見出し画像

読書記録#9 『金持ち父さん貧乏父さん』

こんにちは。リリーです。
会社員卒業&独立に向けて行動したいけど、いまいちイメージが湧かない問題。

目的地に向かうイメージを持つために、まずは50冊読書をしています。
今日は9冊目、独立を考える人が読むべき本の定本のひとつ、ロバートキヨサキ氏の『金持ち父さん貧乏父さん』です。

1990年代に初版が発売されていること、また著者がアメリカ人であることから、今の日本でビジネスするために具体的な事例を学びたい方は別の本と併用がよいと思いますが、成功している経営者や投資家の考え方やマインドセットについて知りたい方はぜひ1度は目を通してほしい1冊です。

『金持ち父さん貧乏父さん』

『金持ち父さん貧乏父さん』では、金持ち父さん、貧乏父さんを比較しながら、金持ち父さんの思考やマインドを紹介しています。

ESBIというフレームワークが有名ですね。
つまりE(Emplyee雇用されている人)のままだと、構造的にお金持ちにはなれなくて、S(self-employee自営業)、B(Business ownerビジネスオーナー)、I(Investor投資家)のステップを登っていく必要があるというフレームワークです。

この本は、記事では到底書ききれないほど、様々なエッセンスが詰まっていますが、その中でも私が特に印象に残ったことを2つにしぼってご紹介します。

1.金持ちはお金のために働かない

「金持ちはお金のために働かない」

このフレーズを見たとき、

「わ!私、お金のために働いているかも。貧乏母さんだ!」

と思わず、心の中で叫んでいました。

もちろん、仕事の報酬はお金だけではないのですが、それでもやはり働く理由の一番は「お金」と言わざるを得ないからです。

貧乏マインドですねw

著者は言います。

貧乏父さんは、恐怖と欲望の罠にかかっていると。

基本的には、多くの人は「働かないとお金がなくなり支払いができなくなる」「がんばれば昇級できる」「安定した仕事に就きたい」など、恐怖と欲望という感情に突き動かされて毎日毎日働いているのだと。まさに「人参を追いかける馬」。

では、貧乏父さんは恐怖と欲望から「お金のために働く」一方、金持ち父さんはどんなマインドなのか?

・恐怖と欲望という感情で動くのではなく、客観的に観察して考える
お金の知識がある
・その知識を使い、お金を自分のために働かせる


金持ち父さんは、下記のようにように自問します。
・もっと一生懸命働くことが、この問題を解決するのに一番いい方法なのだろうか?
・自分に見えてない事が何かあるんじゃないか?

会社員だけの世界にどっぷりつかっている私には、まだまだ見えていないことがたくさんありそうです。

2.「家」は「資産」ではなく「負債」

家は「資産」ではなく「負債」。
確かに中古マンションを購入してみて、薄々そんな感覚でしたが、その感覚を言語化してもらったような気持ちです。

会計を学んだ方は家を購入したら「資産」として計上するのが常識かと思いますが、ロバート氏の資産と負債の定義に当てはめると負債となります。

ロバート氏の「資産」「負債」の定義
・資産は私のポケットにお金を入れてくれる
・負債は私のポケットからお金をとっていく

つまり、賃貸に出すなど「稼ぐ家」である場合を除いて、家は管理費や固定資産税など「私のポケットからお金をとっていく」存在、つまり「負債」であるという考え方です。

貧乏父さんは、負債と資産だと勘違いし、負債を増やすといいます。

一方、金持ち父さんの考え方は下記の通り。
・負債を減らし、資産を増やす
・その増えた資産が収入を生み、あまったお金がまた資産となる(資産→収入→資産・・・と循環してどんどんお金持ちになる)

私のポケットにお金を入れてくれるものは何?→増やす
私のポケットからお金をとっていくものは何?→減らす

というマインドを持つことで、行動が変わりそうですね。

私が今できることとして、まずは自家用車(ポケットからお金をとっていく負債)を1台手放そう。。。
自家用車はワンオペ育児の強い味方ですが、代わり(カーシェア、送迎サポートなど)が見つかればできるかな?と思います。あと、会社員やめて時間の自由度が高まれば、車なし生活も可能かも?


『金持ち父さん貧乏父さん』をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

すべてここでは書ききれないし、また、まだまだ理解が浅いなと思うこともこの本にはたくさん詰まっていました。
家の本棚に置いて、じっくりと読み込んでいきたい1冊です。

最後までお読みいただきありがとうございました。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?