自分はなんなんか、を感じること

「自分は何のために生まれてきたのか？」
物心ついた時からいつも考えていた。
算命学、西洋占星術、スピリチュアル、未来の見える忍者、神様と繋がれる人etc.「外」に頼り続ける30年間だった。
内容を聞くたびに、多分きっと自分はこんな人間なんだろうな〜とは思いつつ、いつも腑に落ちない。どこか他人事のような感覚。
そしていつまでも現実にならないから、焦る→また色んな「外」に答えを求め続ける→現実が形づくられないことにフラストレーションを感じ続ける…
翻弄される人生だった。
いつも不安で、不満げで、楽しくなくて、厭世感たっぷり、感情に支配され、食は乱れ、肌は荒れ、便秘続き…の”最悪”な時間をたくさん過ごした。
自己不信のループ━━

2023年11月8日、カラダとココロが行きたい！と訴えてきた（この感覚、マジ大事）とあるイベントへ行くため、大阪へ。
生まれて初めてのひとり旅、子どもたち抜きの本当に一人の日帰り旅だった。
その帰りの新幹線の中でだった。

「あ、これだ！！自分のやりたかったこと！！！！」

フルフルとカラダとココロが震えた（またきたこれ）。
いままでの自分が無意識に打ってきた点と点が線になった瞬間だった。
いわゆる、”降ってきた”というやつだと思う。
掴み取るというか、自分のなかにすでにあったものを想い出せたという方がしっくりくる。
藤井風くんも言っていたけど、「答えは全部自分のなかにあるから」というのを体感した瞬間でもあった。

それ以来、モヤが開けたように晴々しく、楽しくて、充実感で満ち溢れ、豊かで、健やかで、ヘルシーな”最幸”な時間を過ごすことができている。
なにより、自分を信じることができている。めっちゃシアワセ。

外に求めたい気持ちはとてもよくわかる。
だって、自分で答えを探すってめちゃくちゃ面倒だし、非効率じゃない？
すでにわかっているなら、スムーズに人生を歩みたいし、神さま占いさま忍者さま、もう教えてよ！という気持ちもすごいわかる。

でも、これって自分のことを大切に思っているようで、めっちゃ他人事な上に無責任に雑巾みたいに扱っているんだよな。

この他力本願を捨て去らない限り、いつも何かに依存しているから、
不安定になる、いつまでも自信をもてない、ひとのせい・外のせいばかりするから楽しくない、ココロ荒む..
以前のわたしみたいになります。
もうこういうしんどい思いをするのは、今世でわたし最後にしてほしいって本当に思います。

占い、統計学etc.から導かれる自分の特性は、自分のなかに確かにエッセンスとしてあります。
でも、その”答え”に自分を強引に、無理なタイミングで押し込めようとしていないか？
自分のカラダの意思、自分のココロの意思、気持ちをないがしろにしていないか？

「外」が悪いんじゃなくて、使い方を誤るとマズいということ。翻弄されるものではなく、うまく使っていくことが大事で、味方につけるかは自分の在り方次第。

そしてなにより、まず自分はなんなのかを知ることが、「自分はなんのために生まれてきたのか」を知るのに不可欠だということです。
自分を信じ、責任をもって豊かに生きることにも不可欠です。
マジ重要です。

その自分はなんなんかを知るために、まずはカラダを整え、五感をフル活性化させ、目と感覚で自分をキャッチできるようになる練習を。
カラダは、ニキビや痒みや冷えや痛みやら、いろんなサインをわかりやすく出してくれています。
でも、そのサインに気づけていますか？

自分はなんなんか、を感じ、自分の軸を浮かび上がらせ、それを認識し、意識に落とし込んで、アクションしていくこと。
この連続で人生はつくられていくのだと、自分でつくっていくものなのだと思います。

ココロとマインドは長期戦になるので、まずカラダ。
カラダの中でもまず、五感。五感の中でもまず味覚。
一番日常に、生きることに密接している感覚ではないでしょうか？
感じる練習にもってこいです。

まず、今健康ですか？
そもそも健康ってどんな状態のこと？
いつも食べているものは本当にカラダとココロにとって美味しいもの？
脳みそで食べてない？
癖で食べてない？
甘いもの、毎日食べてない？
辛いもの、毎日食べてない？

一度自分と向き合って、自分はなんなんか、を感じるために、
まずカラダと五感をリセットしましょ！
話はそこからです！

考えることは得意でも、感じることがおざなりになってきている現代人。
感じる力、今後マジで大事になってくると思われます。

読んでくださってありがとう、感謝です。