろう
彼女の目はおそらく
あそこにあるのだ
かげりのない深い泉の色だった
きこえないか?
こうやって
ずっときいている
むかしむかしの
ユーフラテス川が 流れる音を
Tête féminine
Calcaire
Dynasties archaïques Il, vers 2700 av J.-
Khafadjé
女性の頭像 紀元前2700
カファドジェ
Éléments de statues à composites
Yeux pour incrustation, élément de chevelure et languettes pour former les mèches de pelage de statues animales Coquille, schiste et bronze
Proviennent du temple de la déesse Ishtar
コンポジット用スタチューエレメント
インレイ用アイズ、タブ用アイズ
貝殻、頁岩、青銅
女神イシュタルの神殿からのもの
お読みいただきありがとうございました。
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ルーブル美術館メソポタミアで最も古い展示品のお話。
世界初の王様の大事なものはなんでしょう。
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